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心臓マッサージ、生き返るならやり続けたい
ホント素朴な疑問です。。 以前ニュースで、池に落ちたかなにかで子供を救急隊員が心臓マッサージをしていて、なかなか変化が見れず、親が、辛くて息子がかわいそうだから心臓マッサージはもう結構ですといったというのを見ました。そのお父さんにはお父さんの想いがあったのだと思います。。とても悲しい事故でした。。 そこで、思ったのですが、心臓マッサージは何十分?やって変化が出なければ完全にだめだと判断してやめるんですか? 私にはそのような経験や知識がありませんので、もうちょっと、もっと、あと何十分かやれば何とかなるんじゃないか という風に思ってしまうと思うんです。家族とかならなおさら、生き返るなら何日かけてでも交代しながらでもやり続けたいという想いになると思うんです。あきらめたくないとう感じで。。。今まで何十時間と心臓マッサージをした実験結果はあるんですか?たとえばずーと24時間やったら(体力的に大変なことだけど)、息を戻すかも知れないと単純に思っていしまうのですが・・・・そういうわけにもいかないのでしょうか?死後硬直?とかが始まったらあきらめるしかないですが・・・ (病気で意識不明の場合は別で) 無知な質問ですみません。詳しい方教えてください 教えてください それってどうなんでしょうか?
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救命救急における蘇生は、まず、傷病者を発見した人による「BLS」です。 これは、一般人でも行える行為で、心臓マッサージ(正確には胸骨圧迫と言います)、人工呼吸、AEDによる除細動です。 その後、病院に搬送された後ACLSといって、BLSに加えて、気管内挿管や、薬剤投与などより高度な救命措置を行います。 蘇生中止の判断は、基本的には「親族の判断」です。 親族がいない場合は一番近い人になりますが、その人が「中止してくれて結構です」と言わない限り蘇生は続きます。 病院においてカルテがあってDNARという蘇生を行わないで欲しいという生前の意思表示があれば、それを元に家族に説明をします。 死の兆候が現れた場合も、家族にそれを説明し、蘇生中止に同意してもらいます。 胸骨圧迫にしても、かなり強い力で押しますし、除細動(電気ショックにしても、皮膚にかなり影響を与えますので、「もうかわいそうだから・・・」という気持ちもわかります。 胸骨圧迫をやめればすぐに死亡してしまいますが、条件が良ければ確かに数十分の胸骨圧迫の後に蘇生した例はあります。 胸骨圧迫をすると、弱く心臓が動いているのと同じですから、ある程度脳にも全身にも血流がありますが、限界があります。
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- HR4
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連投申し訳ありません。 心臓マッサージについてのみお答えしましたが、 心肺蘇生「国際ガイドライン2005(AHA)」 というものがあります。 求めている回答とは、ちょっと路線が異なるとは思いますが、こういうものもあります、程度にのせておきます。
- HR4
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答えになっているかわかりませんが、参考になれば。 ウィキペディアの「心肺蘇生法」『BLSの意義』をご覧になって下さい。 BLSとかACLSとか、難しい言葉は抜きにして、読んでみて下さい。わかりやすいようにまとめてみました。 ・人間の脳は呼吸が止まってから4~6分で低酸素による不可逆的な状態に陥る。 ・2分以内に心肺蘇生が開始された場合の救命率は90%程度 4分では50%、5分では25%程度となる。 ・上記のことから、救急隊到着までの数分間(5~6分)に、現場に居合わせた人による心肺蘇生が行われるかどうかが救命率を大きく左右する。 ・脳自体には酸素を蓄える能力がなく、絶えず酸素を供給し続ける必要があるため一刻も早く脳に新鮮な酸素を送る必要がある。 ・脳は血液供給停止状態となると約10秒で意識がなくなり、約1分で呼吸ができなくなる。 心臓が機能しなくなってから、心臓マッサージを始めるまでの時間が短ければ、脳はまだ可逆的な状態であり、心臓マッサージにより(可能であれば人工呼吸も)蘇生できるかもしれない。 その反対は…ということですかね? 仮に24時間も心臓マッサージしたら、肋骨ボロボロになってしまいそうです…
- taunamlz
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低体温の状態ならば数時間後に蘇生と言うのもあるみたいです。 基本的に心臓マッサージは救急車が来るまで続けるのが正しいようです。
- Lescault
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こんにちは。 概ね30分位が限界ですね。というのは脳の組織は5分血流が遮断されればもう復活の確率はかなり低いですし(脳死状態)、その他の組織臓器でも30分以上も血流が途切れれば、血流が再開したとしても種々の機能不全を起こす可能性が高いです。