- 締切済み
コードについて
アコギをやっています。 弾き語り集を購入し色々練習しています。 コードについて質問ですが。 例えばAコードは2f2・3・4弦を押さえますよね。 でも、弾き語りに書いてあるのは同じAでも押さえ方が違います。 5fセーハ3・4・5弦を押さえるように書いてあります。 TABだと上から5・5・6・7・7・5。 カッティングが入っている曲は普通と押さえ方が違います。 これは、カッティングをしやすいように押さえ方を変えたのですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- sorajiro
- ベストアンサー率0% (0/4)
実際に弾き語りの本やバンドスコアを書いてますけど、 まさにその通りですよ。 2fの押さえ方ではブラッシング・ミュート(チャカ!っていう音のところ)の時に開放音が鳴りやすく、タイト感が出ないです。 曲調によって、開放まじりの押さえ方(ロー・コード)を使わずに、5fとかでセーハを使った押さえ方で記譜することがあります。
カッティングは、出ている音を切って休符部分をきっちりとミュートすることが肝になる奏法です。そのため、コードフォームなどに関してもミュートをしやすいフォームを選択することがあります。 バレーコードの場合は、親指の力を緩めてフレットから弦を軽く浮かせるだけでミュートができるので、カッティングの際にはそちらのコードフォームの方が好まれるという側面はあるでしょう。開放弦が絡むコードでカッティングをする場合は、ピッキング側の手でタイミングよくミュートをかけるか、あるいはミュートするタイミングでコードフォームを一度崩して開放弦にもミュートをかける必要があり、その分忙しくなりますし、技術的にもそれなりに指の動きを洗練する必要が出ます。ですので、カッティングの際のミュートをかけやすいようにするために、コードフォームを選択しているという可能性は十分にありうる可能性だと思います。 なお、コードを捉える時には、どのポジションを押えているかより、どの音程を出そうとしているかの方がポイントになります。つまり、コードフォームが違っても、コードを成立させるために必要な音程を確保していれば、コードを弾く目的を果たせるということが言えます。 また、ギター上には同じ音程が出るポジションが異なる弦上に複数存在することもありますので、一つのコードでも大抵は複数のコードフォームが存在することになります。 例にあるAコードの場合は、2~4弦の2fを押さえるフォームと5fをセーハするフォームとでは、それぞれの弦を弾くと前者は6弦開放から順にE・A・E・A・C#・E、後者は6弦5fから順にA・E・A・C#・E・Aという音程が得られ、Aコードとして必要なA・C#・Eの3つの音程を確保しています。また、この両者の場合は、6弦5fと5弦開放、5弦7fと4弦2f、4弦7fと3弦2f、3弦6fと2弦2f、2弦5fと1弦開放は同じ高さの同じ音程になりますので、音程的な相違点は最低音が6弦開放Eになるか6弦5fAになるかと、トップノートが1弦開放Eになるか1弦5fAになるかの違いだけともいえます(ただし、弦の鳴り・音質には違いが出る可能性があります)。 コードを考える場合には、コードフォームだけでなく、そこで得られる音程についても着目して把握するようにすると良いでしょう。 蛇足の話が多くなりましたが、参考になれば。
- HPLC
- ベストアンサー率22% (280/1224)
カッティングする場合、コードストローク間にミュート音ノイズを加えますが、セーハしているとミュートしやすいのでカッティングもやりやすいですね。ミュート時セーハしている指を浮かせれば良いですから。開放弦を使うコードだとミュートしにくくなりますからね。・・でも右手の腹などを使えばカッティング出来なくは無い。高度なテクニックですが。