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アニメのマニアはなぜ…
映画、小説、マンガ等多くのジャンルでその分野のマニアと呼ばれる ような人は、一般向けでもマニア向けでもあらゆる作品を読み込んで いるし語れる人だと思います。 しかしアニメにおいてはアニメマニア、アニメオタクと呼ばれるような 人は、たとえば日曜にやってるベスト20みたいな番組で取り上げられるような 作品とかあるいはジブリ作品のような一般人に知名度の高いアニメは ほとんど見ないし、見たとしてもそれを同好の間で話題にする事はあまりありません。 一般人が見るのは一般向けアニメ、アニメオタクが見るのはアニメオタク向けアニメです。 なぜアニメのマニアはそういう傾向があって、しかもそれでもこの分野ではマニアを名乗れるのでしょうか? またなぜアニメにおいては一般大衆にもマニア(オタク)にも受け入れられるグローバルな作品は少ないのでしょうか? (もちろんまったく無いわけではありませんが)
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>日曜にやってるベスト20みたいな番組で取り上げられる >ような作品 ベスト20が誰にとってのベスト20かですね 一般のほうが圧倒的に多いんだからマニアな人間が選ぶような のがランクインしないのは統計的に普通だと思います。 >一般大衆にもマニア(オタク)にも受け入れられる >グローバルな作品は少ないのでしょうか? 商品である以上購買層をターゲットにするのは当然じゃ ないですか。 制作費もピンきりですから低予算なら好みの解らない一般 を狙うより購買意欲のあるマニア層の好みを反映するのは 仕方ないんじゃないですかね。 ジブリとかディズニーみたいな桁違いの資金を持ってるところ は別でしょうが
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私はアニメに関してマニアと言うほど観てはいませんが、観ている物はマニアックな物と言われる部類の物なんだと思います。勿論ジブリのような有名な物も観ています。 どこからマニアックという線引きは難しいですけれど、一般に有名な作品の方が圧倒的に少ないんじゃないでしょうか? ベスト20でどんな物が挙げられているのか詳しく知りませんが、想像するにアニメの特性上、どちらかと言えば子供向けの物が多いんじゃありませんか? 例えば私は「攻殻機動隊」や「人狼」等は今でも観ますが、「ドラゴンボール」を同じように観たりDVDを買おうとは思いません。 勿論「ドラゴンボール」も同じ様に好きな人もいるでしょうが、どちらのDVDも同じ様に購入される方の方がアニメのマニアとも言えるんじゃないでしょうか? そうしたマニアでも無いけれどアニメは観る。という私が思うに、どちらかと言えば「映画」や「小説」の方がマニアックな物は一般にはあまり知られていないマニア限定が思いますよ。 一般大衆にもマニアにも受け入れられる作品という物を「映画」や「小説」でちょっと考えてみましたが、あまりピンときませんでした。 それよりはジブリ作品の方が一般からマニアまで幅広い層の人が観ているんじゃないでしょうか? なにせアニメ大国ニッポンですから。。。 マニアなアニメは深夜であっても一般に放映されますが、ロシアや中央アジアのマニアと言われてしまう映画は民放ではほとんどお目にかかれませんし・・・。DVDも発売されないし・・・。 まあ限られた時間などから、マニアックに走ると他の物まで手が回らない のはどんなジャンルでも同じだと思うのですが、いかがでしょう?
tukihanaさんの「アニメマニア」の定義が、深夜の美少女ものを好むおたく(いわゆる萌えオタク)を指しているので、 「アニメが好きな人はロボットがすきだったり美少女が好きだったり、イケメンが好きだったりといろいろ種類もあるのです」 という回答が今までメインだったので、ちょっと違う角度から。 数が多く、なんでオタクなのかがわかりやすいため、萌えが好きな子たちはクローズアップされています。 男女問わず、もてないから平面美少女に走った子、という理屈がつけやすいですし、数が多いのでメディア的に面白い人の数も多いです。 こういう子たちは、アニメを美少女またはイケメン、そして声優で基本的に見ます。 この子たちに比べてほかのアニメオタク(アニメの動きが好きだったり、背景の絵が好きだったり、アニメの演出方法が好きだったり、各アニメの世界観が好きだったりする人々です)は、ぶっちゃけあんまりメディア的には面白くありません。 そして数も多くなく、年齢層も高めで、結婚してたり、要するに普通に生きています。 目立ちません。このひとたちの中に、萌えがまったく理解できない人がいるのか、そんなはっきり二分できるのか、と言われればできないと思いますが、だいたいこんな傾向があります。 (ちなみにこの分離は近年に発生したものらしいです) で、質問者様がよく目にするのは「萌え系が好きな子」ですので(数も多く年齢層も若く、そして元気のあるというのがわたしの印象です)、 「なんでオタクって普通のアニメも見ないの?」となるのではないかと思います。 ちなみに、アニメを動きで見る人も子供向けの良作アニメを見ないことが多いです(笑) こんなところかしら。
- flyingbird
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「それでもこの分野ではマニアを名乗れるのでしょうか?」 やっぱり得意分野っていうのがあるんじゃないですか? 例えば弁護士さんだって一通り法律の知識はあるけど、それぞれ得意分野があったりしますし。 アニオタだってハーレムアニメ専門の人もいれば、ロボットアニメ専門の人がいてもおかしくないと思います。 広義でのアニオタでは無く、狭義でのアニオタでもいいのではないでしょうか? 「アニメにおいては一般大衆にもマニア(オタク)にも受け入れられるグローバルな作品は少ない」のはお互いが垣根を取り払おうとしないからでしょう。 あとは宣伝の違いですかね。宮崎アニメなどは有名俳優をキャスティングして(上手か下手かは別の話)、大々的に宣伝しますがアニオタ向きのアニメはそこまで予算は無いでしょう。 一般の方だって例えば深夜アニメになんて見向きもしないでしょう?中には良い作品だってあるのにそれを知ろうとしない。お互い様のような気がします。
