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インドと北朝鮮
今日、新聞の片隅にインドが潜水艦ミサイルの初の実験を行ったという記事が載っていました。 北朝鮮がミサイル実験をしたら、天地がひっくり返るような大騒ぎをするのに、インドにはどうして黙認しているのでしょう？ また、たくさんの国が核を持っているのに、北朝鮮が核を持つのはどうして駄目なのでしょう？ （私は北朝鮮の回し者ではありません）
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- KITAIKKI
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またまたお邪魔します。前回の回答を書き投稿ボタンを押した後になって、あんな失礼な引用形式の回答を書いてしまって、なんだかすごく後味の悪い思いをしていました。偏向的な考えの持ち主だと言われても仕方のない回答でしたが、あなたに大人の対応をしていただいたことでホッとしています。 あなたが仰るように、このようなテーマはその議論の場所がどこであれ、決して終着点の見えない不毛の議論になってしまうのでしょうね。ただ北朝鮮やイランだけが「悪の枢軸」と呼ばれ、蛇蝎のように嫌われていることに対しては、それこそアメリカ主導のプロパガンダであり、あなたに迎合するわけではありませんが、私も疑問を持つものです。 似たような他の方々の質問に回答するときよく書いているのですが、現在のブッシュ政権はアメリカのみならず、世界歴史上最低最悪の部類に入る政権であり、ジョージ・ブッシュとその取り巻きが行った犯罪は罪深いものであり、いつの日か「人類に対する犯罪」で裁かれるべきものだと思っています。イスラム圏の人々から見れば、この一派こそが悪魔の化身としか思えないほどの非道な行為を繰り広げているのですから。 だからといって北朝鮮が…、なんて書くとまた長くなってしまいますのでやめておきますが(^_^;)、いずれにして、個人的には偏向した考えや物の捉えかたをしないよう、なるべく適度なバランス感覚を持つよう心がけていくしかないと思っています。なんだかあなたの質問を利用して、自分のストレスを発散してしまったような形で申し訳なく思うばかりですが、またいつかお会いできれば幸いです。次は肩のこらない気楽なやりとりをしましょう！（*^_^*）
お礼
全然気にしないでください。 私は昔からへそ曲がりで、おおぜいの人が言う事には疑問を持たずにはいられない人間でして考え過ぎの事もよくあります。 北朝鮮に関しては、私も決してよい国とは思っていません。 しかし、何か分からないものによって自分の考えを誘導され、知らず知らずに体勢に流されていくのが嫌だとはいつも思っています。 またいつかお会いしましょう！
- KITAIKKI
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ちょっと気になるお礼、というよりコメントでしたので、もう少し私も書かせていただきたいと思います。 ＞私は今、北朝鮮という国の問題を出発点から考えてみたいと思っています。 北朝鮮問題の出発点ということですが、どの時点を持って出発点とするのか、それによって問題点の重心もかなり変わってきます。もしそれが南北分断時点からを表現するものであるのならば、それはある意味イデオロギーのレベルから始めなければならないものですので、今回の御質問にはそぐわないものであり、朝鮮戦争後のいつかを出発点とするのなら、いつの日かまた違ったご質問でお会いできれば幸いと考えます。ただそれにしても、今回のご質問の趣旨とはかなりかけ離れているコメントをいただき、正直困惑はしています。 ＞身から出た錆とはどういうことを言うのかわかりませんが、 錆とはかの国がこれまでに行った言動によって惹起した、現在の悲惨な国内情勢と痛々しいばかりの国際的立場だとお思いください。 ＞北朝鮮が精神疾患者というプロパガンダ的発想は今や時代遅れになりつつあるのではないでしょうか？ 私は北朝鮮が政治経済的未開の国とは思っても、精神疾患者とは言っていませんし、また思ってもいません。またプロパガンダ的発想と言われますが、国際政治や外交はある意味プロパガンダなくして成立するものではないと認識しています。とはいえ、日本やアメリカにしても、政治的経済的に成熟しているとは到底思えませんけどね。 ＞また、核は抑止力であるというのも私には幻想に思えます。 一部の識者と呼ばれる人たちや、偏った思想を声高に叫んでいれば平和が訪れると信じている人たちにしてみれば、核その物が悪であり、それが平和の基盤を支える一つのパーツになっていることなど、想定外であることは理解できます。しかし私にしてみればそのような人たちの発想こそが幻想であり、世界の大国はそのような幻想を抱きたくとも抱けないのが現実です。 ＞それは、持っている側の論理にすぎないのではないでしょうか？ その通りです。核は持っているからこそ自分に都合のよい論理を展開し、特定の国を暗に恫喝したり国際的な発言力が強くなったりするという、いささか便利なおもちゃなのです。