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血管が青く見えるのは何ででしょうか?

血は赤いけど血管は青? どうなってるの~??

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  • unos1201
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回答No.1

皮膚から透けて見える血管は、静脈ばかりですので、基本的に酸素が少なくなっていて、どちらかというと暗い青紫に近い色の血液になっています。採血する際に、その色を見ることができますが、いわゆるチアノーゼの色に近いと表現してもいいかも知れません。 これは、肺へ行くと、酸素をヘモグロビンが受け取り、赤くなります。それを筋肉などで酸素を離し、その代わりに2酸化炭素と結合することになります。そこで、色が青紫に近い暗い赤色へと変化するのです。 それを血管と皮膚を通して見ますので、青っぽく感じるのです。 血管が切れて、表に出てきた血液は、周囲の酸素と結合するので、すぐに真っ赤になるのですが、周囲に酸素が無い状態であれば、色が血管の中と同じ状態ですので、暗い色の血液となるわけです。採血する際には、酸素とは触れ合わないので、暗い色なのです。 逆に、体の深い部分の血管は白いものが多く、これは、動脈が圧力が高いのとそれを保護するために血管の壁が厚いので、内部の色が見えないためです。内部には、赤い血液が流れていて、酸欠状態になると、そこも暗い褐色状態になります。小さな動脈などでは、赤みの強いものが透けて見えますが、細いものが多く、逆に、太めで青黒くみえるのは血管の壁が薄い静脈が大部分を占めます。 かなり詳しく記載してしまいましたが、心臓と肺をつなぐ血管は心臓から肺へ送り出す肺動脈の血液の色は酸欠状態の暗い色、逆に肺から心臓に戻ってくる肺静脈は酸素をたっぷり交換してきますので、綺麗な赤い色に戻っています。心臓から出て行く血管を動脈、戻ってくる血管を静脈と呼びますので、このように、肺に関しては、動脈と静脈が色では反対になるのです。 以上は、2心房2心室の動物のことですので、もっと詳しく調べたい場合には、それなりに図鑑などを参考にしてみてください。

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