- ベストアンサー
漫画やライトノベルのデビュー作としてロボット物が難しいと言われる理由
漫画やライトノベルの作家がロボット物やメカ物をデビュー作として出すのは編集者からNGを出される事がある、 という事を稀に聞きます(ジンキシリーズの綱島志朗やフルメタル・パニック!の賀東招二など)。 これはなぜなのでしょうか?ライトノベルはロボットのデザインの手配に手間取るというのがありそうですが・・・。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
デビュー作にという限定条件付であるなら、 ・そもそもラノベは「ライト」というだけあって、気軽に(というより頭を使わずに)読める平易な文章と構成及びキャッチーなビジュアルが必須。 色々理屈っぽい描写が増えるメカ物をデビュー作にするのは無茶。 メカやロボットなどでわざわざ間口を狭めるのは本来の目的ではない。 ・マンガ連載 →線の多いメカやロボットをコンスタントに書き続ける余裕がない。 ・マンガ単発 →メカ描写にページを取られるとストーリー展開等本筋がおろそかで中途半端な作品になる。 ・人物描写とメカ描写両方できるだけの画力、構成力がまだない。 ロボットやメカのデザインは出版社のアニメ会社へのコネを使えば、メカデザイナー及びその予備軍に依頼することは簡単。 売れっ子でなければ費用もそんなにかからないし。 (ラノベはデザインを挿絵書きの人が兼ねるパターンが多いけど) 面白い物をコンスタントに作れる力があるならメカ物でデビュ-はありえると思いますが、大抵は他のジャンルで人物描写等の基本ができてからやらないとダメって事だと思います。
その他の回答 (1)
- SVOC
- ベストアンサー率34% (219/634)
今のマンガやラノベの発行部数上位の中に、メカものやスペオペがどれだけありますか? 出版社としても、固定ファンが付いていて最初からある程度の部数が見込めるベテランならともかく、ただでさえ売れないリスクの高い新人に、売れないリスクの高いジャンルを書かせることはしませんよ というようなこと事が某作家さんの作品のあとがきに書いてありました 個人的にはスペオペ大好きなので寂しい限りですが
お礼
回答ありがとうございます。 作家さんがあとがきに書くぐらい業界では周知の事実なんですね。 確かに、ライトノベルだとファンタジック(?)なものがよく売れている気がします、 メカ物やスペオペはSF小説に近いのに、SF小説読者からはラノベ蔑視で避けられる事がありそうなので発行部数が伸びないのかもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、妙にメカは細密に描写されているのにキャラクターはテンプレートで魅力が無いというのは、 漫画にしてもライトノベルにしても読者としてはあまりそそられませんね。