- ベストアンサー
明日への遺言など、リーダー像
- 経営者や引責辞任について考える
- 岡田中将の責任の取り方とリーダー像について
- 逆ピラミッド型の組織体系とリーダーの能力について
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
トップダウン方式と、合議方式、どちらも一長一短で、ケース・バイ・ケースですね。 私見ですが、長所短所を示してみようかと思います。 ・トップダウン方式 長所; 頭脳に当たるトップが一人なので、意志決定から行動が早い。よって、相手より先手先手を打って行動したりすることができる。また、責任が明確となるので不祥事が起こった場合に、原因の追求をしやすい。 短所: 意志決定するトップの能力に大きく左右される。また、頭脳が一つなので思考が硬直化しやすくなり、変化に対応出来ない事がある。(トップの能力に左右される所以) ・合議制 長所: 頭脳が複数居るため、決定の公正さや民主制が担保される。また、複数の頭脳があつまるので、多方面からアプローチができる。 短所: 合議制では、話し合って意見のすりあわせが行われるため、意志決定から行動まで時間がかかるので後手に回ることがある。また、しがらみや利権などが絡んで、組織が硬直化すると思考停止に陥る。 簡単な長所短所を挙げてみましたが、いかがでしょう? 勢いや意志決定の迅速さが必要な草創期や改革期なんかは、トップダウン方式が適している。 逆に、安定期や緩やかな変化に対応するには合議制が適している。 ・・・と、私は思いますね。 ただ、その時期であるのかをどう捉えるかの問題が残りますね。 歴史なんかを観ると、長期の隆盛を究めた国なんかは、上手くこれらを使い分けていますね。(外見がトップダウンでも、実際は合議制だったり、その逆だったりしますので) 制度的な事を観ても、古代ローマやヴェネチア共和国なんかは、両方のメリットを使ってそれぞれのデメリットを打ち消す制度なんかを生み出しています。 ただ、それでも組織が動脈硬化を起こして、その時に良い人材が出てこなくなってから衰退に向かってますね。 >皆さんは、岡田中将をどう思いますか? すみません、岡田中将については知識があまりないのでノーコメントでお願いします。 まぁ、Wikiのエピソードを見ると、軍人としては立派だったのかな~?とは思いますね。 軍では責任は階級が上の者の方が重いので、「「私ひとりが一切の責任を負う」として、捕虜処刑の罪について全てを被った」というエピソードは、それを貫いたととれますしね。 >また、リーダーはどうあるべきと思いますか? ・ 臨機応変に対応できる創造性豊かな思考や判断力 ・ 自分自身に対するように、他人を大切にできる道徳性。犠牲的精神も含む ・ 正義を愛し不義を憎む心 ・ 他人に対して厳格であるのと同じように、自分に対しても厳格である道徳性 ・部下から愛されかつ恐れられるようにする ・敵を退けて、味方を増やす 能力 などなど、を兼ね備えてる人物。 ・・って、孫子さんのパクリですが(笑) まぁ、こういった人物が出てくるのは希有なケースなので、最低限度「己を知る」能力が必要でしょうか。 あとは、潔く引くべき時に引ける人物ですね。 ご質問の題にある「明日への遺言」なんかは、まんまですね。 つまり、生きている間に適切な後継者を指名し権力を委譲しておくことです。 よく、リーダーとしては優秀で、彼が生きてる間は良かったのに、彼が権力にしがみつていたせいで後継者を指名せず、結果分裂して衰退した~なんて例も多いですしね。 と私見を勝手に書き連ねてみましたが、参考になりましたら幸いです。
お礼
銀河英雄伝説なんか面白いですよね。 専制君主と民主主義との側面が見れます。 結局、民を大切にして、どれがいいかってことですが。 でも、個人(主になる人)の個人の能力によるところでもありますね。 結局、引っ張る人によるのでしょうか? でも、多目的に考えられないといけませんね。 ありがとうございます。