PCのネットワーク接続には論理層と物理層があって
物理層の主役はすでに、Ethernetや無線LANなどになっています。
それに対して、Windows95から98にかけての時代には
ダイヤルアップで(つまりは電話番号を出力して)サーバーに繋いでいました。
現在でも、携帯電話やPHSを利用したダイヤルアップ接続ができる機器はありますが
現在ではほとんど使われていない気がします。(地方の状況は知らない)
仮にインターネットへの接続にダイヤルアップ接続を行なう必要があるとしたら
そのための装置(一般的にモデム)が無い。あるいは
その装置が認識されていないという状況にあるようです。
もし、ADSLや光、あるいはISDNルーターなどを使う場合は
ダイヤルアップアダプターは必要ありません。
その代わりに、LAN端子とルーターやADSLモデムなどを繋ぐ必要があります。
LAN端子の有無は外観からわかりますが、ダイヤルアップアダプターの
RJ11端子(電話の端子)に良く似た、少し大きいRJ45端子がLAN端子です。
OS側からはネットワークアダプターとして表示されたりします。
Windows98,MeあたりまでのPCであれば、モデムとLANの両方が無い場合もありますし
あるいはモデムが前ユーザーの手で、不要として撤去されている場合もあります。
前ユーザーに相談するのが手っ取り早い気はします。
なお、LAN端子が必要な場合は、2000円前後でLANカード等が入手できます。
ネットワークの中継機器(ハブ/ルーター等)が無線LANに対応していれば
無線LANカードが利用できる場合もあります。
が、このへんの組合せはややこしいこともあるので要注意。