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JRは独占企業と言われない訳

毎日のように、あちこちで電車がトラブルで遅れ、通勤に苦労してます。 そこで、思ったのですが、JRもかつての三公社と言われる中の一つ。 (三公社=国鉄(現JR)、専売公社(現JT)、電電公社(現NTT)) NTTは「独占だ」と言われ、色々行政指導や過疎地などの通信設備維持などの義務を受けていますが、JRは「独占だ」と言われていません。 また、親方日の丸的で電話の故障やトラブル時の対応の悪さに腹を立て、NTT以外の通信会社を使う「アンチNTT」と呼ばれる人たちがいて、一般的にも認められるような存在ですが、やはり、あんなに毎日輸送障害で止っているJRに対しては「アンチJR」という人はあまりいません。 座席が少なく詰め込み優先の電車でも「女性専用車」や「優先席」は社会的に良い事として受け入れられています。 鉄道は自由化は安全上や設備上難しいですが、駅構内や駅ナカにおいてはJRのグループ企業だけを優遇するような状態です。 例えば。 ・以前から、営業していた地元の立ち食い蕎麦から、JR系列の立ち食い蕎麦や変わる。 ・みどりの窓口の隣に、自社の旅行代理店(びゅうプラザ)などを置く。 ・駅構内や元鉄道用地だった立地条件の良い場所に、JRグループ企業のホテル、スポーツクラブを設置する。 ・エキナカの飲食店は、ほとんどJR系列。一般的なチェーン店もあるが、多くはJR系列会社がFC契約をして運営している。 ・M&Aを繰り返し、巨大化している、某スーパーマーケットチェーンと関係を深めている(電子マネーやカード事業に関して) それこそ、駅構内などは、公共用地に近いのだから、店舗の出店に関しては、JR系企業に占拠されないような処置が必要だと思うし、もし、独占的な営業を認めるのなら、赤字や新幹線開通で切り捨てた在来線などの地方路線の維持の義務を負うべきだと思います。 なぜ、JRは独占企業として、叩かれないのでしょうか? 政治的な意図でもあるのでしょうか?

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  • ChaoPraya
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回答No.8

電電公社が独占なのは、明治以来固定電話網を全国に張り巡らせたからです。 その原資は今は無き電話加入権。 これだけの固定電話網を各家庭、公衆電話にまで構築することは一般企業にはできないことなんですね。 発展途上国では固定電話の普及率が低い分、携帯電話の普及率が高いということになります。 電話回線を引くのと、基地局を整備するのと設備費用が格段に違うからです。 では電気は?独占です。 これも電電公社と同じ理由。表面上は民間会社ですがエネルギー事情があるので国策会社です。 10年ほど前から電気供給は開放されましたが、一般家庭への小売はしないしできない。 JRは?独占企業ではない。 なぜなら首都圏、関西圏のように私鉄が強く、そのために都市近郊は運賃を別計算にしなければならない。 元々関西は、小林一三翁が国鉄に頼らず、関西は民間でやるから別によいといった風土もあり私鉄王国とも呼ばれています。 敷地内に系列Grの店舗を認めて、コンペティターは認めないのは当たり前のことでこのことが独占であるというのは違います。 地方はそうではないといわれるかもしれませんが、長野県では松本電鉄や長野電鉄など、福井県、富山県その他たくさんの(国鉄廃線後の三セク以外)私鉄が走っており、 常に自由競争ができる状態が続いておりました。 長距離異動は別の方も述べられているように航空機その他の移動手段との競争も激しいのでやはり独占ではないといえるでしょう。

その他の回答 (9)

  • 2914-0168
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回答No.10

国鉄時代は本業の鉄道以外の関連事業には進出できませんでした。 民営化されて20年、民間企業となったJRは、当然のこととして自社の開発事業にはグループ会社を優先するのは当たり前と思います。 JR東日本は流通部門に関していれば、今や日本で有数のトップ企業です。ルミネ。アトレの駅ビル事業。百貨店の立川グランディアは阪急との合弁。駅のコンビに・ニューデイズの日販売り上げはセブンイレブンを上回り業界1位。エキナカの無印・ユニクロ・吉野家などもJRがFC。 もう国鉄ではなく民間企業なので自社グループ優先は当然でしょう。 この考え自体は、阪急創業者の小林翁の考えですし、責められることはないはずです。 私鉄だって、東急も京急も阪急阪神も、どこの私鉄でも沿線やターミナル開発は自社グループ優先なのですから。

noname#209756
noname#209756
回答No.9

通信はアメリカではもっと規制に対して、うるさいのです。鉄道は民営化しても、空港の運営会社と同じで、インフラ関連で、独占になりやすいものです。それに対しては、競争でなく、インフラで供給ができるようにすることが重要です。ですので、枠組みをしめすのもすることが問われて、利益ではないものも重要です。

