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実力向上のために必要なのは早指しと長考どちら?
実力(棋力)向上のために必要なのは早指しと長考どちらでしょうか? または、実力向上のために、どちらの方を多く指すようにするといいでしょうか?
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ここに改めて追加するようなことではないかもしれませんが・・ 私がいろいろと見ていると級位者(5級程度)の長考は手を 読んでいるのではなく、手を捜しているように見えることが 多いです。つまり、その局面で何をして良いかがわからない ので決断もできないのです。 で、有段者の将棋では、長考の理由がある程度わかります。 (将棋が終わったあと、その局面について質問してみると 考えていた内容を答えてくれたりして判ります) そうした観察結果から、私は「弱いうちに長考する人は強く なれない」と思っています。将棋はある程度は経験のゲーム ですから、数多く指して経験をつむことも必要です。そして 初段にさしかかるころから局面の急所がわかってきて、長考 ができるようになります。(考える材料がたまってくる) 基本的には、しっかりと手を読むことが上達には必要ですが まだ弱いうちは、定跡書や戦法書などを読んで手筋を覚える ことに重点をおくべきで、それを実戦にすばやく出せるよう にした方がよいと思っています。
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- sunasearch
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ppooooさんの早指しと長考の定義にもよりますが, あるネット上の人気サイトの例ですと, 早指しは持ち時間1分で切れると一手30秒になります. この時間で果たして,どれだけの手が読めるかということですが, 普段から訓練しているプロとかならまだしも, 適当な実力がない場合には良く考えもしない適当な手を指すことになって, 勝っても時間がないことによる「相手のミス」が多くなります. お互いに最善をつくした手を連ねる練習(すなわち長考)の方が 腕が磨かれるのではないでしょうか.
お礼
おっしゃる通りですね。 私も時間の使い方を誤って失敗することがよくあります。
- xtcxtc
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凡庸な回答で 恐縮ですが 「バランス」だと 思いますよ もっと言えば どこに時間を使い どこならすぐ指せるか その感性を 養うべきでは? この局面は じっくり考えてみようとか 読み筋なら ノータイムだとか 棋力アップとは 早く読めると同時に 深く読める このジレンマを 克服することに 他ならないと思います ただ 個人的には 早い決断を 常に目指したほうが 対局者にとっても 礼儀の一部であろうと 考えます ですので あえて「早指し」をお勧めします
お礼
ありがとうございます。 おっしゃる通りですね。 勉強になります
- Naka
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◆Naka◆ 私は基本的には長考が大切だと思います。 将棋の実力は、いろいろな定石の知識と経験、勝負勘、そして読みの深さと正確さにあると思っています。 定石は勉強と実戦によって身に付きますね。 勝負勘というと、非科学的な力のように捉えられますが、実力から来る判断力と言い換えれば適切かもしれません。これも真剣な対局を重ねることによって、少しずつ身に付いていくはずです。 そして、読みの深さと正確さは、普段から10手、20手と読むくせをつけることによってのみ養われると思うんです。 20手と言っても大したことはありません。一直線に20手先を読むわけではないのですから。 (^^;) 候補の手が3手あり、それぞれ途中で分岐しながら全部で20手となれば、せいぜい各3手先を読む程度です。おおむね初段でそのぐらいの「読み」は必須ではないかと思われます。 普段から深く読む訓練をしている人ほど、「早指し」も強いですよ。 ちなみに読みの訓練に最適なのが、目隠し将棋です。つまり盤を見ないで指すわけですね。これはやってみると意外に難しいんです。最初は駒の配置を忘れてしまったりすることでしょう。まして先を読もうとすれば、目の前に駒が並んでいるのと比べて3倍は難しくなります。 集中力・記憶力を養いつつ、読みの深さと正確さを身に付けるために、ぜひお試しいただきたい方法の一つです。 というわけで、「なるべく読むクセをつけながら指す」のが、一番正統的な上達法であると思われます。
お礼
ありがとうございます。 目隠し将棋は聞いたことがありますが、 一度試してみようかなと思います。
お礼
お返事遅れました。 ありがとうございます。 たしかに私も最近将棋も基礎が重要かなと感じています。 また、長考で自分の思考力が何やら向上するような感じもします。