事実かどうかは実際なってみないと分かりませんが、その可能性は十分あるでしょう。スペイン風邪の時の例がありますし、今の交通網からすると世界中に瞬く間に広がるでしょうね。
また、たんぱく質の構造の違いからスペイン風邪のウイルスよりも人に対して病原性が高い可能性があることもその予想の根拠の一つなのかもしれません。
ちなみに今存在するインフルエンザウイルスの種類は大きく分けてA,B,Cの3種類のみです。そのうちAタイプには、理論上9×16の組み合わせでウイルスの種類があります。
で、今のところタミフルは効くみたいです。耐性ウイルスは増えにくいって論文があったような気がしますし。
インフルエンザウイルスは空気感染はおこさないと考えられています。が、飛沫感染をおこすため病院などで働く人や、他の病気で来てる人は感染しやすい状況にあります。なので、医療従事者に優先的にワクチンを打つことになるようです。ちなみにワクチン打ってから抗体があがるのに2週間くらいかかる。
ちなみに、インフルエンザの治療薬は
1、M阻害薬(アマンタジン等)
2、ノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル等)
3、ポリメラーゼ阻害薬(T-705)
があり、1は耐性ウイルスでてますし、Cウイルスには効きません。
2はすべてのタイプに効くはずですが、耐性ウイルスがでるのも時間の問題でしょう。3は富山化学が治験中なので、まだ一般には出回っていませんし、問題がみつかればそのまま認可がおりないことも考えられます。
ま、流行した時に家にこもれるように水と食料を備蓄しておくぐらいしか今できることはないのではないでしょうか。