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アメリカ学生の飲酒と喫煙について
たとえばNYでは飲酒、喫煙ともに21歳からだそうですが、 実際は日本と変わらないくらいに21歳未満も飲酒、喫煙しているのでしょうか。 特に21歳未満への監視が厳しい(買うときにIDが必要など)とききます。 よく映画などで大学に入学したてに友人にパーティーに招かれ、クラブ状態で飲酒するシーンを見かけますが、ああいったものは日常茶飯事なのでしょうか。 また煙草はアメリカではとても厳しくて喫煙者が減っていると聞きますが、実際若い学生なども煙草はほとんど吸っていないのでしょうか。 アメリカに住んでいる方、アメリカの事情に詳しい方のお答えお待ちしております。
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アメリカ在住で、大学の教員をしています。 ・酒 そうですねぇ、多くはありませんが、やはり21歳未満でも飲んでいます。ただ、こちらでは日本でいう「居酒屋」みたいなところには行きません。入り口でIDチェックがあるので、そもそも入れないのです。また、概して嗜好品は高額ですから、学生でバーなどに来るのは大学院生くらいからです(それも比較的安いF&Cなどを出す店)。 安売り酒店で安いビールやワインを買い、誰かの部屋に集まって飲むのが普通のようです。その中に未成年が混じっている事はあります。 ただ、アメリカは酔っぱらいには厳しい国で、酔って歩いているだけで逮捕もされかねませんし、身の安全という問題もあります。だから、概して酒量は少なめですし、飲んだ後はそのまま部屋に留まっている学生が多いようです。日本ほど、大学生なら誰でも飲んでいる、というほどではないです。 ・タバコ タバコは18歳からですので、高校生でも吸っている奴はいます。先日、ある高校の喫煙者に「お前の学校ではどのくらいの割合で喫煙者がいるんだ」と尋ねたことがあります。彼の回答によると10%程度だそうです。大学での実感もそんな感じですね。 タバコはものすごく高いのですよ。州や市によって税率は違いますし、店によっても値段が違いますから一概には言えませんが、日本で320円のマルボロが、安い州(ジョージア、ネバダなど)で5ドルくらい。高い州(イリノイ、ウィスコンシンなど)に行くと8ドルくらいします。カナダはもっと高くて、12ドルくらいします。一箱1200~1300円です。 だから、学生がそう簡単に買えるものではなく、節約して吸っていますし、そもそも室内は全面禁煙が当たり前で、吸える場所も限られますから、それほど(喫煙者の割合ほど)見かけないという事情があります。 学生は葉たばこを買って、自分で巻いて吸っている人が多いです。そちらの方が紙巻きタバコを買うよりもずっと安上がりです。
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- caldad
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日本ですと、飲酒、喫煙と言う習慣ですが、アメリカの大学ではこのほかにマリワナ、コカイン、覚醒剤程度のものは比較的簡単に手に入ります。したがって、一応の年齢制限のあるものはあっても、もともと合法的でない薬物があるので、その制限の現実的な意味というのは、あるのかどうか分かりません。 大学によって、飲酒の実際の規制については千差万別だと思います。ちなみに私の子供の私立大学では、裕福な大学のため、嘘のような話ですが、大学が毎週末の学生のパーティにビア樽買ってくれて、差し入れしてくれます。ここの学生は週末にただ酒飲み放題ですよ。しかし、ウィスキーなどの蒸留酒はご法度です。これは他の方のいわれた酔っぱらい防止対策か、急性アル中の予防策かもしれません。このパーティの年齢制限のついては、かなりうやむやのようです。こうしていても、毎年数人の学生が急性アルコール中毒のため救急車で病院に担ぎ込まれます。 この週末のビールの提供とというのは、平日はものすごく勉強させるので、週末の息抜き、リラックスが必要という大学の親心なのかもしれません。 カリフォルニアの州立大学の場合に、たとえば、UCでは寮内での飲酒は禁止されていますから、これが見つかれば、退寮処分をうけることもあります。でも隠れてはやっているようです。 しかし、大学生の皆が飲酒、喫煙をするわけではないので、大学によっては逆にSubstanseFree(薬物のない)の寮があったりします。この寮では、禁酒、禁煙、禁薬物というわけです。 タバコについては、学生の喫煙者の数はごくごく少数です。おそらく5%をきるのではないかと思います。タバコの喫煙者の率は高学歴になるほど少なくなり、大学生のなかでも難関であるほど、その数は少ないように思います。これは高校で運動選手であった学生の比率が難関大学では特に多くタバコと受け入れる環境になかったことが原因かもしれません。そのかわりに、試験期間をのりきるための覚醒剤が問題になったりします。
