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教育軽視
橋本知事が、35人学級を廃止し、40人学級に戻すことを検討していると聞きました。 (私は、個人的に特に低学年は、35人でも多いと思います。時代に逆行しているとしか思えない・・・。) また、石原知事になってから、明らかに東京都の教育が後退しているという話をベテラン教員数名がしていました。 私は、東京と、東北の田舎町の小学校で働いていた経験がありますが、人員配置、予算の融通性、上司と一般の教職員の関係を考えても、やはり東京より田舎の方が上のように感じました。 個人的に、大都市の大きな自治体になればなるほど、教育軽視が激しく、(品川など、例外はありますが) 公立校のレベルが低いように感じています。 (私は、個人的に、高額税金の払い主や予算案作成者の多くが、子女を私学に入れてしまうため、公立への関心が低いからだと思っていますが・・・。) みなさんは、どのようにお考えでしょうか? よろしければ、ご意見をお聞かせください。
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教職課程の授業で先生が言っていたのですが田舎や地方では教育に金をかけている所が多いそうです。あくまでその先生の話ですが。 ただ地方や田舎になるほど教育に競争意識を入れにくくなり、成人した後都会の競争社会についていけなくなり挫折してもどってくる人も少なく無いようです。勉強が出来る事と企業で使いものになるどうかはかならずとも比例しないもののようです。 田舎ほど教育に金を掛けれるのは公立教育しかないから、公的施設が少なく学校に金をつぎ込める、教育しか無いという自覚があるからだと思います。 東京は政治家など上流の人間の子供や孫は公立中学なんて進学しないから荒れようが潰れようが知った事ではないのでしょう。 新聞で読んだのですが都知事の改革のおかげで東京の公立高校のレベルがあがったそうです。レベルというのは東大などの一流大学への入学者が増えたという事ですが。 美味しい思いをするのは学力が高い層の生徒達でそれ以下の生徒はかなり苦しそうですね。定時制高校への入学者も増えてると聞きました。その割にはドンドン夜間高校の数を減らしているそうですが。 >35人でも多いと思います。時代に逆行しているとしか思えない・・・ 多いですよね。30人25人でも良いくらい。フィンランドもこのくらいだったと思います。ちなにみフィンランドと大阪は同じ位の大きさだそうです。 昔教室に大量の人数を詰め込んでいたのは勉強で落ちこぼれてもそれなりに仕事があったからですよ。中卒の求人だって今とは比べ物にならない位多かったそうですし。金の卵ですか?今の中卒は石ころ位の値打ちしか企業にしてみればありません。 昔の教育を美化する人もいますが私にはそんなに良い時代だったとは思えないな。 後これはあまり言われませんが研究書などを読んでみると魚・農村部と都心だと魚・農村部の方が不登校や欠席が多く、学力が低いという結果が出たそうです。 地域や理由も有るとは思いますが原因の一つとして農村の地域文化と学校が押し付けてくる文化の折り合いが悪くそこに馴染めない生徒が出てくるそうです。 「明るく元気で健康なら勉強なんて出来なくてもいいんだよ」 「別に大学なんて行かなくても良いんだよ」 中卒だけれども立派に働いて家庭を持っている人が回りにたくさんいる(職種はブルーカラーの職人など)、そのような環境で育った子供は勉強や学歴を重視する事なく成長するそうです。今の農業は知りませんが一昔前なら高学歴で勉強が出来て知識が豊富でも不健康で肉体労働が出来ないと生活出来なかっただろうし、その様な考えのまま今を生きていると時代から置いていかれるのかなと。(本当に元気で健康なら勉強出来なくてもバリバリ働いて生活出来た時代もあったんでしょうけど。)
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- momkjkjpmj
