短いパットは、アドレスしたときにカップが目の端に入ってきます。
パットの瞬間に、本能的にカップを見てしまうのが原因ではないでしょうか。
当然身体が早く立ち上がり、引っかけになる可能性が多くなります。
短いアプローチショットでも同じ事が言えますが、インパクトの瞬間に反対方向を見るくらいの気持ちで顔を残してみて下さい。
球の行方を顔を上げて見るのでなく、右側(右打ちの場合)下からボールの行方を追うような形のフォロースルーにします。
余りお勧めできませんが、もう一つの方法としてインパクトの瞬間にカップの方向を見て身体が立ち上がる事を想定して、初めから身体をカップの方に向けておく逆療法も有ります。
スタンスをオープンに構え、ボールとカップを結んだ線を目で確認しながらパットをするのです。
パターで球をヒットすると言うより、パターヘッドでボールをカップに送る感覚です。
短いパットだからとフォロースルーを取らないでパターヘッドを止めてしまうと、インパクトの瞬間に方向が変わる事が多くなります。
なお、パット数が43と言う事はスリーパットが多いという事ですが、ファストパットを確実にカップに届かせ、寄せる事が必要です。
それにはまず距離感が大切です。ロングパットのラインが読み切れず左右にはずれる事は仕方有りません。
よほど読み間違いをしない限り、距離さえ合って居ればスリーパットの可能性は低くなります。
ラインを気にしてしっかり読む人は多いですが、上り下りや芝目の正逆を以外と見落としがちです。
まず距離の合うファーストパットが出来るように練習して、ラウンド36パット以内に成るように頑張って下さい。
余談になりますが、ボールの線を目標に合わせる事は余り意味のない事だと私は思います。
僅か数センチのボールラインを目標に向けても、数メートル先にはどれほどの誤差が出るかを考えれば、ほとんど意味を成さないからです。
それよりも、頭の中で描いたラインにボールを送り出して乗せる方が重要で、いかにフォロースルーでパターヘッドが目標ライン方向に出るかの方が大事です。
お礼
みなさん詳しくありがとうございました。 ボールのラインをかなり重視していたのですが、確かにそれだけだと目標はぶれやすいですね。スパットを必ず見つけてストロークするようにします。