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おすすめの小説を教えて下さい

4月から通学方法が電車へと変わったため、間をぬって読める素敵な小説を探しております。 しかし、本屋さんなどで選ぼうとも、たくさんありすぎるため、どのようにして探していいか、よく分かりません。 そのため、皆様のおすすめの本を教えて下さいますと嬉しいです。 希望などもございますので、お暇な時にでもご回答をお願い致します。 【1】挿絵は大丈夫ですが、アニメ・漫画系の小説は苦手です 【2】↑と同じく、アニメ・漫画系を小説化したものも苦手です 【3】現代の日本の様子をかいたようなもの(病気・援助交際・引きこもり・拒食症・過食症・性問題など)も正直読みたくはありません 【4】好みと致しましては、ファンタジー系・夢のあるお話・涙もの・ジブリなど、が好きです などなど、私と同じ本の趣味の方、いらっしゃいましたら「この本がよかった」や「この本は胸を打たれた」などの素敵な小説をご存知でしたら、是非とも教えて下さい。 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#66850
noname#66850
回答No.4

何だか好みが合いそうなので、回答させていただきますね。 本好きなので、いっぱい書きます!! 私は、吉本ばなな(今は表記が「よしもとばなな」ですね)さんの本が結構好きです。 メジャーなのでご存じかもしれませんね。 特に「TUGUMI」「キッチン」(の中の「ムーンライト・シャドウ」)「哀しい予感」が好きです。 言葉の選び方、使い方が素敵です。 心が透明になります。 他の作家さんだと、梨木果歩さんの「西の魔女が死んだ」が好きです。 今度映画化されるみたいですね。 この本は図書館で借りて読み、気に入って「この本欲しい!!」と買ってしまった本です。 あとは・・・恩田陸さんの「夜のピクニック」です。 これを読んだのは19歳の時だったのですが、「高校3年生の時に読みたかった~~~~!!」と、初めて読む時期を後悔した本でした(笑) 高校3年生の時の、「あと1年」という切ない気持を思い出します。 人に自分の好きな本を紹介するのは、いつもドキドキします。 「好きじゃなかったら、どうしよう」 とか考えてしまって(笑) どうかお気に入りの本が、見つかりますように。

yjkb43
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おすすめして頂いた本、どれもおもしろそうで迷ってしまいます。 「好きじゃなかったら、どうしよう」 とありますが、そんなことないですよ。 回答者様が良いと思った本をご紹介して頂いたことが、とても嬉しいです。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.7

●ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」 ミヒャエル・エンデは、世界的に著名なドイツ人作家で、「はてしない物語」は映画「ネバー・エンディング・ストーリー」の原作と言ったほうが、世間での知名度は高いでしょう。主人公が良いことだけではなく、悪いこともするので、説教臭さがなく退屈しませんし、「本当に大丈夫なのか、おいおい」というヒヤヒヤものの展開をします。1度は帝王になりかけた主人公が全てを失ったとき、殺し合いまでしたもうひとりの主人公が助けに来てくれるシーンが感動もの。不思議の国のアリスを年長向け・大人向けにしたような本で、読み終わったあと、不思議な体験をしたような感覚を覚えます。分類はファンタジーか古典だと思います。(何気に、ギリシャ・ローマ趣味が強いという意味で、古典的です)挿絵はいい感じです。 ●大原まり子「スバル星人」 一見、華やかで平和な現実社会。その裏に潜む、悲劇の影。悲劇を乗りこえようとする、主人公の力強さ。非常に密度の濃い小説で1ページ読み飛ばしだだけで、意味が理解できなくなります。分類は、SFかファンタジーでしょう。大原まり子は本職はSF作家で、シリアスなSFも多数書いていますが、これはPOPな感じで、日常生活の裏面を描き出すタイプの作品です。日本語の文章が上手いことも大原まり子の特徴のひとつで、この人の体言止めの使い方には、舌をまくばかりです。最近、新しい版に切り替わったようで、挿絵がひょっとしたら、マンガ系に切り替わっているかもしれません。挿絵は無視するか、古本で初期出版バージョンを探すと良いでしょう。 ●谷山浩子「悲しみの時計少女」 壊れてしまった悲しみの時計少女の物語。著名なミステリー作家である綾辻行人を、「同じような話を書こうと思っていたのに、ヒロコさんに先を越された!」と言わせた傑作。分類は、ミステリーかファンタジー。サンリオ出版というマイナーな出版社につき、書店での入手は困難、オークションに出てくるのを待つほうが現実的でしょう。挿絵は…あったような気がしますが、問題になりそうな画風ではなかったと記憶しています。谷山浩子の本職は、シンガー・ソングライターです。CDアルバム「歪んだ王国」ごとお奨めします。重厚系ファンタジーを歌わせたら、谷山が第一人者という評判を定着させた力作で、綾辻とのコラボになっています。ちなみに、谷山とジブリとの関係ですが、ゲド戦記の曲は、ほとんど谷山浩子が作曲し、手嶌葵が歌っています。「テルーの唱」と「岸を離れる日」については、谷山版と手嶌版を聞き比べると面白いです。最近の谷山にありがちな、無駄をそぎ落とした編曲で、最低限の音と谷山の歌唱力だけで、イメージを強く喚起させるという傾向が分かります。手嶌とは格の違いを感じます。 ●安部公房「方舟さくら丸」 日本が誇る天才小説家で、長生きさえすれば間違いなくノーベル賞ものだったと言われる人物です。どの本を読んでも外れは無いのですが、個人的には「方舟さくら丸」がお気に入り。ただ、冷戦時代の「核戦争で人類の滅亡もありうる」という緊迫感を体験したことがない世代の人には、「砂の女」や「他人の顔」の方が向いているかもしれません。分類は純文学につき、挿絵はありません。純文学でも、私小説やもののあわれの世界を描いたものではなく、世界の不条理さを書いたものが多いので、カフカあたりが好きな人にお奨めです。純文学としては、読みやすい部類に入ります。文章が数学的なまでにクリアで論理的なので。少なくとも川端康成のように、冒頭から「国境の長いトンネルをこえると、そこは雪国だった。夜の底が白くなった」とかまし、翻訳者を「夜の底が白くなっただとお?こんなん、どう訳せばいいんだ?」と悩ませるようなタイプの小説家ではありません。 ●栗本薫「レダ」 栗本と言えば「グイン・サーガ」のほうが著名ですが、「レダ」のほうが私は好きです。未来の管理社会、そのなかで生き抜き成長する少年の物語です。挿絵は無かったような気がしますが、表紙がいのまたむつみなので、漫画調になっています。無視しましょう。分類はSFかファンタジー。なお、同じ人がミステリー小説を書く時は、中島梓という別のペン・ネームを使うのですが、中島名の「ぼくらの時代」も傑作です。 ●夢枕獏「上弦の月をたべる獅子」 普段は怪奇作家として知られている人物ですが、この小説は別格。仏教的・哲学的な作品で、分類はSFか哲学。宮沢賢治をベースとし、ふたりの人生が絡み合い、らせんの概念を追体験していくことで、最後にブッダが生まれるという、重厚なストーリーです。「正しい答えを出せないのは、間違った問いの仕方をしているからだ。正しい問い方をすれば、答えはそこに、既に含まれている」などというのは、露骨に仏教的・弁証法哲学的で、いいですねえ。確か彼は、これで日本SF大賞をゲットしたと記憶しています。ブッダが生まれるのを追体験できるというのは、ある意味、最高の夢のある物語かもしれません。この「他人の思考過程を追体験する」という要素は、東洋ではブッダ、西洋では弁証法哲学者が重視するポイントなのです。

yjkb43
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 素敵な本をたくさん、そして解説までをもつけて頂いて、本当に選びやすくなりました。 ご丁寧なご回答ありがとうございました。

  • kaze100
  • ベストアンサー率20% (35/173)
回答No.6

ファンタジー系で薦めたいのは 「プリンセス・ブライド」ウィリアム・ゴールドマン著 ハヤカワ文庫FT 愛と冒険とユーモアのつまったいいお話だと思います。 ハヤカワFTは、ファンタジー系のお話の宝庫なので、書店で一度手に取ってみるとよいと思います。

yjkb43
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 愛・冒険・ユーモア、と私の大好きな要素のつまった素敵な本を紹介して頂き、とても嬉しいです。 大変興味がありますので、是非とも探してみようと思います。 ありがとうございました。