- y_humbert
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本論から離れますが名作アニメについて。 ベスト20のような番組で取り上げられるようなアニメ自体に少し疑問が あるのですがあれは作品として名作なのではなくて思い出やアニメの 歴史上の通過点としてベスト20なのではないでしょうか。 例えばあの手のランキングでいつも上位に食い込むフランダースの犬の 最終回ですが番組が用意したハイライトで何百回と見るにもかかわらず 私は放映当時見ていなかったので素晴らしい場面や泣ける場面だと 思った事はありません。当時の子供として毎週やっているアニメに だんだん感情移入していってこそ素晴らしい作品となりえたのだと 思います。 鉄人28号なんかは当時の経済成長の象徴であることや少年が 巨大ロボットを操縦するというのが新しかったから名作なのであって ロボットは平成ガンダムから見始めた私には歴史的価値を除けば 特に面白いものでもありません。 アニメオタクにも何種類かありますがアニメをアニメーションとして 映像的に研究するオタクからするとこれらの名作は興味深い研究 対象にはなりにくいようです。古い作品で映像的技法が未成熟なのと これらは物語をテレビに映すことを目的に作られているため映像的に 工夫が凝らされていない場合が多いからです。現に先に上げた鉄人28号 などは今見るにはかなり厳しい映像になっています。 またドラゴンボールなどの人気は元の少年漫画の面白さから来ていて 実はアニメーション映像としてはさほど高度だったり特殊だったり するわけではありません。 このタイプのアニメオタクが好む映像的に優れているアニメは例を 挙げるとAKIRAだったり攻殻機動隊だったりと明らかにお茶の間には そぐわないエログロ表現が含まれている場合が多かったり単に絵柄が アニメなのにリアルで怖いとされるのでオタクでない一般人はあまり 見ないのではないでしょうか。 また映像的にこだわればこだわるほど視聴者に真剣に考えて見ることを 求める傾向があるので一般人が考える「見やすいアニメ」という範疇から 抜け出して逆に見にくくなるのかもしれませんね。 最後にジブリ作品は映像的アニメオタクにも圧倒的に支持されている ようです。物語も素晴らしいのですが映像技法としてもトップレベルの 作品が多いのです。一般には人気に疑問を感じられた方が多かった ハウルも映像的アニメオタクには絶賛されていました。 長文失礼いたしました。いわゆる萌えアニメについてはさほど 詳しくないので省略しましたが少しでも参考になればと思います。
- deke2
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ジブリ作品を見るアニメマニアは多いと思います。宮崎駿はマニアの間で評価されてきた人ですからね。 出版社の宣伝的な事情が主な理由でしょうが、アニメ雑誌「アニメージュ」ではジブリ作品公開時期は大特集の連続です。 一般向けTVアニメ、たとえば「名探偵コナン」のような作品は、原作に忠実に作られ、アニメ化にあたって斬新な表現や凝った描写が加わることもあまりなく、スタッフの仕事はクリエイターというよりもプロフェッショナル。番組としては面白くてもアニメとして注目すべき点が少ないということだと思います。 また、ベスト20に入るような過去の名作よりも、現在の作品に注目し話題にするのはアニメが好きな人間として当然のことだと思います。
- ishi7474
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通な人と一般人で嗜好が違うというのは、文化として成熟してきた証拠 だと思います。別にアニメに限らず、文学や映画でも一般に受け入れ られる作品と国際的な賞を取る作品は必ずしも一致しません。 「国際コンクールで大賞を取った邦画が、お膝元の日本では大手配給会社 に無視されて、日本全国で10館しか上映されていなかった」ということは 普通におこっています。
私は、ノンジャルに、カーチェイスやロボットから美少女系までいろいろと見ています。 深夜アニメは1クールものが多いので次々に出てきますよね。 さらに、毎日2,3本以上の作品をやっています。 こうなると、必然的に「昨日のアニメ」ばかりを話題にしています。 ジブリ作品がテレビで放送されれば、それについても話たりしています。 しかし、全てに当てはまるわけではなく、声優さんにしか興味の無い友人もいますし、制作会社を基準に見る人もいます。 結構前の話ですが、「ハウル見た?」と聞いたところ、8割くらいは見たようです。 ちゃんと、そういう話を出せば乗ってくれる仲間なので、結構話題には出てきますよ。 私の場合、グロっちいのが苦手なのでひぐらしとかは見ません。 結構、特定のジャンルが苦手な人もいるようです。 アニメに限らず、ピンポイントで見る人もいれば、広く浅く見る人もいます。 同好の間でも、ロボットが嫌いな人もいれば、ハレンチな作品ばかり見ている人もいます。 やはり、その人の趣味、趣向によって見る作品が違ってくるのではと思います。
- mshr1962
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正確にいえば、ガンダムオタクとか美少女戦士オタクとか言うべきなのかもしれませんが それらを中心にしてみるというだけで、他の作品を見ないというわけではないでしょう。 それをいったら映画、小説、マンガでもアニメと同じような傾向は出ると思いますよ。 全般的に浅く広く見てるものと、深く狭く見てるものがいて それらを統括してアニメオタクと総称してるだけだと思いますけど。