乳がん治療をすべてやった場合の予後

質問

母が乳がんになり、リンパに２つ転移があり、色々医者に説明され、再発リスクは中間くらいというように言われました。もともとの腫瘍は１センチくらいと小さかったのですが、全然安心してません。

抗がん剤治療のＡを３週間に１度、計６回
Ｂを何ヶ月かやる、
その後、ホルモン治療
その間、放射線治療も数十回・・・

今の乳がん治療はどこもこのようなマニュアルになってるのですよね？？
本当に長い治療ですが、このフルコースに耐えて、治療を終えた場合、統計的な予後はどんな感じだったでしょうか？
ちなみに、１０年生存率なんてものがありますが、これはフルコースを全部、やった人対象でしょうか？

また、ちなみに、フルコース、特に抗がん剤Ａを６回というのはかなりつらいのでしょうか？頑張って耐えて！と口で簡単にいうほど、たやすいものではないでしょうか？？

よろしくお願いします

回答No.1

inazano

こんばんは。私自身が乳がん患者です。
分かる限りの事をお答えしたく思います。

>今の乳がん治療はどこもこのようなマニュアルになってるのですよね？？
乳がんの治療というのは人それぞれなんです。
国際乳がん学会で決められている”推奨治療”はありますが、患者さんの癌の状態によって抗がん剤の種類も変わって来ます。
ホルモン治療は癌細胞にホルモン感受性がある方のみ対象ですし、放射線治療は一般的に温存された方が対象となっています。
なので、状態を一番良く知っている主治医が一番良いと思われる術後治療を選択し、提示してくれます。

>本当に長い治療ですが、このフルコースに耐えて、治療を終えた場合、統計的な予後はどんな感じだったでしょうか？
>ちなみに、１０年生存率なんてものがありますが、これはフルコースを全部、やった人対象でしょうか？
統計的な予後＝生存率という事でよろしいでしょうか？
罹っていらっしゃる病院でもデータを取っていると思います。
主治医の先生に聞いてみたらきっと教えて下さいますよ。
あとアメリカのデータになりますが「アジュバントオンライン」で詳しい資料が見れます。
私は主治医に自分と全く同じ条件での再発率と生存率のデータが欲しいと言ったところ、↑から出してくださいました。
（確か全部英語の有料サイトだそうです）
一度主治医の先生にご相談になった方がよいかと思います。
ちなみに私はその資料を見て抗がん剤をしない選択をしました。

>また、ちなみに、フルコース、特に抗がん剤Ａを６回というのはかなりつらいのでしょうか？
>頑張って耐えて！と口で簡単にいうほど、たやすいものではないでしょうか？？
抗がん剤Aというのはアドリアマイシンの事でしょうか？
こちらはかなり強い薬と聞き及んでいます。
吐き気・脱毛が主な副作用ですね。
私の知人がやっていましたが、想像を絶する辛さだったようです。
しかし今は良い吐き気止め等も出ているようなので、主治医の先生は副作用を抑える最大限の処置をして下さるのではないでしょうか。
脱毛はどうしても免れないみたいですが…。
患者さんを支えるのはご家族の愛情だと思います。
たやすい物ではありませんが”命を守る為”なのですから、そこをお母様に強く訴えてみて下さい。
私が知る限りではＡは４回とか６回投与が多いみたいですね。

以上、ご参考になりましたでしょうか？
どうかお母様が早く元気になられますようにお祈りしています。
simaseさんも正しい知識を得て、お母様を支えてあげて下さい。
何があっても一番の良き相談相手は主治医の先生だという事をお忘れなく！