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小児科に勤務されている医師、看護師の方に質問です
こんばんは 僕は現在中3で4月から5年一貫の看護学校に通う予定の男子なのですが、まだまだ先の話ですが卒業したら、救急救命士の資格を取って、小児科か救急の現場で働ければと考えています。 現在、小児科医不足や夜間の小児の診療などで、小児科勤務の医師、看護師方々は大変だと思いますが、この仕事をしていてよかったとやりがいを感じるのはどんな時ですか よろしくお願いします
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なぜ小児科なのでしょうか? なぜ救急なのでしょうか? 小児科と救急の接点が質問の内容からは良く分かりません。 でも、夢多き中学3年生ですものね。 私は現在小児科病棟で働いております。 数年前は呼吸器科病棟、その前は外科病棟におりました。 成人(15歳以上)と小児(0歳から15歳未満)は意識的にも、技術的にもかなりの差があります。 成人看護を経験した上で小児を経験されたほうが良いのではないか、と病棟の新卒でそのまま小児科勤務している後輩達をみて思います。 でも、私の病院は総合病院で「異動」があるので、オールマイティーに働けることが条件のような病院ですので仕方ありません。 中には小児専門の病院もありますし、そこでエキスパートになるのでしたら、別に成人を経験しなくとも大丈夫でしょうけどね。 私の勤めている小児科病棟は肺炎などの上気道感染症や、胃腸炎などの急性期疾患、喘息、紫斑病、ネフローゼなどの慢性疾患、そしてNICU(新生児集中治療室)を看ています。中には小児麻痺などのお子さんもいます。悪性疾患は大学病院に紹介するため、治療はしていません。 母子もしくは家族との分離をさけるため、ご家族の方に付き添いをしてもらっています。 「愛しいわが子」のことですので、ご家族の皆さんは私達の一挙手一同をしっかりチェックしています。一度信用を失うと名指しで担当をはずされます。 技術はもちろんのこと、それ以外にコミュニケーション術も非常に重要となってきます。家族との信頼関係が入院生活の中で重要なポイントを占めるのです。お子さんの具合の悪いときには非常にピリピリムードです。異動したての頃は、ご家族、とくにお母さんの視線に、胃が痛む思いでした。 あれから4年・・・。 今では小児科が大好きです。 常連のお子さんが、もしくはNICUで看ていたお子さんが、小児麻痺のお子さんが、会うたびに大きくなり、色々な表情が出てきて、できることが増えてきて…。ちょっと長く入院しているお子さんなどは、入院中に成長が見られます。赤ちゃんなら笑うようになったとか、寝返りや、独り立ち、お話しや、バイバイなど・・・。 今日も、染色体の病気で発達が遅れているお子さんの成長を実感し、朝から癒され夜勤を終えました。こんなこともできるようになったの?こんなことも言えるようになったの?って。 それだけで、とても幸せな気分になってきます。 わが子以上に癒されることもしばしばです(^_^;) 自分の技術を生かして働きたいと思うなら救急も良いかも知れません。 若いうちは救急で技術を磨くのも大変勉強になると思います。 まさに身をもって「やりがい」が実感できるでしょう。 私は新卒で外科病棟勤務でしたので、看護の基本「清潔・不潔」(これから学びます。)や、手術前から回復までの一連のプロセスを学ぶことができて、非常に勉強になりました。手術をして、元気になって退院していく・・・というメリハリがあって、私は非常に好きな病棟でした。 救急か?小児か?の選択肢がどうして生まれたのかが非常に疑問ですが、小児科は「技術はもちろんのこと、それだけではなく、家族も含めた看護をする必要がある」ということは年頭において学んで言ってください。 この先、学校の実習で色々体験することと思います。 その中で、一つにこだわらず、幅広く学び、選択していってください。 看護師のようなきつい仕事(体力的にも、精神的にも)を選ぶ人が少なくなっている近年、質問者様のように目標を持って学ぼうとしている方々を心から、応援しています。頑張ってください。
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- U---A
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これから看護師を目指すのですね。 小児科・救急どちらも経験しましたが、どちらも違う意味で大変です。 私は笑顔をたくさん見れる小児の方が好きでした。 やりがいは、患者さんだけじゃなく、ご両親・ご兄弟みんなが笑顔で退院の日を迎えたときには心から嬉しくなり、多くの人がこういう退院を迎えられたらなと思います。 小児か救急の現場で働きたい・・・とのことですが、救急救命士の資格を取る意味はあるのでしょうか? 看護師の資格をとり看護師になるなら意味がないような・・・。 救急救命士の行える業務は看護師免許で行えます。(気管挿管は救急救命士の免許があっても、救急救命士として勤務しない限りできません。) 看護師として勤務した場合、救急救命士の資格は活かせないでしょう。救急救命士は、看護師が行える緊急時の医療行為+(条件を満たした資格者は)気管挿管などを、現場から病院に着くまでの間(救急車の中)だけ行うことを許されたという資格です。 つまり、病院内ではその資格を活用できません。結局、看護師として勤務することになりますし、救急救命士養成校2年間で習う程度の知識は、救命センター勤務の看護師になれば現場で勉強することになります。別に、学校に行かなくても知識は得られます。 資格マニアで、資格がたくさん欲しいなら止めませんが・・・。医療職は一つの資格でも相当な現場での勉強を要します。たくさん資格があっても、何一つ満足にできない半人前ならたくさん資格があっても意味はありません。 5年課程ということは、最短で看護師になれるルートです。20歳で看護師になれば、同い年の看護学校卒業者より1年はやく現場で活躍でき、その分給与も高く、プリセプターにも早くなれるでしょう。臨床経験がものをいう世界ですから、看護師になりたいのに無駄に学校に行く必要はないきがします。早く現場に出た方が得です。2・3年他の学校に行った後では、同い年の専門学校卒の看護師の後輩になり、大卒看護師と同じかそれより後に就職することになります。給与も同い年の中では一番低くなりますよ。 救急救命士になりたいなら学校に行く意味がありますが・・・。
お礼
詳しく書いていただきありがとうございます とても参考なりました
お礼
詳しく書いていただきありがとうございました