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逆相接続で防音効果?
2つ、あるいは4つのスピーカーをできるだけ対称的に設置し、 2つの場合は1つを、4つの場合は2つを(いくつかパターンありますが)、あえて逆相で接続すると、 すべてのスピーカーが正相接続の時よりも 部屋の外に音が漏れにくくなるものでしょうか? この際、音質に関しては気にしません。
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- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
複数の音源からの逆位相の音が打ち消されるのは、双方の音源からの距離が等しい場所及び、音源から発生している波長によって決まる特定の位置でのみ起こる現象です。単純な周波数の連続音では確かに、それぞれの音源からの距離が、周波数によって決まる特定の場所では打ち消されますが、別の場所ではかえって大きくなる部分も出てきます。音楽のような複雑な音源では、ほとんど効果はないでしょう。 あなたのおっしゃる様な方法で騒音を低減させるものに、アクティブノイズキャンセラーというものがありますが、これも、室内全体や周囲を含めて騒音を低減させるものではなく、ある特定の場所やヘッドホンなどで使用されるものです。この場合、騒音の低減を図る場所にマイクなどを設置し、その部分に逆位相になる音源を設置し打ち消します。 逆位相の音源を使用して広い範囲の騒音を消すには、それぞれの場所にその場所の位相と逆の音源をおく必要があり、実用的であるとはいえないでしょう。
- cqw32653
- ベストアンサー率50% (121/239)
> 2つ、あるいは4つのスピーカーをできるだけ対称的に設置し、 この場合のポイントは「対称的に」ではなく、「できるだけ近くに」設置することです。最も効果的な設置は「スピーカーの発音源を向かい合わせにピッタリ設置して、逆相接続」することです。 そのように配置すれば、おっしゃる通り戸外への音漏れは小さくなります。(特に低域で。) 音漏れは小さくなりますが、向かい合わせなので当然ながら音質は目茶苦茶になります。ブレイクイン(エージング)時などにしか使えない手ですね。 スピーカーの設置位置が相互に遠い場合は、No.1さんのおっしゃる通りで音圧抑止効果は全くと言ってよいほどありません。 ただ低域の外への音漏れは部屋のどこにスピーカーを設置したかにも、若干ながら影響を受けます。
- yama1718
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この場合は外ではなく室内の中心部が消音されます。 この原理で救急車のサイレンの騒音を車内で低減するシステムがあります。 外に漏れる騒音の増減は音響シュミレーションしないと判りませんが、かえって騒音が大きくなる場合がありますよ。