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自著贈呈の際の署名の書き方
先日、拙著が出版されました。学生時代に大変お世話になった総長にお届けした所、ぜひ見返しに署名をしてほしいと頼まれ、あらためて記入したお渡しすることになりました。初の出版でもあり、「謹呈○○先生 ○○学部卒業 (私の名前)」と書くべきだという友人と、「恵存 ○○先生 (以下同じ)」だと勧めてくれる人がいます。 見返しのどの位置(上中下)に、どんな形式で書けば良いのか、ご存知の方がいらっしゃったら教えて頂ければ幸いです。
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「恵存」と「謹呈」では意味が違うのでは? 「恵存」は「どうかお手元にお置き下さい」の意を表わす言葉で、「謹呈」は「謹んで差し上げます」の意ですよね。 「差し上げます」の方を重視したいのなら「謹呈」、「お手元に置いてご愛読ください」のようなニュアンスを入れたいなら「恵存」にすればいいと思います。 また、上記のような意味から、「恵存」はより近しい感じがしますし、「謹呈」だと少しよそよそしい感じ、事務的な感じもありますから、差し上げる方と質問者さまの距離感によって、使う方を決めればよいのではないかと思います。 ただ、この「恵存」について、「目上から目下に贈るときに使う語だ」とする(たぶん間違った)解釈をされる場合もあるようですから、お世話になった目上の方に贈るのでしたら「謹呈」の方が無難かもしれませんね。 gooにて「恵存」で検索すると、いくつか参考になるようなサイトがあると思います。 あと、書く位置ですが、私が過去に一度だけ本を出版した時には、見返しの真ん中よりやや右上に「謹呈 ○○先生」と書き、左下に「××」と自分の名前を署名したように思います。これが正しいのかどうか分かりませんが、その当時は怖い者知らずで、全く何も考えずに書きました。 指導教授に書いたもので、指導教授の性格からすれば、もしマナー違反だったらその旨、注意がやってきたと思いますので、たぶん大丈夫だと思います(書く位置に関してはあまり自信がありません。すみません)。
お礼
ありがとうございました。 早速、謹呈で署名しました。 受け取られた方も喜んで下さったので、無事に任を果たせました。 大変に参考になりました。 ありがとうございました。