kagami333さん こんばんは
大学教育とは、ズバリ「学問」を学ぶ所です。
落語にも良く題材にされる様に、昔の人は言葉はしゃべれても文字が読めない人が結構いました。それでは困るので明治政府は小学校を義務教育化した訳です。実際は義務教育である小学校ですら通えなくて、子供の頃から働いていた人も結構居た様です。時代が進むと最低限知ってないと困る内容が増えてきました。したがって現代は小中学校の6年間は義務教育化していて、最低限生活上知ってないと困る内容を教えて頂く所なんです。ですから小中学校で学ぶ内容は社会に出て直接役立つ内容が殆どなわけです。
高校はと言うと、特に普通科高校では大学に行って高度な学問を学ぶ時に困らない様につなぎとなる内容を学ぶ所です。商業高校や工業高校等の職業高校の場合は、高校卒業後仕事を始めても困らないだけの最低限の能力を学ぶ所です。ですから高校とは卒業後に困らない知識や能力を学ぶ所と考えたら良いですね。
以上より小学校~高校までは社会に出て困らない最低限の知識や能力を学ぶ所ですから、社会に出て役立つ内容を学ぶ所と言う事が解り易いと思います。
では問題の大学ですよね。これは冒頭で記載した通り「学問」を学ぶ所です。ここで問題になるのは「学問」とは何かですよね。「学問」とは、色々な事を悩んだり考えたりする時の基礎となる知識や情報収集方法・ズバリ情報等だと私は考えています。世の中には色々と悩んで物事を考える人も居ますが、幸せにも何も悩まずのほほんと生活をしていて生活が成り立ってしまう方だっているわけです。前者の場合は大学で学んだ内容が役立つわけです。後者の場合は、大学で学んだ学問の使う場が無いわけです。そう言う差は有ります。ですから大学で学んだ内容を役立てて使える人と役立たせる場すらない人とがいるんです。ですから「大学で習った事で社会で役に立つ事は余り無い」と言う人もいるわけです。そう言う事を言う人は、大学で学んだ学問を役立たせる場を見つける事が出来なかった(別な言い方をしたら、役立せ無くても生活が楽に出来てしまった方)だろうと思います。
多くの方が今以上に自分をワンランク・ツーランク等上の人間へと変貌させたいと考えた時に、大学で学んだ学問はきっと役立つと思います。
以上を纏めると、小学校~高校までは社会に出て困らない為の最低限の事を学ぶ所、大学は自分をより良い人間に変貌させるまたは社会で役立つ人間になるために必要な知識等を学ぶ所と考えると良いでしょう。ですから大学で学んだ学問は、直接社会で役立つ内容で無いかも知れませんが。、学んだ人が学んだ知識を使って社会で役立つ人になれれば社会貢献出来ますから、間接的に社会に役立つ内容を大学でも学んでいると私は考えています。
以上何かの参考になれば幸いです。