だからこそ北朝鮮もそれを渇望し、あらゆる手段を持って核クラブの入会を希望しているのです。 ＞確かに北朝鮮は公の場で［悪の枢軸］と言われるような発言（失言）をしましたが、政経両面で追いつめられれて、外交的に洗練されていなければ起こりうる事ではないかと思うんですが。 これまでの発言が失言とは思えませんが、百歩譲ってそうだとしても、残念ながらそれから現在に至るまでの一連の言動は、その失言を裏づけするような結果にしかなっていないことが、ある意味北朝鮮にとっては不幸かもしれません。政経両面で追い詰められ、外交的な不手際の 原因がどこにあるかはここで詮議しても仕方のないことですが、だからといって起こっても仕方のないことだというコメントは論理の飛躍であり、妄言ではないでしょうか。これまで北朝鮮が旱魃や災害に遭うたびに、北朝鮮はそれまでの諍いを都合よく忘れ支援を要求しています。それが彼らを満足させたかどうかは別にしても、その要求に応じ世界は救いの手を差し伸べ、それを尊大な態度で受領しています。ただしそれが全て本当に必要としている人々の手に渡ったかどうかは、いささか怪しいところです。最近のニュースでも、その支援物資の一部が軍や闇市場に流失していることが報道されましたよね。 さらに政治的には譲歩に譲歩を重ねれば重ねるほど、要求をエスカレートさせ、挙句の果てにテーブルをひっくり返してこれまでの交渉を白紙状態にします。こんなやり方に長けた国のどこが外交的に洗練されていないというのでしょうか。マキャべりが生きていれば、北朝鮮を一番の弟子として愛でることは間違いないでしょうね。 いずれにしても今の北朝鮮はいつまでもこのままで良いとは思いません。ではいつどんな風に北朝鮮が変わって行くのかというと、甚だ心もとないばかりで、どうしても諦めと絶望しか思い浮かびません。やはり身から出た錆なんでしょうか。 ＞少し反論のような形になってしまって申し訳ありませんでした。 反論とは思いません。私こそこのような反論めいたことを書いて申し訳ないです。でも恣意的なつもりで書いてはいません。正直ちょっと楽しく書かせていただきました。もし少しでもお気に触ったのなら、いろんな考えがあって、いろんな人間がいるものだと思ってお許しください。
お礼
ご回答有り難うございます。 私はただ、回答で触れておられる事について少し私なりの考えをコメントしただけなんですが、やはりこのような問題はネットなどでは、誤解が起きやすくふさわしくないのかもしれませんね。 もちろん、人はそれぞれの考え方、感じ方がありますし、特にこのような問題は正解の無いQ&Aなのかもしれませんので私も全然気を悪くなんかしていません。 それほど自分の考えに確固たる自信があるわけでもありませんので。 しかし、イデオロギーを抜きにして考えても、北朝鮮やイランなど、「悪の枢軸」と呼ばれる国々は少し不当な扱いを受けてはいまいか？ 本当にその国々は悪でそう呼ぶ方の国は善なのか？という考えが頭を離れません。 しかし、考えは違っても冷静に真摯に回答くださり感謝しています。
- KITAIKKI
- ベストアンサー率55% (462/838)
今回のＳＬＢＭの発射実験は、個人的にはインドの現在の軍事レベルではちょっと背伸びしすぎではないだろうかという感想を抱いています。今回の実験の眼目は純粋に、潜水艦発射弾道弾の実用化を目指した実験とでも言えばいいのかもしれませんが、それに伴う軍事プレゼンスの意味合いも色濃いものであることは間違いありません。 とはいえ、北朝鮮のそれと比べれば確かに今回の実験の扱いは地味ではありますのでそのような疑問も出てきて当然ですが、隣国パキスタンはとてつもないショックを受けていることはたしかです。それに中国も同じように今回の実験を深刻に受け止めています。 なんと言ってもＳＬＢＭは仮想敵国にとっては厄介な存在になるもので、その存在は実際の戦力以上に過大評価されるものですから。個人的には今回のＳＬＢＭの実験は宿敵パキスタンに対してというより、将来の対立を考えた中国に対する強烈なアピールになったのではないかと考えています。 それでも両国が国際的な舞台に今回の実験の非難と懸念をそれほど強く表明しないのは、ご存知のようにいまのパキスタンや中国が他の重要な懸案や問題に振り回されていて、まだ実用のレベルにさえ達していないミサイル実験にあたふたする余裕がないためです。それにしてもインドはなかなか憎いタイミングで実験を行ったものだなと思っています。いまならそれほど騒がれることもないと言えないこともないですからね。しかし、この好機を逃すまいと無理に実験の日程を圧縮して無理に実施したのか、どうも実験は完璧な成功とはいえなかったようですね。 余談ですが、北朝鮮がこれまでに行った日本海へのミサイル実験に日本と韓国、それにアメリカ以外の国はどう反応したかといえば、直接の利害関係にならない国々はおしなべてあっさりした反応でした。こっちには生死に関わる重大問題でも、あっちにはなんの関係もないよそ事、なんてことはどんな時代にもあることなんでしょうね。 とはいえ、北朝鮮の核保有に対して国際的な非難をなぜ受けるかということを考えると、やはりこれは北朝鮮自身の身から出た錆とでも言うしかないと思います。 