負荷を掛けるとCPU倍率が下がる
Phenom×4 9750のTDP95W版が出たため、早速購入して取り付けたのですが、
BIOSでCnQ無効にした状態で、PCに負荷を掛けるとCPUの倍率が×6(1.2GHz)に
下がってしまいます(CPU電圧も1.1V前後に下がります)。
ほぼ無負荷だと×12(2.4GHz)に戻ります(電圧も1.25V前後に戻ります)。
例えばスーパーπを4つ同時起動させ実行した場合、104万桁が1分前後かかり、
明らかに遅いです。単独実行でも45秒前後かかります。
3DMark06でのCPUスコアも2000前後で、前に使っていたPhenom9500(B2)の3200前後より明らかに悪いです。
動作が普通と逆ですし、そもそも、BIOSでCnQ無効に設定しているのにCPU倍率が変わるのも変です。
色々と試しました(下記参照)が変化が無く、何がおかしいのか分かりません。
因みに、CnQを有効にした場合、負荷を掛けると一時的にCPU倍率が×12になりますが、
すぐに×6に戻ってしまいます。
また、OSは再インストールせず、CPUのみ乗せ替えています。
ただし、CPUドライバは乗せ替え前に一旦削除し、載せ替え後に再インストールしましたし、
マザーのCMOSクリアも乗せ替え時に実施しました。
CrystalCPUID はインストールしていません。
ASUS PC Probe IIで見ているCPU温度も、負荷がかかるとすぐに動作倍率がダウンするためか
47~49℃くらいで安定?しています。(室温29℃。今日は暑いです。)
PC環境
電源:EVER GREEN SILENT KING-5 LW-6450H-5(450W)
CPU:Phenom×4 9750(Agena HD9750WCJ4BGH Rev.B3 TDP95W)
マザーボード:ASUS M3A78-EMH HDMI(Rev1.04G,BIOS 0902)
ビデオカード:HIS H365F256GNP(RADEON3650,Catalyst8.4)
メモリ:UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800 ×2枚(計4GB)
OS:WinXP MCE 2005 URP2 SP2b (SP3適用済み)
CPUドライバ:AMD製 Ver1.3.2.0053
CPUの動きを見たソフト
CPU-Z 1.45
ASUS CnQ Utility 2.17.06
試したこと
CPUを一旦外し、グリスを塗り替えて再度CPUクーラーを取付け
マザーボードのCMOSクリア(2回実施)
AMD CPUドライバの削除(WinXP標準のドライバを使用)
XPの電源の管理で「常にオン」を選択
お礼
アドバイスありがとうございます。 改めてBIOSの設定項目を確認して、何となく「ダイナミックアクセラレーション」機能をOFFにしてみたら、 200x6か200x9にしかしかならないことがわかりました。 ダイナミックアクセラレーションの存在は知っていましたが、まさかCPUを定格以上で動かす場合があるとは思いませんでした。 確かにCPUの両コア-に同時に負荷をかけるとx9の定格動作になり、片側だけに負荷をかけるとx10になることを確認しました。 これで「正常」であることがわかり、ほっとしました。