歌手は好きではない。でも歌は好き。
私は、音楽が好きで、クラシックを始め、フォーク・ソング、昔の流行歌、戦時歌謡、唱歌、懐かしいアニソン、少しだけジャズ、などを聴いています。
歌謡曲も好きなのですが、それだけに歌手の好みは厳しく、好きな歌手は、「アリス」だけ。一時は、アリス・キチ○イと化し、カラオケでアリスばっかり歌って煙たがれ、とうとうヒトカラしか出来なくなってしまいました(苦笑)。
一方、歌手は好きではないけど、その人が歌った、または作った歌に好きなものがあるという事があります。
2、3年前、NHK‐BSで放送された、中島みゆきさんの「ララバイSINGER」(演奏は、同名のアルバムのものではなく、「歌旅」というDVDのライヴ音源がすばらしい)に、しびれてしまいました。今もそれを聴きながらこれをうっています。
中島さんの、あのせっつく様な歌い方など、さっぱり好きではないのです(中島さんのファンの方、ごめんなさい)が、この歌では目立ちません。
中島さんでは、柏原芳恵さんの「春なのに」も好きです。
また、松任谷(荒井)由実さんも好みではないけれど、彼女の作の「まちぶせ」(石川ひとみさんと、三木聖子さんが歌った)や、ハイ・ファイ・セットが歌ったものは素晴らしいと思います。
たまにこういう体験をすると、好きではなくても、やっぱり一流の人はスゴイのかなあと感心します。
この様に、歌手は好みではないけど、その人の(特定の)歌は好き、またはすごいと認めざるを得ない。そんな歌はありますか?