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JRE217系の顔
毎日見かけるJRのE217系の先頭車が第7次製造分から非貫通構造になったらしいのですが、少なくとも外見上は開閉ハンドルが無くなった位で以前のものと変わりありません。あれは(1)将来貫通構造に改造することを見越してのものなのか、(2)単に設計変更がコスト面等で面倒だったのか、真相はどうなのでしょう?非貫通構造なら、前面以外は殆ど構造が同じE231系と同じあのワイドテレビの顔にした方が合理的に思えるのですが…。
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コスト面でしょうね. ガラスの大きさ、形が変わると保守部品が変わってしまいます。 ガラスだけでなく、枠用ゴム、ワイパー関連までです。 場合によっては運転機器用配線配管の取りまわしも 変える必要が出てしまいます。 それに共通化しておけば、将来、貫通構造車が踏み切り事故等で 顔を直す必要が出たときに、どちらにもでもできます。 PS.先日、E217(後期車。モーターはE231と同じ)11両と E231(緩行10両)の同時発進にでくわしました。 結果は、時速80Kmぐらいまで、ゆっくりとE231がE217より 前に出て行きました. 1両のサハでもやっぱり違うんですね.
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貫通口を無くすだけにとどめるのが1番のコストダウンと判断したようですね。 横須賀―総武快速線もこれから埼京線の横浜乗り入れ、地下区間(品川―錦糸町)の地上信号化(ATS-P)、房総地区への205系導入(噂)などで輸送体系が大きく変わっていくのでしょうね・・・。 209系、(E217系)、E231系について掲示板がありますので、そちらもどうぞ。
お礼
早速掲示板を拝見しました。皆さんよくご存知ですね。感心させられました。
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平成10年頃?に、旧運輸省令「普通鉄道構造規則」が改正され、地下鉄用旅客車の先頭車の貫通口設置義務が撤廃されました。 横須賀線・総武快速線はもともと「地下鉄」ではないので「地下鉄等旅客車」の適用は受けませんが、地下鉄に準じた構造車両ということで、E217系も貫通構造としていました。 規制緩和後、コストダウンの観点から、平成11年度製造のE217系は、非貫通構造となったようです。ただ、E217系はすでに最終増備で増産の予定はなく、先頭部のみのデザイン変更はコストアップにつながるので、ニセ貫通口ということでごまかしたものと思います。 以後のE231系は、通勤タイプと設計を合わせることがコストダウンになるという判断から、先頭部のほとんどを通勤タイプと同一設計としています。規制緩和がもう少し早ければ、E217系も違った顔になったかもしれません。 なお、規制緩和後に貫通構造でない地下鉄車両はまだ登場していませんが、ダイヤ混乱時に非貫通の京急2000形が地下鉄区間の品川ー泉岳寺間に乗入れたなどの例があります。
お礼
ニセ貫通口ですか…。でもあの扉(に似せた)部分の周りには切込みらしきものが見えるんですよね。コストダウンを徹底するなら、その切込みも無くしてしまう位でも良かったろうに、さすがにデザイン上の配慮があったのでしょうか。そういえば規制緩和の記事は鉄道ファン誌の特集記事にもありましたね(あまり217の設計変更については触れてませんでしたが)回答ありがとうございました。
お礼
なるほど、おっしゃるとおりですね。でもJR東日本全体で考えるとあの顔は少数派になってしまうのでしょうから、果たして顔を変えなかった方が良かったことなのかなあとも感じております。