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近視矯正術
私は近視で、眼鏡とコンタクトを使っています。近視矯正手術を受けたいのですが、まだ日本では新しい手術で、10年後の予後がはっきりしていないと聞きました。いろんなサイトで見てみましたが、実際にこの手術を受けた方にご意見を聞きたいと思っております。良かった点、悪かった点、失敗した話を聞いたことがあるなど、教えてください。
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こんにちは。矯正手術を受けたものです。手術を受けてほんとうに良かったと思ってます。 元々の視力は0.1も無い超ど近眼でしたが、平成5~9年頃にかけて矯正手術を受け、現在は視力1.0位を保ってます。もちろん運転免許の「眼鏡使用」の条件も消えています。 矯正手術期間が長期にわたっているのは、1度の手術で思うように視力が出ず再手術をしたためです。最初受けたのはPRK手術という特殊なレーザーで角膜を削って屈折率を変えると言う手術でした。手術自体は30秒ぐらいで終わりますが、2~3日は痛みがひどいため、痛み止めを飲んで安静にしていました。その後眼帯をとった時の眼鏡無しで物がくっきり見えたときの感動は今でも忘れません。ちょうど、映画「スパイダーマン」の主人公が蜘蛛に噛まれて寝込んだ翌朝、ど近眼のはずが、眼鏡無しで鏡に映った自分の姿がクッキリ見えたときの場面にそっくりでしたよ。(笑) ところが、手術後1年位たつと視力が落ち始め0.2位まで落ちてしまいました。元々ど近眼の人は再手術が必要になることもあると聞いていたのでちょっとがっかりしましたが迷わず再度PRK手術を受けることにしました。その後、また右目だけ視力が落ちてきたので右目だけ3度目の手術を受けましたがこのときはRK手術と言われる一番古い手術方法でした。角膜に放射状にメスを入れるだけの簡単な手術ですが、こうすると角膜の周りが盛り上がり、中心部が平たくなって焦点が合うという仕組みだそうです。軽度の近視はこの手術が当時は一般的なようでした。(日進月歩の医療技術のことですから最近のことは私はわかりません。) その後、視力の若干の低下はありましたが、ここ4~5年は現在の視力を保ったままです。今後視力が落ちるかどうかはわかりませんが、自分ではもう大丈夫だろうと感覚的には思ってます。そろそろ老眼の影響も懸念される年齢になってきましたし・・・(-_-);でも、もし視力が落ちて診察の結果再手術が出来るのであれば私は迷わず受けます。 両眼で計5回にわたる手術で100万円近く(以上だったかな・・・)かかりましたが、眼鏡無しの生活から解放されるなら私は「安い」と今でも考えます。これは眼鏡をかけたことのない人や眼鏡をかけていてもそれほど度の強くない人にはわからない感覚だと思います。 私が受けたころはまだ矯正手術を受けられる眼科は非常に少なくて、私が受けた眼科は日本で最初に矯正手術を手がけた先生で、当時、手術の失敗例は無いと説明を受けました。(視力が思うように出ないのは失敗ではないという定義ですが)最近は手術を受けられる病院もずいぶん増えているようですが、トラブルの噂もあるみたいですね。技術、経験、アフターケア等、信用ある病院で受けられることがもちろん前提です。 後遺症についてですがこればかりは誰にも(少なくとも素人の私には)わかりません。私自身は「硬い角膜を少し削るぐらいだから失明とかそんな深刻なことにはならないだろう。」ぐらいの全くの素人考えで安心しきっていますが、多少後遺症が出ても私は後悔はしないと思います。 私が手術を受けようと判断した理由は、もし、手術をせずにいたら年をとってから「若いうちに手術をしておけば良かった。」と間違いなく後悔するだろうと思いました。それと「将来、後遺症が出ることを否定できない。」ということを天秤にかけたら「手術を受けるお金ができたら即受ける。」と答えが出たからです。 リスクはゼロでは無いと思いますし、お金もかかります。思うように視力ないこともあります。ですから私は経験談はお話しましたが、手術を受けた方がいいとか止めた方がいいとかいうアドバイスはしません。あとはあなた自身が決めることです。ただ、もし受けると決めたのでしたら一日も早く受けることだけはお勧めしておきます。
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- sonorin
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e-rindaさんの近視の度数はどの程度なのでしょうか? 近視矯正手術は確かに新しい技術で、まだ保険の認可がおりていませんので、金額も相当なものになります(両眼で大体50~60万くらいでしょうか)。 しかし、施設によっては非常に良好な結果を多く出している所もありますが、まだまだ「試し」の段階であることは否めません。 表だっては良いことばかりどのクリニックも述べていると思いますが、失敗も確かに多いです。ただ、失敗を失敗と気付かない患者さんもおられますが。 角膜に傷を付けたり削ったりするわけですから、眼にとって良いことは確かにあまりありません。角膜を削るということは、その削った分だけその角膜は外的影響に弱くなります。特に角膜の一番内層にある角膜内皮は再生能力がないので、この部分の細胞が多く障害を受けて脱落してしまうと、今後白内障などで眼内手術が必要となったときに内皮細胞が少なすぎるために手術できないといった事態も起こりかねません。 こうした事態を防ぐ優れた方法が現在実施されていますが、それでも失敗は確かにあります。 また、老眼になったときにまた問題になったりもします。 老眼の場合には近くが見えづらくなるわけですが、現在裸眼で25~30cm程度の距離が見えているような程度の近視であれば、そのまま眼鏡やコンタクトで過ごされている方がベストだと思います。 悪いことばかり書いてしまいましたが、私自身は遠視では考える余地はありますが、近視の場合には眼鏡やコンタクトで過ごす方が良いと思う意見ですので、偏りがあって済みません。 しかし手術となると、もし過矯正されてしまったりしたら、もう一度手術して下さいというわけにはいきません。その点眼鏡なら作り替えれば良いので、身体に重大な影響を与えることはないと思います。 確かに整容的にも心身的にも道具を使わずに裸眼で過ごせる事は魅力ですが、やはり長い目で見たスタンスでじっくり考えてみて下さい。
お礼
アドバイスありがとうございます。そうですね、良い面もあれば悪い面もありますよね。一度、目星をつけた眼科がありますので、そちらでしっかり説明を聞いてみようと思います。
お礼
アドバイスありがとうございます。パンフレットに載っている体験談ってどうもうさんくさく感じてしまうので、実際受けたことのある方のお話を聞けてよかったです。目星をつけている眼科があるので、一度説明を聞いてみようとおもいます。