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何の主義主張もない私…映画に対する複雑な気持ち
- 映画の中でも犯罪や社会問題を扱った作品に興味を持つが、自分の考えがないことに悩んでいる
- 映画を観る際に意見を求められると戸惑う経験があり、自分の考えに不安を感じる
- 友人からは映画館は真剣な人が行く場所だと言われ、自分の興味に矛盾を感じる
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質問者が選んだベストアンサー
長文、読みましたよ。(^_^)v といことでボクもかなりの長文失礼します(笑) ボクもこういったいわゆる”社会派”、的な映画は大好きです。 ですが、死刑廃止をテーマにした映画を見たからといって、死刑に関して意見を言えるほど知識を持ち合わせているか、あるいはこういった作品の持つ考え方や主張に傾倒しているか、と訊かれたら、かなり曖昧だと思います。 死刑廃止を声高に主張している人は、人権団体や法務に携わる方たちで、一般的に見れば少数派になっていることから、GAMALADYさんが声をかけられたのは”同調してもらえる仲間を求めている、からだと思います。劇場という空間で映画を鑑賞したことから共通意識というのかシンパシーみたいなものを感じた(まあ個人の勝手でしかないわけですが)んじゃないでしょうか。 また反対論者だからこそ見に行く方もいるわけで、賛成か反対かを映画を見たからといって勝手に決めつけられてもなぁと思います。 「ミーハーで観るのはオカシイよ…」 「映画館は、真剣な人が行くとこだろうし」 ということはぜんぜんありません。 お金と時間が許せばDVDで見るよりも断然映画館の方がいいです。同じ作品から感銘を受けるにしても、その度合い、印象が映画館の方が遙かに強いですから。 ボク個人の話で恐縮ですが「ビフォアーザレイン」という民族問題を扱ったマケドニアの作品があるのですが、たまたまビデオを借りて数分見たんですけど、あまりに良さそうだったので、そこで止めて劇場で見ることにしまして、果たして3年待った(ちょっとアホですなぁ、我ながら)ことがあります。見終わったあとはやっぱり劇場で見て正解だと思いました。ビデオで見たのでは、内容の理解や印象も遙かに違っていたでしょう。 最後に何本か社会派のお勧めを 「Z」 DVDは入手困難ですが5月19日にNHKBSで放送されます。 社会派として知られるコスタガブラス監督作品です。この監督の作品はどれも国家の暗部を描いたもので知られています。 最近は娘さんが監督業に乗り出しまして「ぜんぶ、フィデルのせい」という作品で、小学校低学年の少女からみた70年代初頭のパリを舞台にした共産主義に傾倒していく大人たちの様子を描いています。そろそろDVDになるのでは。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329190 話が逸れましたが「Z」は軍事政権下だったギリシャで実際にあった政治家暗殺を描いた作品です。軍部、警察、政党に肩入れする一般市民までがこの事件にどうかかわったかをスリリングに描き、娯楽作としてもヒットしました。本国では上映禁止、反体制派だったスタッフは投獄されて死刑判決を受けたり(数年後の政権転覆で助かりましたけど)しました。いまのギリシャを見るに、ちょっと考えられないでしょうけど。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12748 「アルジェの戦い」 フランス占領下だったアルジェリアの独立運動をきわめてリアルに描いた傑作です。監督や出演者など大半がこの運動の当事者で、まるでドキュメンタリー映画のような作りに驚かれると思います。 イラク戦争後、アメリカではこの作品を対テロ戦の”教材”として上映したそうで、監督が嘆いていました。 これはDVDでも見られます。アマゾンなどで検索してみてください。 http://ken-goeasy2.seesaa.net/article/3792920.html 洋画ばかりだと何なので 「真昼の暗黒」 最近やっとDVDになりました。昭和28年にあった「八海事件」を描いた作品で、冤罪ものです。この作品を製作中、まだ「八海事件」の裁判中だったため、当局から圧力が掛かり製作は頓挫。大手映画会社が降りてしまったため関係者の自費で作られました。この作品も構成にサスペンス感を持たせ公開されるや一般層にも受けて大ヒットし、裁判に大きな影響をもたらせました。はっきりした文言は忘れましたが司法当局からは「この社会現象に惑わされずに判決を下すように」といった通達があったほど、影響の大きかった作品です。 