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三脚と手ぶれ防止機能との関係
はじめまして。 オリンパスのデジイチE-510を使用中です。風景を三脚およびリモートケー ブルで撮うと思いますが、取説には手ブレ軽減機能は off にするよう 書いてあります。なぜですか。on であっても何の支障もないように思いま すが......。 教えてください。
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いまの手ブレ補正の技術レベルは、人がカメラを持った時に発生するブレなど、事前に想定されたブレを補正するようなアルゴリズムが精一杯のようです。 キヤノンあたりの数十万円もする高級望遠レンズでも「流し撮りモード」があるように、状況を自動で判断して対処できるほどの技術レベルに達していないのが現状です。 手ブレ補正を動作させて水中撮影を行ったところ、さんざんな結果に終わった という話も聞いたことがありますね(水中の揺れと手ブレの振動特性の違い)。 三脚にも人の手ブレとは全く違った固有の振動周波数があって、補正なしでは目立たないブレが、人を前提とした補正アルゴリズムが働くと逆に振動=ブレを増加させる方向に作用することがあるようです(なお、全ての物質には固有の振動周波数があります。そこで複数の素材を組み合わせることで振動を吸収させるような設計のモノもあります)。 そのため、”安定した写真撮影の実績のある”手ブレ補正なしで撮影するよう推奨しているのです。
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- netring
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手ブレ防止機能は、魔法ではありません。 一般的には、画像をブレに合わせて移動させると言う方法で補正しています。 つまりメリットは画像のブレを補正できる。 デメリットは画像の周辺画質が低下する事が有る。 いま一つ考えられるのは、人間の手のブレに比べて三脚に付けた時の ブレ方向(振動)が複雑で、補正が十分に出来ない。 #の方がおっしゃられています通りです。
- Us-Timoo
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手振れ防止機能は、カメラの挙動をセンサーではかり その動きに応じてレンズの角度などを自動的に動かす機構になっています。 三脚はなどは、大抵は縦方向・横方向のどちらかの動きしかブレは発生しません。 両方のネジを緩めているのなら三脚を使う意味が余りないですから。 で、手振れ機能をOnにしたままで縦もしくは横方向にカメラの方向を変えてみてください。 手振れ補正の機構がはたらいて、画面が一瞬グユンとうごくのがわかるとおもいます。 また、ミラーなどの動きに反応して手振れ補正の機構がうごいてしまうことがあります。 このような不要な動きをさせないために、OFFにするのです。
- foobar
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いくつか理由が考えられますが、 ・手振れ検出信号に微弱なノイズが乗ると、実際には振動していないのに、振動したと判断して手振れ軽減が動作し、逆にブレを発生させてしまう。 ・手でもった時と三脚に乗せたときでブレの様相が変わり、ブレ軽減機能が適正に動作しない。 という状況がありえるかと思います。
お礼
皆様のすばやい御回答びっくりするとともに、感謝いたします。 このNo.4さんの場を借りて御4方にお礼申し上げます。 全て納得の御回答で、よく理解出来ました。ありがとうございます。