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路線時刻表はなぜ1列1列車?
路線時刻表における列車の掲載方法について、始発駅の発車時刻順に、一列一列車で掲載するのが標準ですよね。 これを例えば、A列車がB駅でC列車に追い抜かれる場合、B駅を境にA列車とC列車の列を逆転させることで、どの駅においても到着順に左から並ぶようにすれば便利だと思うのですが、どう思われるでしょうか? 列を逆転させるので、紙面スペースは変わりませんし、途中で列車順序の前後関係の乱れがないため、乗継計画の立案時に便利で、更に使いやすくなると思います。 数年前の東急電鉄の路線時刻表はそうなっていました。現在は一般的な掲載方法に戻ってしまいましたが、追い越し時の「列の逆転」にどういったデメリットがあるのでしょうか?
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協和企画作成の時刻表、私が始めてみたのは東急の時刻表でした。 当時の東急は、あまり追越がなかった時代ですが、ずいぶん画期的な時刻表をつくったものだと関心しました。その後、絶対に作成が無理だと思っていた京急の時刻表も発行され、この流れが続くのかと思っていたのですが..。 私は、京王みたいなところは、確かに種別は多いですが、「見やすい」と考えます。というのも、退避駅が限定されているからです。一方、小田急や東武伊勢崎線などは複々線となっているため、これをどう表現するかが難しいと思われます。 逆に、新幹線は見づらくなる可能性があります。 というのも、退避駅が列車によって異なるため、かなり複雑化することが予想されます。 紙面スペースですが、退避駅の数だけ、紙面上は横方向には増えませんが、縦方向には見やすくするため、増えてしまいます。 そのことから、私鉄(特に複々線がない)には、この時刻表がむいていますが、JRはむかないと思われます。 協和企画がこの時刻表作成から手を引いたのは、 ・どうせ買うなら、各私鉄ごとのものではなく、全私鉄が載っているものを購入する。 ・そもそも私鉄は規則正しい時刻だからニーズがあまりない。 ・見知らぬ私鉄に乗るときも、ネットで検索すれば、どこで乗り換えればいいかまで検索できる。 そんなところがあるのでしょうか? 個人的には、追い越し式の時刻表は「賛成」です。 しかし、ニーズはかなり低いと思われます。残念ではありますが。
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一列で無いと見にくいと個人的には思います。 あとは紙面上で追い越された際に列をずらした場合、同じ電車と分からせるためには時刻表をカラーにしなくては見にくくなってしまうと思います。今は太字・細字で普通電車と、急行・特急を区別してる時刻表がほとんどだと思います。カラーにすると印刷のコストも高くなり時刻表の値段が上がってしまうと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。見にくいですかね。まあ時刻表で何を調べるのか、という視点の違いかもしれませんが。 >カラーにすると印刷のコストも高くなり時刻表の値段が上がってしまうと思います。 ・確かにカラーが前提となるかもしれません。コスト高は説得力ありです。ただ、個人的に強く願いたいのは、東海道新幹線の折り畳み式時刻表です。これは既にカラー(こだま:青文字、ひかり:黒文字、のぞみ:黒文字で黄色地)です。「こだま」は「ひかり」や「のぞみ」にバンバン抜かれますので、せめてこれだけでも「列逆転」してくれれば便利だと思っています。
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お礼
ご回答ありがとうございました。新幹線は見づらくなる可能性があるんですね。確かに列車により退避駅が異なるので、その可能性はあるかもしれませんね。ちなみに私が初めて「追い越し方式」を見た東急電鉄にどうしてやめたのかを聞いたところ、「他社の時刻表も現行の表示(1列方式)が多い」ことのほか、「列車を追って行く表示ですとページが変わる場合は使い難い」ということもあったようです。いずれにせよ視点が縦(列車単位)なんですよね。そのような視点のユーザが圧倒的に多いということでしょう。横(駅単位)の視点は少数派か・・・。残念です(笑)。ただ、皆様のおかげて様々なことが分かりました。協和企画さんのことは、このQ&Aに投稿しなかったら多分ずっと知らずじまいだったと思います。皆さん、感謝しています。ありがとうございました。