回答No.7

 質問者さんのおっしゃるとおり、JRは独占企業です。もっとも、独占企業の割にはサービスが良いので、叩かれないのが現状かと思います。  サービスが良いといっても、混雑する電車、輸送障害、駅ナカの独占はどうなんだ、ローカル線の廃止はどうなんだ、という事になりますが、これら全てに関して、JRになる前の国鉄のサービスは悪すぎました。  国鉄時代の電車の混雑は今よりも深刻でしたし、帰りがけに駅で買い物や飲食をしたいと思っても気の効いた店はない(客にとってはJRの直営だろうがなかろうが便利な場所に店があればそれでいいので)、電車は今なら不可抗力でしか止まりませんが、その当時は左翼の組合員の政治闘争で勝手に止められましたし、そのとばっちりで悪化した経営をローカル線の廃止で穴埋めしようとしていたのですから・・・そういう事を知っている世代にとっては、今のJRの独占など大した問題にうつらないのかもしれません。  また、独占の最大の弊害は、勝手に高運賃を課すことにありますが、JR(本州三社)は民営化後、消費税以外の値上げを一度も行っていません。国鉄時代の運賃が高すぎたせいでもありますが、それにしても、1割~2割の値上げだったら政府も容認したはずで、それを行わずに自主的に低運賃を提供している事がある程度評価されているのだと思います。  ただし、JRも発足20年となり、利用者の中にも国鉄を知らない人が増えてきました。運賃値上げもいつまでも行わないわけにはいかないので、それらの動向により利用者の意見も変化していくと考えられます。

  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.6

JRはNTTとは違い、最初から他社との競争にさらされているからだと思います。 具体的には、長距離輸送は飛行機と競争しています。JR貨物なら、船と競争することもあるでしょう。 私の住んでいる地域に限って言えば、例えば、JR東日本と京浜急行の競争は、非常に激しいものがあります。京浜急行が電車で羽田空港まで直接つながったのに対抗するため、JR側は傘下の東京モノレールで何とか競争で打ち勝とうと必死であり、羽田空港には、わざわざ人を配置させて、「東京モノレールの改札はあちら側です!」などと、客の誘導をやっています。 京浜急行側も馬鹿ではなく、品川・横浜間という一番のドル箱をめぐって、JRに何とか勝てないかと模索しています。もともと京浜急行は、1組の線路だけでJR京浜東北線(普通電車相当)とJR東海道本線(特急電車相当)の2つを相手に戦わなければならない宿命を持っています。その結果、京浜急行のダイアグラムは極めてマニアックなものとなっており、乗客を乗せたままホーム上で2つの列車を連結させたり、逆に途中で切り離して、それぞれ別の行き先に向かうなどという、他では見たことのない運営をしています。

  • lvmhyamzn
  • ベストアンサー率8% (50/617)
回答No.5

NTTがいわれているのは通信市場を独占しているということです。 なぜJRがそういわれないかは鉄道市場を独占してないからです。 JRが質問で言っているNTTのような状態になるには、今の私鉄の線路も駅も車両も全部JRのもので、私鉄はJRからモノを運行する言わばチャーター列車を動かしているような感じでしょう。 NTTがやっているということはこういうことです。 駅中の売店がというのはぜんぜん見当違いな話です。

  • chie65536
  • ベストアンサー率41% (2512/6032)
回答No.4

私鉄が「JR以上の独占的運営」をしているからじゃないですか? 西武鉄道の駅に、西武以外のお店が入ってるのを見た事がありません。 京急鉄道の駅に、京急以外のお店が入ってるのを見た事がありません。 でもJRの駅に、JR以外のお店が入ってるのは見た事があります。 私鉄に比べたら「JRの方が、よっぽど開放的」だと思うけど。

  • mi-dog
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回答No.3

もし、黒字なら、公共的会社なので、業務提携でも、乗り入れでも、地域整備は必要ですね。 地域で分割されたので、分社ごとの収支は分かりませんが。

  • ahohdori
  • ベストアンサー率20% (180/894)
回答No.2

JR3社は株式も公開しており、独占企業だとは思いませんよ。 鉄道法に則った企業がJRの路線を借りて列車を運行することは違法ではありません。そんな企業が出てこないだけです。 新宿⇔日光間に、JRと東武が共同で特急を運行させているのは、路線解放の好例です。 まあそれにしても『三公社』なんて懐かしい言葉を持ち出されて物ですね。ならば『五現業』は覚えておいでですか?

  • myeyesonly
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回答No.1

こんにちは。 これは日本の鉄道の歴史にまでさかのぼる必要がある内容でしょう。 そもそも日本の鉄道は、独立採算で結構しっかりやれていたのです。 その為に直営店?みたいなのに独占を許したり・・・していたのですが、それらの利益も含めてトータルで赤字をあまり出さないでうまくやれていました。 そして、事故の原因解明や対策などを集中して引き受ける事で、鉄道技術その物の底上げが出来て、今の日本の鉄道技術が非常に高いレベルで維持されているのはこの下地があったからこそなのです。 これがおかしくなったのは政治家がやたらと新幹線をひっぱり回したからです。 丁度、そういうタイミングでスト権ストというのが行われて、トラックに貨物輸送の優位を取られてしまう、という事件が起こり、それからは赤字転落の一途を転げ落ちる事になります。 今、分割され民営化されて、出店店舗なども少しづつですが、開放されて来てるし、経営のために赤字ローカル線廃止なども行われています。 これがいいか悪いかはさておいて、質問者さんのおっしゃる方向には進んでいると思います。