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スーパーカブ50
私は燃費の良さが気に入ってスーパーカブ50・カスタムを乗っています。そこでなんでスーパーカブは燃費がこんなに良いのでしょうか?どなたか詳しいことを知っている方よろしくお願いします。
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エンジンそのものにも、基本的にビジネスユースであることを意識した設計がなされています。そのひとつが、あの独特な燃焼室の形状です。通常の4ストロークエンジンではシリンダーヘッド側は半球形やペントルーフ(屋根型)の形状で、ピストン側はほぼ平坦(バルブ動作の為の逃げ(リセスと呼びます)がある場合が多いが)または凸がたの形状である場合が多いのですが、カブではピストン頂部の形状が半球形のくぼみになっています。したがって燃焼室の形状は凸レンズのような形状になります。これが何を意味するかというと、同じ燃焼室容積であるならば表面積が小さくできることを意味し、これはガソリンの燃焼によって得た熱エネルギーの逃げる(エンジンは熱エネルギーを運動エネルギーに変換する機械です。できるだけ熱エネルギーを外部に逃がさず変換できることが重要です。燃焼によってできた高温のガスに接する面積が大きいほど熱の逃げが大きくなりこの面では不利になります)量を少なくできるということをあらわしています。また、吸気された新気がピストン頂部に沿って流れ、シリンダー内部でのガスの攪拌を促す効果や、シリンダー周辺部でピストン頂部とシリンダーヘッドで構成される部分の容積が極めて小さくなる事によるスキッシュ(吸入したあとのガスをピストンの上昇によって攪拌する効果)効果や、プラグ周囲にガスを集中させる効果などもあり、通常のエンジンよりも希薄な領域で安定に燃焼させることができるなど、燃焼室形状だけでも非常に良く考えられた構造になっています。 その他にもバルブタイミングや点火時期の最適化・ギアレシオの最適化など、歴史の長いエンジンであるが故の微に入り細に入りの細かなセッティングがなされた結果のなせる技でしょう。 もちろん基本的に自動車やバイクのように常に回転数の変化するような環境では、2ストロークエンジンより4ストロークエンジンのほうが燃費について有利なことは言うまでもありませんが、単に4ストロークであるというだけでは片付けられない工夫があります。
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下の方が書いているように、スーパーカブは4サイクルであるのとギャーチェンジが有るのが燃費に貢献しているのでは、 2サイクルがエンジンが1回転するのに一度ガソリンを燃やすのに対し4サイクルではエンジンが2回転で一度ガソリンを燃やします、 又スーパーカブは昔からメーカが燃費を意識して作られていたみたいです、17・8年前のカタログで30キロ定地走行でリッター170キロとか書いてました、 同系のエンジンを積んだモンキーやシャリー等よりもエンジン内部の軽量化などは進んでいたと思います
詳しくはありませんが、私が思うには、スーパーカブのエンジンは4サイクルです。一般のスクーターと言われてい同クラスのバイクのエンジンは殆どが2サイクルとなっています。 4サイクルの方が一般的には燃費は向上します。2サイクルの場合、エンジン回転数が早いしその分燃費が嵩む事になります。また、カブのホイル径が大きいと言うのも一つの要因として考えれます。ホイル径が大きければ同じ距離を走行するのに要するホイルの回転数が少なくなりますね。 それから、カブはチェンジ式だと言うのも燃費のロスが少ないのだと思います。(スクーターは無段変速です。) 私も昔スーパーカブに乗っていました。同じスクーターに比べるとやはり燃費はいいし、スピードも出ましたね。今はリード90(現在は100になっていますね)に乗っています。 スーパーカブはホンダのバイクの中では一番の長寿バイクです。