インドやパキスタン、それにイスラエルといった国々がなぜいつの間にか核クラブの末席にしれっと座り続けられているかといえば、その所有目的が明確であり、なおかつ使用上のルールを確立しているからです。つまり、その所有目的は自国の安全保障のためであり、使用に際しても先制攻撃や自他共に認める自国の敵以外には使用しないことを内外に暗黙の了解的に伝えているからです。 ちょっと変な文章かもしれませんが、これは現在拡を保有している全ての国が自覚していることであり、現実的にはこれらのルールをきちんと守っている限りは、どの国も核の先制攻撃を受けることはあり得ないという相互抑止力になっていると言ってもいいかと思います。だからこそ、核を持っていても使えないために通常戦力の向上と蓄積に血道をあげているということです。 つまり核は抑止力としてのみ存在価値があることをどの国も理解しているのです。翻って北朝鮮はどうかといえば、この核戦力を恫喝と恐喝の道具としてのみに存在価値を見出しているから問題があるのです。 これまでに北朝鮮は国連の場において、韓国やアメリカに対して「お前の国を火の海にしてやる」なんていう、その辺のチンピラも口にすることも恥ずかしい捨て台詞を何度も吐いてきました。それでもまだ核実験を実施していない時期のこともあって、どの国も嘲笑を浮かべるだけで相手にしませんでした。でも一連の弾道ミサイルの連続発射実験や、中途半端な結果に終わったとはいえ、一応は核爆発を何とか成し遂げた今は、その言葉が現実となって新たな意味を持ち、ひいてはこれまでの言動があればこそ、深刻な懸念に繋がっているということです。 俗な比喩をすれば、警察官が町で腰に拳銃をぶら下げて歩いていてもだれも気にはなりませんが（最近はちょっと怪しくなってはいますが…）、精神疾患にかかっている人間が同じことをすれば、だれもが不安でたまらないということですかね。 思いつくままに書いてしまって、取り留めのない回答になりましたが、何かの参考になれば幸いです。
お礼
大変貴重なご意見ありがとうございます。 私は今、北朝鮮という国の問題を出発点から考えてみたいと思っています。 身から出た錆とはどういうことを言うのかわかりませんが、北朝鮮が精神疾患者というプロパガンダ的発想は今や時代遅れになりつつあるのではないでしょうか？ また、核は抑止力であるというのも私には幻想に思えます。 それは、持っている側の論理にすぎないのではないでしょうか？ 確かに北朝鮮は公の場で［悪の枢軸］と言われるような発言（失言）をしましたが、政経両面で追いつめられれて、外交的に洗練されていなければ起こりうる事ではないかと思うんですが。 少し反論のような形になってしまって申し訳ありませんでした。
- Shambleau
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NPT(核不拡散条約)体制を崩壊させないためです。 北朝鮮の核保有を認めることは、即NPT体制の崩壊となります。 そうなれば中東や中南米で核ドミノが起こり、全面核戦争の危機が高まります。 インドがその意味で批判されないのは、NPTに加盟していないからです。 北朝鮮は加盟していて、核開発したので批難されています。 #簡単に言うと、「メリットだけ受けて裏切った卑怯者」だからですね
お礼
NPTに加盟しているいないではなく、核は今や地球規模で考えなければならない問題のような気がするんですが。 回答ありがとうございました。
- 2914-0168
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北朝鮮が独裁国家で、金正日がキチ×イだからです。
補足
回答をいただくのは大変ありがたいのですが感情的な誹謗中傷のご意見はご遠慮ください。 後、よろしければ、金正日がキチ×イだというあなたの根拠をお示しいただければうれしいです。
- mat983
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インドの隣国パキスタンでは相当神経質になっていると思います。 インドが遠く離れた国であり、日本の間に紛争となる火種がないから、 騒がないのです。 それ以前に、日本のマスコミは海外情報に極めてうといです。 報道量が極端に少なく、ロス疑惑、イージス艦の事件に極端に時間を割いています。 なお、インドの核は日本に届きませんが、北朝鮮の核は届きます。 ならず者国家と言われるように民主主義がない独裁国家です。 何をするか分からないので、核はとても危険です。
お礼
回答ありがとうございます。 ならず者国家と言ったのはアメリカですね？ そのアメリカが拉致問題でも同盟国の日本に「お前らでやれ」と突き放し、自分はうまくやろうとしている気配を感じます。 北朝鮮のどういうところがならず者なのだろうと思った事はありませんか？ 私は最近すごく疑問を感じています。
お礼
的確、かつ公平な立場に立ってのご意見大変ありがとうございます。 仰るように、パンドラの箱を開けてしまったと言われている現代、人類が本気で戦争しようと思っているわけがありません。 安全保障のために使われている核であっても、持っている方の一方的な論理ではなく、すべての国が核放棄に向けて進むのが理想だと思います。 有り難うございました。