  • MAY1814
  • ベストアンサー率71% (1816/2527)
回答No.5

 こんにちは。私もどちらかというと「しんどい」話よりも、楽しくて夢のある話の方が好きですので、良かったら参考にして下さい。 ●梨木香歩さん「西の魔女が死んだ」「エンジェルエンジェルエンジェル」「家守綺譚」  梨木さんはファンタジー作家ですが、フワフワとした感じではなく現実感があって、尚且つ不思議な小説を書きます。「西の魔女~」はお婆さんと少女の話ですが、2人の何気ない生活なんかがとても素敵です。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30844535 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31755265 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31325744 ●角田光代さん「人生のベストテン」「Presents」「ドラママチ」 角田さんの小説の中の女性達の中には、ちょっとイラッとくる(彼氏に依存しすぎていたり・・・)感じの主人公もいますが、これらの本は明るくて、ほんのり幸せな感じになります。短篇集ですので読みやすいと思います。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32022078 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31628144 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31733547 ●森絵都さん「風に舞いあがるビニールシート」  直木賞受賞作です。表題作も良いですが、1つ1つの職業に取り組む様子が素敵だと思いました。短篇集ではありませんが「いつかパラソルの下で」も良いです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31718999 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32037286 ●三浦しをんさん「まほろ駅前多田便利軒」  こちらも直木賞受賞作です。便利屋を営む主人公の所へ、高校の時の同級生が転がり込みます(しかも高校時代に全然口を聞いた事がない)。ドタバタで面白くて少し切ない感じで面白かったです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31687972 ●原田宗典さん「旅の短篇集」  通勤途中に思わず旅に出たくなったら困りますが(^_^;)、短編に力を注いでいる著者の、不思議だったり、面白かったりする旅をテーマにした短篇集です。 http://books.yahoo.co.jp/search?p=%B8%B6%C5%C4%BD%A1%C5%B5%A1%A1%CE%B9%A4%CE ●井上ひさしさん「新釈遠野物語」  ファンタジーとジブリ作品が好きなら気に入ると思います。題名の通り「遠野物語」を作家流に面白くアレンジしています。ラストも一ひねりがあります。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31087021 ●浅田次郎さん「霧笛荘夜話」「沙高楼綺譚」「草原からの使者」  涙とちょっと不思議な感じでしたら、こちらもお勧めです。「霧笛荘」は霧笛荘というアパートの住人達の過去の物語を管理人のお婆さんが話します。切なかったり涙があふれたりの連作短篇集です。もう1つはある秘密クラブのような所が舞台です。語り手はクラブのメンバーで主催者も変わっています。それぞれのトップに上っている人達ならではの不思議な話という連作短篇集です。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32046654 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31609483 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31495857  長文失礼しました。良かったら読んでみて下さいm(__)m。  

yjkb43
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 たくさん素敵な本を紹介して頂き、大変参考になりました。 広い本屋さんの中で、紹介して頂いたこの本を、ひとつひとつ探して選んでみようと思います。 ありがとうございました。

回答No.3

ファンタジー系として小野不由美「十二国記」シリーズは どうでしょう?アニメ化されてしまいましたが、秀逸な作品です。 また、高里椎名「フェンネル大陸」シリーズはいかがでしょう? 割合読みやすいと思います。 ミステリーでは、「北村薫」「加納朋子」あたりの殺人の起きない 探偵小説は、いかがでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%91%E8%96%AB http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E7%B4%8D%E6%9C%8B%E5%AD%90

yjkb43
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 十二国記は私も読みました。 アニメ化はされてしまいましたが、小説は奥が深く、大変素敵ですよね。 また、他の小説に関しては、表紙のイラストも素敵で大変興味深いです。 是非とも読んでみたく思います。 ありがとうございました。

noname#112042
noname#112042
回答No.2

あなたの好みと照らし合わせてみると、芥川龍之介の「犬と笛」がおすすめです

yjkb43
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 はい、私は芥川龍之介が大好きです! しかし、ご回答頂いた小説はまだ読んだことがないため、是非とも読んでみたく思います。 ありがとうございました。

  • ginlime
  • ベストアンサー率27% (280/1031)
回答No.1

講談社文庫などにあります阿刀田 高の短篇集は結構面白いです。電車だと短篇の方が良いと思います。もし。昭和の社会の1部を垣間見たいのであれば、新潮文庫(各社あり)などの松本清張シリーズ(短篇もあります)をお勧めします。

yjkb43
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 そうですね。 電車だと短編の方が読みやすいかもしれません。 ご紹介頂いた小説、どれもおもしろそうなので、是非探してみます。 ありがとうございました。

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