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歯学部の志望理由って??
別に大したことではないのですが、ずっと前から気になっていたので質問させてください。 大学で、歯学部を志望する人って、どういう理由で志望するのでしょうか?? 子どもの頃虫歯をよくしていて、歯医者さんに言っているうちにあこがれたとか… 歯の病気で命を落としそうになったことがあるとか… 歯がすごく好きだとか… ぱっと思いつくのはこんな理由ですが、今までこのような理由で歯学部を志望した人にあったことがありません。 今まで話したことのある数人は「医学部を目指していたけど、成績が足りなかったし留年もしたくなかったから」「成績はよかったけどやりたいことがなかったから自分の成績で入れる無難なところに来た」と言っていました。 世の中の歯学部志望者や歯医者さんは、こんな感じの理由で大学に入ったのでしょうか? それとも、子の人たちは少数で、歯医者になりたい理由があって歯学部に入る人のほうが多いのでしょうか?? お暇なときでいいので、ご意見いただけると嬉しいです。
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歯学部に行った人を何人か知っていますが、医学部が無理でという人も確かにいます。でもそうでなくて、そこそこ積極的に行った人も当然たくさんおられます。知人の例をいくつか、 ・歯医者さんの息子さんで東京医科歯科大の歯に進学した人が複数います。私立の医なら届くと思いますし、お金もどうにかなったと思います。やはり代々続くお家なので家業として選ばれたんだと思います。 ・医科の開業医さんのところは、息子さんは医科に行きましたが、女の子さんは歯科です。医科は当直とか修行時代は体力的にも厳しいものがあるしで、結婚後のことも考えて少しでも無理のないほうを進められたようです。 ・歯医者さんの子どもさんで女の子さんは歯科に行く人はかなり目立ちます。大学も男女比かなり半々に近くなってます。理系の女子の適当な職業がないということもあるかもしれません。 ・二浪三浪なら医科が無理で、が多くなりそうですが、現役組は始めから希望してが多いです。私立の歯は現役が多い大学もあります。それらを考えると、多分過半数は希望して目指しているはずです。
- contra999
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友人が数人歯学部(国立)に行きましたが、ほぼ全員が医学部をあきらめた人達でした。歯学部でワーキングプアになる確率は低いと思いますが、昔に比べて地位が落ちているのは確かだと思います。
- jupitan
- ベストアンサー率36% (227/616)
私自身、歯科関係者ではありませんが、一言意見を述べさせて頂きます。 そもそも、成績優秀で国公立大医学部を目指し学力的にあと一歩及ばず歯学部に行くという人も確かにいるでしょう。しかし、医科と歯科は同じ6年でも教育体系が違います。(ご存知の様に医学部は人間の歯以外の全てを学びます。そして卒業後に自分の進む専門科を決めます) 歯学部は体の中でも歯という特殊な臓器を扱う性格上、志した当初からある程度の職能人(手先の仕事)としての適正が要求されます。 つまり、歯学部を選び進んだ時点で気持ちの切り替えをしっかりしないと後で後悔します。医科と違い手先がある程度器用に動かないといくら理論で分かっていても実際の仕事は出来ません。 (例えば患者さんの口の中であのキーンというハンドピースで的確に部位を削ったり修復物を被せるための形を形成しなくてはなりません。これらのことが出来なければ話にならないのです) では、主に機械的な作業だから下なのか? 医科を考えて見ましょう。 昔は、バイタルデータをもとに診断を下し薬を処方し治療を行う内科医が最も地位が高かったようです。今でこそ外科医は救急救命をはじめ医療の花形ですが、もともとは床屋さんが兼用していたという歴史もありその地位は低かったようです。つまりは何よりも急を要するので切った貼ったが重要で、理論が先で洞察深くていかにも医者然とした内科医と違い、すぐに患部を処置・修復したりするのが外科の本来の姿なのです。(まあ、そんな外科医が歯科も兼用していたなんて時代も過去にあったようですが) 勿論、現在ではそんないいかげんなことは許されません。大学医学部できちんと学び、同じ外科も脳外科、心臓外科、胸部(呼吸器)外科、腹部外科、整形外科、形成外科、等々・・多岐にわたっていますが。 ある意味、歯科医は外科医と同類です。 勿論、機械的に処置するだけではありません。医学の専門知識(大学で実際に解剖の授業があるのは医学部と歯学部だけです)は勿論のこと、術前・術中・術後の各(麻酔、抜歯時止血、腫れや疼痛止め)の処方、その後回復に向けての経過観察・管理等。 私の身近に、最初、医科(外科)志望であえて歯科医になった人がいます。(出身大学はれっきとした国公立大の歯学部です) 歯の痛み(苦痛)を取ってあげたり、歯を失ったり並びが悪くて食べ物が満足に噛めないのを丁寧に修復したり、近年では美容歯科やインプラント(人工歯根)などの需要も多く、さまざまに病んでいる患者さんを自分の腕一本で救ってあげることは外科と同じ位の充実感・喜びがあると仰っています。