グロバリゼーションは業界、分野を問わず使われますが、当初はメーカがもっとも使用していたと思います。すなわち、製造・販売、材料の調達を世界規模で行う事です。日本のメーカに例えると、次のような展開を示しています。
1.日本で製造し日本で販売
2.日本で製造し輸出も行う
3.輸入規制(禁止又は高関税)対策として現地で製造しその国で販売
4.海外で製造したものを近隣諸国へ輸出
5.世界で最もコストが安く作れる国で集中(戦略的に)生産し世界へ輸出する。
(この場合、日本の生産は減少するが、より高度な技術商品にシフトする)
6.研究開発部門も海外へ移転する(もっとも適した地域へ)
7.世界規模で製造販売を行うため、日本からのコントロールだけでは不十分(時間がかかるなど)となり、世界をいくつかの地域に分割しスピーディーな経営を行う(北米本部、欧州本部、アジア本部など等)
最後に残るのは人間(従業員)の頭の(考え方)グローバル化です。社員が純粋な日本人的発想をしていてはグローバル化した企業の経営はできせん。しかし、日本の現状は人のグローバル化(国際的な人材の採用も含めて)はまだ始ったばかりで世界的には非情に遅れていると思います。
お礼
ありがとうございました。 質問させていただいた後、自分なりに学習を進めて、globalization=アメリカによる世界を作る事 というような気持ちを抱いています。