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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:パンチェン・ラマ11世について教えて下さい)

パンチェン・ラマ11世とは?

このQ&Aのポイント
  • パンチェン・ラマ11世は、現在二人存在していると言われています。
  • 一人は中国政府が認め、現在チベットで活動中の人物で、後者の方は中国政府の傀儡のようなイメージがあります。
  • チベット人たちはダライ・ラマ14世を崇敬していますが、パンチェン・ラマ11世に対してはどのような思いを抱いているのかは不明です。チベット仏教界が分裂している可能性もあります。

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  • tyr134
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回答No.1

仰るとおり、パンチェン・ラマが二人存在するという事態になっています。 パンチェン・ラマとは、ダライ・ラマに次ぐ地位にある人で、ダライ・ラマと同様、前任者の「生まれ変わり」と認定された人が、その地位に就くことになります。 で。ダライ・ラマが死去したりして空位になったときに、チベット族を導き、新たなダライ・ラマを認定するための重要な役割を担うことになります。 ダライ・ラマもパンチェン・ラマも、幼年の頃に即位するので、まともに政治できるまでは後見人が必要となります。 なんで、ダライ・ラマ>パンチェン・ラマの二人三脚で政権運営をしていると捉えれば良いかと思います。(ダライ・ラマが空位や幼い間は、パンチェン・ラマが代理を務める) 中国はこの事実に目を付け、自分の意に適ったパンチェン・ラマを認定しておき、その後、ダライ・ラマ14世が死去したときに、傀儡政権としてのダライ・ラマ15世を作り上げるのに利用しようとしてるんでしょう。 というのも、毛沢東政権の時に、徹底してチベット仏教を弾圧した結果、逆に反発を強めたため、逆にパンチェン・ラマ10世を使って懐柔政策をとろうしました。 その結果、ダライ・ラマ14世は亡命せざるを得なくなりました。 しかし、パンチェン・ラマ10世が中国の完全な言いなりか?と言われるとそうでもなかったようです。 心境の変化か、彼は後年に「ダライ・ラマ14世こそチベットの指導者」と発言したりして、結局中国側に身柄を拘束されたようです。 その後、解放されたもの、パンチェン・ラマ10世は、1989年1月28日、まれなチベット訪問中に心臓発作で死亡しました。 彼の死によって、空位となったパンチェン・ラマの後継を探しが始まったとき、またもや中国政府とチベット亡命政府側との駆け引きが始まりました。 もちろん、中国側は中国政府に忠実なパンチェン・ラマを、チベット亡命政府側はチベット亡命政府に忠実なパンチェン・ラマを。 つまるところ、チベット支配には「ダライ・ラマ」の存在が欠かせないことに遅まきながら気付いた中国政府は、なんとか傀儡となる「ダライ・ラマ」が欲しいといったところでしょう。 そこで、まずはパンチェン・ラマから・・・という遠大な政治戦略なようですね。 http://www.tibethouse.jp/panchen_lama/pl.html http://cruel.org/economist/tibet.html

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質問者

お礼

有難うございました。 ダライ・ラマ14世の年齢を考えると、このパンチェン・ラマ11世という方が、今後のチベット情勢を左右する大きな存在になってきそうですね。 ただ、11世が本当にチベット仏教の最高指導者となった時、内部で争いが起こる可能性はないのかなと心配になります。 外部から見ると、11世はどうも中国政府の傀儡のように見えて仕方ありません。 本当にチベット人民、チベット僧の尊敬の対象になっているのか、知りたいところですね。