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韓国の住宅事情について教えてください

韓国にいる兄が親に借金のお願いをしてきているのですが、端から聞いていて不自然なところがあります。 韓国事情に詳しい方がいらっしゃいましたら、この話におかしいところがないかどうか(常識的な面も含めて)教えていただけると幸いです。 兄は韓国人女性と結婚して、スウォン(ソウルの隣)にいます。 お嫁さんのお母さんの家の二階に、二世帯住宅のような感じで住んでいます。 そこは開発のための立ち退きで、数年後出て行くことになるそうです。 立ち退き料がもらえない代わりに、その後経つマンションにただで入れるそうですが、名義がお母さん一人になっているためお母さんの住む部屋しか確保してもらえないそうです。 名義は一人で、家族と一緒に住んでいるのが普通だと思うのですが、ここからもう話がおかしいです。 一緒に住むにはどのくらいの広さかわからない、と言います。 兄一家はお母さんと同じマンションに住むつもりらしく、「マンションを買う権利を150万で買えば自分たちも住めるようになる、住まないとしても人に貸せるから無駄にならない」と言い、親に「150万週明けに送ってほしい」と言ってきました。 広さも支払い金額もわからないマンションの購入を決めるのはおかしいと思うのですが、韓国では普通なのでしょうか? また、今やってる店の敷金や礼金にあたるお金も親から借りていますが、日本に比べて破格に高いのですが、韓国では物件にかかるお金が日本よりも高いのでしょうか? また、兄は土地に投資もするようなことを言っていましたが、韓国は地価も落ち着いてると思うのですが、どうなのでしょう? 兄も頼る人がお嫁さんしかしなくて、お嫁さんが上昇志向が強くて兄の稼ぎよりも贅沢をしたいらしく、親への借金につながっているようです。 兄は結婚してから親に「金」「金」と言うようになり、人が変わってしまいました。 お嫁さんは親がお金持ちで、言えばいくらでも送ってくれると思っているようです。 普段は親孝行なそぶりを見せます。 親には兄にお金を貸すのはやめるように言っていますが、外国で苦労して不憫に思っているらしく、つい貸してしまうようです。 (もちろん返ってきたことはありません) 兄も電話をかけただけで百万単位のお金が入ってくるので、味をしめてしまっています。 親に貸さないように説得するには、どういう言い方があるでしょうか?

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回答No.2

韓国ソウルに住んでいます。 隣の国とはいえ、いろいろと制度が違うので、ご心配かと思います。 表面上だけの回答をしますと・・・ まずお兄さんが150万(円ですよね)でマンションの購入件を買うという話ですが、これはあり得ます。 韓国では不動産バブルが続いており、マンションを転売して利益を得る一般人も多く存在しています。もちろん法律等で実際に住まない人、つまり転売による利益獲得が目的は禁じられていますがなくならないようです。 広さについては、これも法律で最低限の居住空間が決められています。 また敷礼金の件ですが、韓国ではそのようなものの代わりに、入居保証金(「チョンセ」と言います)を大家に納めるのが一般的な方法です。ただしこの保証金は退去時にはそのままの金額が返納されます。 またこの金額はかなり高額で、例えば以前住んでいた家はちょっと広めのワンルームという感じですが、約1000万円でした。 この金額は私が退去するときには満額返却されます。 大家はこの金額を銀行に預けるなどして、その金利で利益を得るのです。ですから、「日本に比べて破格に高い」というのも事実ですが、それは満額返却されるものです。 なお韓国でももちろんこのような大きな金額をポイッと出せる人はそれほど多くはないので、多くの場合は、銀行からの住宅ローンで借りることになります。 また実際にはこうした保証金と毎月の家賃の組み合わせでいろいろとバリエーションがあり、保証金を少なくする代わりに、毎月の家賃を高めに設定するとか、保証金を高くする代わりに毎月の家賃はなしにするとか・・・ 以前住んでいた家は、1000万円を預ける代わりに家賃はなしでした。 現在住んでいる家は保証金は安いのですが、家賃は約25万円です。 もちろん全てが全て、こんなに高いのかと言えばそんなこともないですよ。 保証金約100万円で家賃が約5万円位の物件だってあります。ただしワンルームとか、築年数が古いとか、不便な場所にあったりするとかですが。 また土地への投資ですが、韓国の土地バブルは続いているので、投資するという考え方はあるでしょう。スウォン市もここ数年建築ラッシュが続いているので地価が高騰しているようですから。 「上を見たらきりがない」のは当たり前なのですが、今の韓国はみんなが上しか見ていない状態という感じがします。韓国でも指摘されていますが、かつての日本のバブル景気を彷彿とさせます。 お兄さんのご苦労については分かりませんが、確かにいくら身内とはいえ親から頻繁にお金を借りる(もらう)というのは、あんまり感心できることではないでしょうね。 余談ですが、韓国は身内の関係は日本よりも強いので、日本人から見ると一方的に甘えられていたり、負担を押しつけられていたり感じることが多々あります。 お嫁さんの方も、そこにお金があるならば借りちゃえという位の気持ちかもしれません。 日本では親のものは親のものであって、決して子供のものではないですが、韓国では親のものは子供のものであり、子供のものも親のものという感覚が非常に強いです。 文化的な違いもありそうなので、疑問に思ったことはご両親からお兄さんにきちんとお話しされるのがいいかと思いますよ。

maroon987
質問者

お礼

韓国は想像以上に住宅事情が厳しいんですね。 回答していただいた内容に思い当たる点が多々あり、納得しました。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • nidonen
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回答No.1

 とりあえずわかる範囲でお答えします。  まず韓国は典型的な父系社会で、未婚の女性は不動産を買うのが 本当に大変です。お兄さんの奥さんは外国人と結婚しているので、 おそらく戸籍上はまだお母さんの戸籍に入っているものと思われます。 つまり外形的には未婚と一緒ですね。  そのため、今の家がお母さん名義であり、その補償としてお母さん ぶんの部屋しかあてがわれないのは、十分にありえそうなことです。 ※父親が亡くなった場合は息子が、息子がいなければ母親が  筆頭者になります。余談ですが子供は必ず父の姓を継ぎ、  父がいない場合のみ母の姓を継ぐことができます。  次に敷金・礼金の件ですが、韓国では大家さんに多額のお金を預け、 大家さんがその金利を家賃に当てる代わりに月々の家賃が安い~無料に なる「 チョンセ 」( 前払い金の意味 )という仕組みがあります。 このチョンセでは 1000 万円近いお金を預けることもあります。 http://www.pusannavi.com/area/area_r_article.html?id=1113  土地への投資は微妙ですね。韓国人の配偶者がいるとはいえ、韓国で 外国人が土地を買うのは大変です。法的には 1998 年に外国人に対する 土地取得制限が撤廃されたのですが、そこは土地=ウリナラですから、 やすやすと日本人には売らないでしょう。韓国に中華街がないのは 有名な話ですが、華僑が土地を買えなかったことが理由のひとつです。

maroon987
質問者

お礼

日本では普通のことでも韓国では勝手が違うということがよくわかりました。 文化的に似てるようで違いもけっこうあるんですね。 勉強になりました。 どうもありがとうございました。

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