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住宅ローン借り入れ時の抵当権設定登記について
住宅ローン借り入れ時の抵当権設定登記を自分でやりたいと思ってます(コスト削減のため) しかし銀行はなかなか承諾してくれないと聞きました。 そこで、実際に抵当権設定登記を自分でやった経験がおありの方、 どのように銀行を説得したのかをお聞きしたいのです。 または、経験がない方でも、ご提案があれば教えてください。 宜しく御願いいたします。
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銀行で住宅ローンを担当している者です。 正直言って、このケースは銀行としては承諾しづらいと思います。 本来であれば抵当権設定と住宅ローンの実行というのは同時に行うものです。 ただ、抵当権設定は法務局、住宅ローンの実行は銀行と場所が違うため行うことができません。 そこで、司法書士に依頼をするわけです。 司法書士が書類をすべてチェックし、責任を持って登記するという意思表示を受けたことにより、銀行は融資を実行するという考え方です。 司法書士が法律家の看板を下げた専門家であり、 登記を行わなかった場合等は損害賠償の対象になることを承知で引き受けています。(司法書士は損害賠償保険に入っています) もし、今回のケースのように自分で行いたいと言っても、 「本当に登記を行うのか」、「書類を紛失したらどうするのか」、 さらに「書類を改ざんしたらどうするのか」、「書類を意図的に破棄したらどうするのか」などの問題が出てきます。 銀行としてはこれ以上にないリスクを負うことになってしまいます。 私は今まで100件近く住宅ローンを実行していますが、 司法書士を使わなかったことは1度だけあり、 その時は法務局勤務の親戚を連れてきて、 その所属を名刺と身分証明書で確認できたケースです。 これでも最大限の譲歩でした。 長くなりましたが、 銀行により考え方に違いがあるかもしれませんので、 参考にしてください。
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- tom0014
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嘘で知人に司法書士がいるというのは通じない場合がありますので 注意してください。 つまり銀行から登記に関する委任状をもらわなければならないので。 空欄で委任状をもらえばよいのですが、書かれる場合はすぐばれてしまい 融資そのものに影響がおきる可能性も否定できません。
お礼
そうですよね、知人の司法書士にやってもらうと言って、その事実確認もせずに承諾するわけないですしね。 ありがとうございました。
- WAKKY-
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残念ですが、債務者自身に登記を承諾する金融機関は(特に銀行)はないと思います。 登記の手続きは利害関係者以外(一般的には金融機関出入りの司法書士)に依頼するのが一般的方法です。 金融機関は、融資の担保として抵当権を取得します。その担保設定を債務者自身に任せるということは、行わないものです。 ローン完済後の担保抹消登記は、債務者に有利となるので債務者自身で抹消登記をすることも可能です。 金融機関にとって担保設定登記は重要な項目です。ご自分での登記を承諾する可能性は限りなくゼロに近いと思います。
お礼
顧客に任せると、不正等の懸念があるので大抵断られると認識しています。銀行のそういった点も理解できます。 ただ、顧客自身に任せてもらえたという話もあり、私も交渉したいと思うので、銀行が承諾してくれるか否かではなく、承諾をいただけた数少ない方にどんなトーキングをしたのかを聞きたいのです。
- mkkst
- ベストアンサー率55% (19/34)
住宅ローンの抵当権設定の登記であっても、 抹消の登記であっても、ご自身でなさる方はいらっしゃいますよ。 多くの方は「面倒」という理由で金融機関側に全てお任せにしていますが。 基本的にはご自身でなさろうとするものを 金融機関側が拒否することはできないと思います。 恐らく。。。 顧客任せだと登記に時間を要すること、 安全・確実性に欠くことが懸念材料となるんだと思います。 直入に「自分で手続きします」と言う以外で有効だと思われるのは、 「知人に司法書士がいるので、その人に頼む予定にしています」 といった感じでお話しするといいでしょう。 これだけでなく、各種保険に関しても 「親戚」「知人」とのコネクションを重要視され、 その旨申し出られる方は非常に多いです。
お礼
なるほど、「知人に司法書士がいる」参考にさせて頂きます。 有難うございました。
お礼
「本当に登記を行うのか」、「書類を紛失したらどうするのか」、 「書類を改ざんしたらどうするのか」、「書類を意図的に破棄したらどうするのか」など、銀行側が懸念されるのもよく分かります。 そうですよね、法務局勤務くらいの方でやっと任せていただけるくらいの難しさですよね。 指定の司法書士への報酬として、3万のところから12万のところがあったり、ひらきがあるので、なんだか強制的にそこの言い値を支払うというような感覚を覚え、なんとかならないかなと思ったのです。 まさにご担当されている方にお話が聞けて、参考になりました。 ご回答ありがとうございました。