http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/mahirunoankoku.htm 「証人の椅子」 徳島ラジオ商殺人事件を扱った冤罪ものです。これはDVDになっていないので見ることが難しいかもしれませんが、犯人とされた女性は無実にもかかわらず控訴をあきらめ服役。理由は裁判費用がなかったからでした。この女性の死後、再審がなされ無実が確定しました。日本の裁判史上、唯一の死後再審が行われた判例として知られています。 http://monpa2003.hp.infoseek.co.jp/shouninnoisu.htm こうやって何本かを紹介するとわかるように、社会派と呼ばれる監督の作品には、当事者には悲惨な事件でも、一般に受け入れられるためにサスペンス仕立てにしたり推理ものぽくしたりなど、娯楽性を盛り込んでいることが多く、劇場に足を運んだ方たちが、特に冤罪をなくすために積極的に活動しているとか、自分なりの主張を持っているとか、果たしてそうは言えないでしょう。いま話題の「靖国」だって、ニュースでさんざん話題なったからこそ見たい人もいるわけで、反日映画だとかそうじゃないとか、鑑賞者それぞれの判断にゆだねられているわけですし。 てなことで、ぜひ映画館で”社会派”作品をご覧になってください。
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- tattom55
- ベストアンサー率52% (194/367)
「あなたはあなた」というみなさんの意見はそれはそれでいいけれど、映画を制作した人々のメッセージを受け取る努力をしてもいいんじゃないかな。 特にノンフィクション映画を制作する人々には伝えたいメッセージがあるはずです。それをただ興味あるからというだけで観に行くのは損してるような気がする。いつの日か貯め込んでいた種が花を咲かせることがあるかもしれないけど一本一本の映画に対して自分の心の中だけでもいいから受け手側のメッセージを返すべきだと思います。そうでなければ「免罪符」のように利用しているって言われてもしかたない。
- alidon
- ベストアンサー率26% (292/1091)
>そういう映画が好きな方、ちゃんと考えを持って観てるかを教えて 欲しいのと、 そういう人も居ます。 そういう人が同じ映画を見た人に意見や考えを聞きたくなる事も有るでしょう。 >ミーハーは観てもOKかを教えて下さい 当たり前です。OKです。 「考えの無い人は見てはいけない」 「映画館は真剣な人が…」 そんな考えは無視して下さい。 見る人によって様々に解釈し、考えられるのが「作品」です。 その中には「あまり考えていない」だって有ります。 そういう事に拘りを持っている人は、その人自身の思考的快楽の延長線上に他人を置いているのに他なりません。 人に意見を求める事や、映画を見た後で感想を語り合いたいのは充分に共感しますが、答えが「あまり考えていません」だったからと言ってその事を責める人は特殊です。 安心して…と言うより、勇気を持って好きなものを見て下さい。 逆に偏った考え方で制作された作品に洗脳させるような人の方が危険です。
- madmax4
- ベストアンサー率6% (111/1826)
「じゃー何で、この映画が観たいと思ったの?」と言われ「死刑制度を理解してないと、この映画は理解できないと思うよ。ミーハーで観るのはオカシイよ…」と、やや怒り口調で言われ… 何だこいつと思いました 自分の考えを押し付けて意味があるのか? そいつとあなたは目線が違うのだからどう見てもいいじゃんね 中途半端でもいいんだよ あなたはあなた 人は人、 主義主張が無いというのがあなたの主張ですので
- ribisi
- ベストアンサー率28% (247/864)
すべての芸術的表現にも言えますが、どんな風に映画を見てもそれは受け手の自由です。というかそういう自由こそが観客の特権です。 それとは別に、その映画をきっかけとしていろいろな会話を楽しむのもまた大きな喜びですし、発展して現実社会についての意見交換となることもあるでしょう。 質問者様は、どんな題材に惹かれるのかは自分でわかっているわけですから、なぜそれに惹かれるのか、を、映画を見ながら少しずつ考えてみてはいかがでしょうか。 あらかじめ自分の価値観を持っていて、それに沿う映画だからよかった、感動した、それとは違ったからダメだった、というのでは視野を狭くするだけですし、映画の面白さのひとつには、自分の知らないことに気づかせてくれるということでもあるから、なるべく先入観を持たないようにしたほうが楽しめると思います。映画は、まず感じるものですから。
- ftogsr1974
- ベストアンサー率35% (272/768)