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>今でもそうなのでしょうか? 教育系雑誌に載っていた最近の調査の結果です。同じ県内の大都市と農村の中にある中学の比較です。ちなみにその調査では大都市の大規模校の方が不登校の少なく、農村の小規模校の方が不登校が多いという結果でした。 ただ調査ではその様な結果が出ていましたが大都市でもブルーカラーの人々が住む地域、スラムに近い(格差が広がればスラム化するであろう所)、を校区に持つ学校では様子が違って来るらしいです。調査のサンプルとなった大都市の中学校はホワイトカラー層や経済的に中流の家庭が多かったのかもしれません。 本で読んだのですが中学を卒業して集団就職で農村から上京してきた金の卵達が都市部の貧困層ブルーカラー層になり、結婚しても経済的に苦しい生活をしそこから抜け出せなかった子供が都市部でまた低賃金のブルーカラー層を形成しているらしいです。 抜け出せなったのは農村部と都心では教育に対する考えが異なり農村部の考えを都心で引きずって子育てした結果だそうです。
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ありがとうございました。 &大変遅くなりました。 再度の丁寧な回答、ありがとうございます。 勉強になりました。
- yosiigawa
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我々の少年時代は一クラス52名居ました 団塊の時代と言われていますがね 学級崩壊とか日教組とかの問題は有りませんでした 教師はちゃんとネクタイ閉めてましたし 俺に付いてこいっうぐわいでした ちゃんと生徒側に付いてくれて親を説得してくれたりもしました ですから生徒も教師に殴られても教師を親以上に信頼していました 最近の学校問題は教師の生徒に対する愛情の無さと日教組の自己権利のみ主張し義務を果たさず責任の転嫁のみ教えた 馬鹿教育のせいだと思っております
お礼
回答ありがとうございます。 団塊の世代の方からのご意見、非常に参考になります。 >生徒も教師に殴られても教師を親以上に信頼していました 「体罰」は、今の教員にとって悩ましい問題です。 >教師の生徒に対する愛情の無さ 弁解になりますが、、、 愛情をもって職についても、馬鹿げた雑事や(教員の資質や指導力を高めるためと称した研修や、莫大なレポート類、提出物の数々は、年々増えています。)、親や世間、教育委員会の目を気にした自己規制が、教員を苦しめています。子どもに十分に愛情を注げないのが、多くの教員の悩みです。
東北の地方都市在住ですが、公立校で子供に とって良い教師に当ればラッキーくらいの話です。 教育者たる自覚のない教師が多いですもん。 レベル云々の前に教師のレベル、モラルが低下して 久しいと思いますが、そんな学校に子供を入れて 人生台無しにされたくないと言うのが親の本音です。 私立校は親の口出しが多く、先生方にも大変な プレッシャーがかかっている様ですが、お金を払って そこまで騒がないと子供を本気で見てくれる教師が 居ない事が現実なのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、教員にもいろいろいますね。。。 自分も、いい教員とは、口が裂けても言えなかったので、よく分かります。 >私立校は親の口出しが多く、先生方にも大変な プレッシャーがかかっている様 今は、割と公立校もそうです。クレームや世間の目が怖いので、管理職も、教員も、子どもより親や教育委員会を向いて仕事をしています。 ただし、私立よりも圧倒的に環境が悪いので、板ばさみになってしんどい思いをしている教員がたくさんいます。
- t7148
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東京に住んでますが、東京都の場合最近ここ数年で公立小中学校の選択制を導入したため、まるで児童が来ないと廃校になると言わんばかりに 教師が児童の争奪戦になってるそうです。都立高校も相次いで廃校になってきてますし、さらに保護者がお客様状態なもんで、教師が下手に口出し手出ししてしまうと、その教師の人事考課にもろ響くそうで、 学校によっては大荒れの所も無いとも言い切れない現状で表立ってニュースになってないだけです。 少しでも現状経済的に余裕があれば小学生或いは中学生くらいから私立に入れて劣悪な公立からは本音で言えば隔離したいのが親の義務でしょう。 私に扶養家族がいて今の劣悪な東京の公立校への年間予算の組み方見ていても余りに現状では見るに耐え難いです。 