(歯の噛み合せからくる姿勢悪化・腰痛・頭痛などは周知のとおりです)何より、仕事自体が自分に合っていて(確かに手先も器用)毎日が充実して、多くの患者さんに接しかつ話すのも楽しいそうです。(まさに天職!) あと、歯科は国公立大よりも私立大のほうが歴史が古く学会や政治的にも力を持っていますね。特に国の画一的な診療報酬制度に対し歯科という治療の特殊性から日進月歩の最先端治療法が即取り入れられる自由診療でないと賄えないので、診療報酬の大部分を従来の社会保険のみに頼っている医科に比べて歯科の格段の意識の高さ(=単純に儲け主義とは捉えられない)、更には社会保険診療報酬点数にまで多大な影響を及ぼしています。(つまり、患者側からすれば低いに越したことは無い。けれども医師・歯科医師側にすれば少しでも上げて欲しい。このことの歯科の努力が当然、相乗的に医科にも影響を及ぼす結果となっている) 「成るのに比較的易しい」「命に直接関わらない」「入院がない気楽な科」「保険外の自由診療の割合が多く取れる=儲かる」等々は確かに言えます。が、直接命に関わらない(しかし抜歯後、細菌感染し命を落とす例も多々ある)歯科といえども、法律上は医師ですので職業上権限や社会的責任はその他の職業(大企業社員やホワイトカラー・キャリア公務員など)と比べてもはるかに高いです。 最後に・・・ 下世話な話ですが、合コン・お見合いパーティー等でも医師・歯科医師は別格です。共に医師であり特権階級として今なお世間のイメージや羨望は高く「先生」と呼ばれ地位や収入もあり(ワーキングプアーなどは腕や治療のセンスが悪いからです。腕が良くて経営能力に長けている人は相変わらず高収入を得てハイクラスな生活をしています)、尊敬される職業のNo.1として女性からもモテるのは昔から少しも変っていません。
#1のご回答を拝読して、「全くその通り」と納得して笑ってしまいました。 これ以外の理由はないように思いました。 私の近所の歯科医も、本人、子供、孫と歯科医ですが、だんだんレベルが落ちた大学の歯学部を卒業。 面接の時に「授業料は払えますか」というだけの質問だそうでした。 貧乏人が行くところではないようですね。
お礼
回答ありがとうございました。 やっぱりそんな感じなんですね…。 変な歯科医さんが多いのも、このあたりに原因があるのでしょうか。 「患者がいたいと言っても身体を押さえつけて治療を続ける」 「失敗して歯茎まで削るのは日常茶飯事」 などの歯医者さんもいますよね…。 うちの近所の歯医者さんは、あまりのひどさに訴えられて裁判で負けていた人までいました。 歯医者でも、麻酔のかけ方とか間違えると、命に関わるのに、恐いなあ…。 もちろん、「ここで治療してよかった」と思える歯医者さんも知っているので、そんな人ばかりではないのでしょうが…。 ありがとうございました。
1、親が歯医者だったのでなんとなく歯医者になった。 2、医学部を目指していたが成績が足りなかった。(国立の歯学部に限る) 3、成績が悪く他に行く学校がない。ただし親は金持ち。(私立歯科大学では偏差値35でもいける学校あり。) 大体上記のように消極的な理由によって志望した人が多いと思われる。 現在コンビニより歯科医院は多く、また勤務しようにも受け入れ先がない。収入は低く、ワーキングプア予備軍がいっぱい。 歯医者=敗者になりつつある業界に積極的に志望する人はよほどの変人。
お礼
回答ありがとうございます。 うーん、やっぱりそんな感じなんですねぇ…。 >現在コンビニより歯科医院は多く、また勤務しようにも受け入れ先がない。収入は低く、ワーキングプア予備軍がいっぱい 新聞でこのような記事をみて、なんとなく悲しくなっての質問でした。 「歯医者が余っているから、歯学部は女の子を優先的に入学させている」という噂まで聞きました(事実、私の行っていた大学の女子の比率は年々上がっています)。 こんな動機で歯医者になった人に口の中を削られたくないですね…。 素敵な歯医者さんも知っていますが、そのような人たちは、歯医者さんになってからプロ意識に目覚めた人たちなのでしょうか。 薬学部に行った人も似たような動機を何人かしっていますが、それでも、「薬剤師になりたい」「薬に関係する仕事がしたい」という動機で薬学部を目指す人もそれなりにいました。 なぜ歯学部だけ…と思ってしまいます。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 >私の身近に、最初、医科(外科)志望であえて歯科医になった人がいます よかった! そういう人もやっぱりいるんですね!! 人の命を預かるスペシャリストがみんな、ものっそ低いモチベーションで大学に入ってきてたら、とっても嫌な世の中だなぁって思っていたので…。 なんというか、別に歯科医をバカにしているつもりはなくて、スペシャリストとして世の中に尊敬されるべき仕事だと思うからこそ、歯科医を目指す人のモチベーションが低かったら嫌だなぁ、と思うのです。 専門家なのに、いやいやなる人がほとんどの仕事だなんて…。 世の中の仕組みが根本的にゆがんでいると思います。 「でもしか先生」がもたらした教育の歪みのようなものが、またどこかででているのでは…と思ってしまいます。 歯科医になりたくて歯科医になった人がごく一部かもしれないけどいる、ということがわかったというところがとても参考になりました。 ありがとうございます。