一言「今、色々勉強中なんです」と答えてはいかがですか。 時を経て、その映画の過去の背景を読み取れる知識に触れる事が、年齢と伴に得る事が出来てきます。 自分の事を書きますと、「阿賀に生きる」という映画がありました。 淡々と「阿賀野川」に係わる住民の生活風景を描いた映画です。 今の団塊世代の「親世代」の映画です。 雨の日、急な坂道を刈り取った稲を担いで登ってくる老婆老人の、あの風景は子供の頃に祖父母と親が見せた重労働でした。 当然「新潟水俣病」のことは知っていました。 水俣病患者の実態を描きたかったのだろうと、勝手に先走りし、この映画の本質を見ていなかったということを、ほんの数日前知りました。 映し出されていた人たちは「新潟水俣病未認定」の方たちであった事。 そして、故佐藤真監督の意思を今だ語り継いでおられる事。 自分もまだまだ「勉強中」です。
映画は自分のお金と時間を使って観ているわけですし、主義・主張、思想・解釈、なんだって自由だと思います。 他人に話しかけて議論をふっかけてる人は、話を聞いてもらいたかったり賛同してほしかったりするだけです。 「こういう問題について、あなたにできることはなにか」とか言ってるヒマがあるなら、まずその人自身が動けばいいだけの話です。 人により、感じるポイントは異なりますよね。 たまたま質問者様はこれまで観てきた映画で「なにも感じなかった」だけで、それは良くも悪くもないただの事実だし、人に諌められる筋合いもないと思います。 ただ、意見を強く持っている人の、考えなしの人を見る目が厳しいことは確かでしょうね。 そういう人たちから見たら質問者様は、自分の関心事のエリアに入って来ておいて、「別に興味ないしわからない」と言う人なわけですよね。 「興味ないなら来るなよ!」という気持ちになるのも仕方ないです。 私は歌舞伎が好きですが、隣の席に「台詞わかんねー!つまんねー!」などと言っている人たちがいたら、「じゃあ帰れば」とか思いますもの。 でも、話しかけてくるのは相手でしょう? たとえば私が「歌舞伎はじめてなの?山場わかる?あの役者さん誰か知ってるよね?」などと知らない人に話しかけ、「知らない」という相手を軽蔑するような話でしょう? 言いがかりです。返事しなくていいです。 あなたもあからさまに「私わかんないんです」と言う必要はないです、相手を怒らせるだけですから。 観てもOKか、そりゃOKですよ。 ただ人の神経を逆撫でしない言動も、多少は身につけた方がお互いのためだと思います。
- maru-maru_
- ベストアンサー率57% (4/7)
こんにちは。 私も映画が大好きです。 中でも同じようにドキュメンタリーやノンフィクション物を好んで観ます。 主義主張を持って観ているか、と言われれば、そうであるものもあればそうでないものもある、といった感じです。 観る側はそれこそ様々に全く違う経験を積んできた人間たちなわけですから、皆が一様に同じくらいの温度で映画を観ているわけはないですよね。 映画という物は、色々な考え方があるでしょうが、前提として作り手は不特定多数の相手に向けて作っているわけですよね。 その映画を観る資格がある・ないなんて考え方はナンセンスだと思うのです。 むしろ、色々な映画を、先入観や選り好みなしでとにかくたくさん観ること、それが他人の人生の疑似体験になったり多面的な考え方を学ぶことにつながると思いますし、そうすることでバランスの取れた公平な目が育っていくのだと思います。 それはミーハーとは全く違う、生涯学習の素晴らしい姿だと思います。 余談ですが、私(女性)もだいたい1人で観に行くのですが、GAMALADYさんのように一度も他人から話しかけられたことがないのでちょっと羨ましいなぁ~と思ってしまいました(^ ^;) これからも自分の見識を深め広い視野を身につけるため、 お互いどんどん軽い気持ちで色んな映画を観に行きましょうね(^0^)/
お礼
早速のアトバイスありがとうございます ミーハーとは全く違う、生涯学習~ というのが、勝手な解釈ですが自分の事を肯定された感じで嬉しいです。 私が話かけられるのは、たぶん暇そうに見えるのかと(;^_^A パンフレットは買わないけど、ポスターの あらすじとか終わってから再度よんだりしてるからかと思います。 これからも、そういう方への当たり障りない対応も考えつつ視野が広がる物を観て行きたいと思います
お礼
早速のアトバイスありがとうございます 悪い意味ではなく、私の八方美人なところを突かれた感じで(話かけられたら、とりあえず話をするけど深い話は苦手)「中途半端に話に乗るのが良くない」という反省が改めて出来ました 確かに自分の得意とする分野や好きな分野に入ってきたから話をしてみたら、別に…みたいな態度は腹立ちますね まして、それまで映画の感想とかは話してるのに、根本の話は「分からない」だと、じゃー勉強しな!とか思いますね 相手は、その話をしたいのに…ですしね 今後も、色んな映画を観ながら、意見を求められたりしたら上手く交わす(気分を害さない)方法も考える様にします