それでいて杉並の和田中とかでは夜すぺなんて小手先的な事遣ってますが何ゆえ公立校でわざわざ塾の講師招いて有料で授業遣る??? 公立校で何で有料授業するんだ言う話しですね。 出鱈目すぎるに程があります。 ならあそこを区立から私立に変えればよかろうに、と思いますよ。 挙句にあの学校はPTAまで脱退しているし。 校長と言う管理職の者があそこまで押し切ってやるのはとても公立の学校の遣ることとは思えません。 東京も非常に教育軽視です。 私が高校の頃から(役20年前後前から)都立高でしたが最悪先生が、 教職員組合で揉めていてストライキを起こし自習になったほどですから 根が深いです。
お礼
回答ありがとうございます。 東京都は、よくも悪くも先進的(試みだけは)な面がありますね。 たまに、その方向を間違えるので、現場に余計な混乱を招くことがあるんですよね。 (異論が沢山あっても、見切り発車してしまうところとか・・・。) ただし、現場はどんな田舎よりも古臭い・・・。 >少しでも現状経済的に余裕があれば小学生或いは中学生くらいから私立に入れて劣悪な公立からは本音で言えば隔離したい 私が親でもそう思います^^;
- atokinnsu
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僕は大都市の公立校の教育が軽視されているのではなく、ただ単に私立とのレベルの差が大きいからではないでしょうか。つまり、大都会では頭のいい子は名門私立にだいたい入学すると思います。私立ともなれば公立よりも授業の進度が速いと思います。その結果、公立は普通の授業をしていても私立との差が大きくなり、公立は教育を軽視しているのではないのかと見えてしまうのではないかと思います。 逆に田舎ではこの差がほとんど見られないと思います。といいうのも僕自身田舎だったのでよく分かるのですが、田舎では私立の小学校はまずありません。中学校も市内には1校、県内に4校ぐらいでした。つまりほとんどの子供が公立に行きます。受験戦争というのもまったく見られません(あったのは大学受験くらい)し、勉強も学校の宿題さえやっとけば良いという感じでした(全員がそういわけではありません)。頭の良いという子はほとんどが公立でしたので、公立の教育の方が良いという感じでした。 以上から、大都市と田舎の教育現場ではかなりの差があるので、大都市の教育が軽視されているとは僕は思いません。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、都会は私立が沢山あるので、私立に入れられるという点は大きいと思います。 私立と都会の公立は、勿論、ものすごい格差があります。 ただ、私は、同じ公立でも、地域によってかなり格差があると思っています。 正直、自分に子どもがいたら、田舎の公立には入れても良いと思いますが、東京では、経済的に許せば、絶対に私立に入れたいと思います。 働いてみての実感です。
お礼
回答ありがとうございます。 非常に私の意見と近く、同じような考えを持っている人がやはりいるのだな、と思いながら拝見しました。 私も、自分が教員をやった経験から、全ての子どもを、落ちこぼれにすることなく、休み時間や放課後、長期休暇などに丁寧に手をかけて、ある程度の学力をつけさせ、いじめや暴力などの問題行動にもきちんと対処するためには、30人以下でも良いと思います。 >魚・農村部と都心だと魚・農村部の方が不登校や欠席が多く、学力が低いという結果が出たそうです。 今でもそうなのでしょうか?学力は、確かに田舎の方が低い(下位層は変わらないが、上位層が都会ではぐんと増えるので、全体的に低く感じる)と思いますが、不登校や欠席は、(私の実感では)都会の方が多そうな感じが・・・。 ただ、私は田舎出身ですが、友人に圧倒的に高卒が多いのは確かです。 自宅から通える大学が地域に無い、というのが主たる原因だとは思いますが、確かに、飛びぬけて頭が良いのではない限り、大学に行っても仕方がない、という思想を持っている親も、未だにいるように思います。何より、(あくまでも私の田舎ですが)、賃金が都会と比べて圧倒的に低いので、子どもを、大学に行かせて、一人暮らしをさせるだけの経済的余裕がない家も多いです。 (だからといって、今現状でそれが不登校や欠席に繋がっているかは疑問ですが。。。)