お礼
わかりやすいご回答ありがとうございます。 私のイメージでは、アメリカでは21歳以下には飲酒や喫煙に対してものすごく厳しいというイメージだったので驚きました。 しかしやはり学生がタバコはともかくお酒を飲まないでいられる訳ありませんよね。 隠れて飲んでるのはどこも同じなんですね。 喫煙はアメリカでは国全体でどんどん低下傾向にありますし値段も高いから若い人も日本ほど興味を持たないのですかね。 しかし薬物のほうがもっと厄介だと思いますが・・。 とても参考になりました。ありがとうございました。
- hukuponlog
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#3です。 1.よっぱらいに厳しいとははじめて知りました。 はい。私が現在住んでいる州では、口を開けた酒瓶(ビールビン、缶)を持って歩いているだけで、厳密には法律違反です。路上での飲酒が法律違反ですから、口の開いた酒瓶を持っているということは、路上での飲酒をしたと解釈されるのです。これで逮捕されても文句は言えません。 ですから、明らかに酔っぱらっているなぁと分かる学生を見かけるのは、お祭りの時くらいです。それでも千鳥足なんて人はいませんし、ましてや酔いつぶれるなんて考えられません。コーカソイドは酒が強いから(笑)というのもあるんでしょう。 私の知人の学生で日本に何度か来たことのある女性がいますが、彼女は「日本の繁華街は、酔っぱらいが多くて怖い」と言いますよ。 2.たばこは18歳からなのですか? これは州によって違うのかもしれません。ただ、私の住んでいる州は18歳からです。私自身はいい年ですから、あまり気にしたことがないのです。酒の場合は、誘ったり一緒に飲む関係で年齢制限を気にしますが、タバコは個人の嗜好なので、法律上の年齢に関心がないのです。でも、飲酒と年齢が違うのが不思議ですよねぇ。 飲酒や喫煙に関する学生の一般的な意識ですが、日本と同じです。飲まない・吸わない人は、厳しい意見を言います。もうそれこそ「知性の無い堕落した人間、クズ」みたいな言い方をします。けれど、日本人のノンスモーカーだってそういう言い方をしますよね。飲酒に関しては、日本の方がはるかに寛容です。 で、こうした人の割合が日本よりも高いので、日本にいると、声が大きく聞こえるのでしょう。
お礼
日本のように学生が酔っ払って街中で大騒ぎ・・ということはアメリカではほとんど無いのですね。 飲まない・吸わない人は飲んだり吸う人を厳しく言うのはどこも同じですね。 しかしやはり色々なお話を聞くと、アメリカより日本の方が飲酒や喫煙に対して寛容な気がします。 その代わり(といってはおかしいですが)ドラッグが割りと一般的に手に入ってしまうのかもしれませんね。 詳しご回答ありがとうございました。 とても参考になりました。
- mos_88
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日本よりひどいかもしれません。飲酒など小学生でもしています。 監視が厳しいぶんフェイクIDなどを使って購入する学生も多数います。 とくに大学ともなると課題やテストでストレスも多く病んだ学生も多いですから知らないうちにタバコやドラッグに走ってしまう例もあります。 私は学生からこちらにいて今は社会人ですが社会人になってからのほうがタバコを吸う人は少ないですね。
お礼
小学生から飲酒をしている人もいるとは驚きました。 やはり煙草はともかく飲酒を21歳以上にするのには無理がありますよね。日本でも学生などは教授黙認で飲酒をしていますし・・。 アメリカでは喫煙者は肩身狭い思いをすると聞きますが、若い人はあまり関係ないのですね。 回答ありがとうございました。
- salsal2005
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ニューヨークに半年くらい住んでいました。 行動範囲が主にダウンタウン近くだったかもしれませんが、 酒、タバコ、ドラッグと結構荒んでます。 ドラッグは別としても酒、タバコに関しては日本と変わらないと思います。
お礼
やはり日本と変わらない状況なのですね。 ドラッグも多いのですね・・。 そのへんは少し日本と認識が違うみたいですね。 回答ありがとうございました。
お礼
とても参考になりました。 部屋で飲むことが多いのですか。 日本の未成年の飲酒とは少し違うようですね。 よっぱらいに厳しいとははじめて知りました。 たばこは18歳からなのですか? 21歳からだという情報と18歳からだという情報があるのは州によるということでしょうか。 NYの場合だと喫煙は21歳からですか?