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「ブリキの太鼓」を観た方へ
今日、ブリキの太鼓をあらためて見ました。 主人公オスカルの母親と男性二人(マツェラートとヤン)の関係が不思議だったのですが、男性二人はお互いが同じ女性を愛しているのを認め合っていて、三人で恋人という状態が公認だったのでしょうか?ヤンとオスカルの母親は、かくれてホテルで会ってたけど、あきらかに他の人にもばれるような、いちゃつきをマツェラートやほかの人の前でしているし、しょっちゅう抱きしめたりピアノの前でもべったりくっついて見つめあって歌ったり。 ヤンはいとこで、だから結婚できないのかお国柄で様々なのかはわからないのですが、母親はヤンさんを最初から好きなのに、なんでマツェラート(お料理上手なドイツ人男性)と一緒に暮らしているのか等、 ちょっとそれてるかもしれませんが気になっています。 それともマツェラート(お料理上手なドイツ人男性)は知っていて気づいていて気付かないふりをしていたのでしょうか? 暗い日曜日 という映画でも女性1人と男性2人のカップルではなくトリオで愛し合っていましたが、その映画では認め合っていました。 なので当時のヨーロッパでは三人で愛し合うのも、割とあったことなのか?等とすごく気になっています。本を読めばわかるのでしょうが、 読み切る自信もなく、すごく気になっているので見解を教えてください。
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- miyanowaki
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「ブリキの太鼓」は10年以上前に みた限りですので、細かいストーリーは 忘れてしまいましたが、 「ブリキの太鼓」やヨーロッパ云々ではなく 古今東西 どこの国でも、ありうる出来事ですね。 日本の青春ドラマでも よくみかけると思いますが。 一般論として 「 女性は男性に比して 本音と建前の使い分けがうまい 」 それだけだと思いますよ。年齢を重ねれば重ねるほど。 本音としてはA君 だけどB君と付き合うとメリットも あるから、同時に付き合っちゃえと。 「 女性は男性に比して 経済的、精神的不安定さをおそれる 」 →「 終局的には 一人になることを おそれる」 傾向もあり、建前として キープ君 を残して置きたい 願望もあるわけです。 極端なケースでは、メリットの多いキープB君と結婚しつつも 本音はA君の事がまだ好きで、B君との夜の生活に集中 できない 等々。 そのあたりの女性の感情の動きが知りたい場合は あれこれ考えずに、下記の作品をどうぞ。 【激動ヨーロッパ戦線 ~ファシズム、ムッソリーニの野望~ (2002)】前編&後編 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=326923 表向きは 女性1人と男性2人 でも、女性の本音は ほぼ内的に一人の男の方に確立されているんですね。 気づかないのは鈍感な男だけです。あるいは気づいたとしても (哀しみを感じつつも)その女を愛するがゆえに、その女を あきらめる事がなかなかできんわけです。 ただ、「ブリキの太鼓」のケースでは若干ニュアンスが 違うと思いますね。 本音がヤンにあるのか、マツェラートにあるのか、 本人にも分からなく(→分からないというか 単なる肉欲のためだけかも)、ある意味「娼婦的感覚」で 二人に接しているのでしょう。ですから、お国柄という レベルではなく、単に、オスカルの母親が貞節性が ないだけで娼婦的要素が強いだけだと思います。 更に突っ込んで言えば、女Aが男Bといちゃついている ところを男Cに見せ付ける事で男Cの嫉妬心を故意にあおり、 更には、同様に女Aが男Cといちゃついているところを 男Bに見せ付ける事で男Bの嫉妬心を故意にあおり、 その嫉妬心を故意に燃え上がらせて、夜の肉欲の 自己の性的オルガシズムに役立たせているわけです。 固く考えるほどの事でもないとおもいますか^^; ただ、ヨーロッパ(特にイタリア、フランス)の方が日本よりも 精神的&性的 開放的民族性がありますので、トライアル状態 をオープンにしやすいでしょう。でも文明国は 基本的に一夫一婦制的思考で、 ヨーロッパ(特にイタリア、フランス)といえども、 貞節な女性が多数を占めると思いますよ。 ただ、細かいストーリーは忘れてしまったので 断言はできませんが^^;
お礼
お礼がおそくなり失礼しました。 本屋へ行きました。 今、たらたらと本を読んでいる最中です。 見解をありがとうございました。 私の言葉足らずから誤解を招いてしまったかもしれませんが ヨーロッパの方が不貞節な方が多い?という意味ではなく そういう3人での恋のあり方が認められていたのかな?と 思ったのです。 ご見解、参考になりました。 ありがとうございました。