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記録訂正による過去の年金額の試算

昨年末、ねんきん特別便による亡父の厚生年金記録漏れが見つかり、すでに訂正手続きをとっていますが、記録訂正後の未支給となる過去の年金額について尋ねたところ、過去5年分年額についてはコンピューターで提示していただきましたが、それ以前の分については物価スライドの兼ね合いもあり計算が手作業となり複雑ですぐ提示出来ず、現在再裁定支給まで半年以上かかる要因ともなっているとの説明を受けました。 そこで、物価スライド制は昭和48年から導入されたようですが、父の場合受給が昭和52年から亡くなるまでの平成18年まで29年間なのですが、その間年金額は物価スライドによりどれほど変化したものなのでしょうか? 例えば提示された過去5年分の追加年金額を10万円とした場合、5年以前の分は幾らぐらい増減するものでしょうか? また社会保険庁では、手作業での計算とのこと、過去の支給した個人の年金額データ等は残っていないものなのでしょうか? 素人考えですがもっと簡単に算出出来る気もするのですが・・ よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.2

 こんにちは。物価スライドには全国消費者物価指数が用いられますが、それだけで金額が動くわけでもありませんので、個々人の年金額に対する物価スライドの影響だけを算出するのは簡単ではないだろうと思います。  また、スライド制も過去、何度か、その計算方法や使用するデータなどが変わっています。なお、現時点の正式な制度名は、マクロ経済スライドおよび物価スライド特例措置です。  国民年金も厚生年金も5年に1度、年金財政や経済情勢を踏まえて給付金額を調整しますが、これは主に賃金水準を見るため(#1さんの回答どおり)、賃金スライドとも呼ばれています。  受給し始めてからも毎年4月に年金額が変わりますが(正確には、変わることもある)、これは物価変動率と賃金変動率の両方の影響を受けます。さらに最新(現時点)の制度下では、それに加えて人口構成と平均寿命の変動まで影響を与え得ることになっているので複雑です。  とはいえ結局すべて数字の世界ですから、コンピュータシステムさえ整備されていれば計算してくれるはず。でも、昨年、年金時効特例法が成立するまでは、政府のミスだろうと5年経てばすべて時効で権利は消滅、新規の給付も、過去にさかのぼっての修正もしないと拒否してきました。  ですから、数十年前まで遡及して年金記録を訂正するという発想はなく、であれば、それに対応するコンピュータ・プログラムがあるとは思えないですね。手計算になるはずです。  当面はそういうシステム構築を行う精神的余裕も時間的余裕も経費もなさそうです。しばらく忍耐強くお待ちいただくほかないのでしょう。なお、保険料は現在受給中のお年寄りの年金の財源でもありますからどうかお支払ください。  

fine2950
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 自分にとってはこれまでほぼ無縁だった複雑な年金制度でもあり、現実に自分の家計に突然降って湧いた大きな出来事ですので果たして支給に結びついても、それをそのまま黙って受け取るしかありません。 知りたいのは円単位の正確な試算額ではなく、過去5年分が確定するならばそれ以前の額はその率より減るのか増えるのかという単純な思いでした。質問の仕方も悪かったです。 丁寧な回答に感謝いたします。ありがとうございます。

  • walkingdic
  • ベストアンサー率47% (4589/9644)
回答No.1

計算自体がとてつもなく大変というわけではなく、待ち行列が長すぎるのです。 つまり、これまでに遡及しての支払を受ける人たちが沢山既に請求しているので、いくら計算が難しいものではなくても、順番に受け付けたものから人間が計算するので、ご質問者の順番が回ってくるまで時間がかかるというだけです。 一つには計算して間違いないかきちんと確認しなければなりませんから、バイトではむりなので、職員が行うわけですけど、職員数がどんどん辞めて減っているうえに、この遡及支給は当初見込みより大幅に増えて現時点で200億超えています。 そんな状況なので、、、、、ということです。 概算で知りたいということでしたら、昭和52年からの世の中のサラリーマンの平均賃金の動きを統計庁のサイトで見てください。大雑把にはそういう推移になっています。 あと、 >過去の支給した個人の年金額データ等は残っていないものなのでしょうか? 残っているでしょうけど、それはなんの意味もなしません。 個人個人、それぞれ事情が様々で金額も異なるので同一にはなりませんので。

fine2950
質問者

お礼

なるほどそう言うことなのですね・・ しかし私の厚生、国民年金はすでに300月を越えているので昨今の 年金不審感から昨年度一時納付を見合わせていたところ、今年に入ってすでに文書の納付督促2回、電話による督促1回を受けています。 徴収する体制だけはしっかりしているなと感じます。 ありがとうございました。