難しいところだと思います。
例えば、マスコミや写真家はイベントとしての成人式を撮影します。この多くは承諾を得ていません。中にはその表情を残すために個人を取る倍もありますが、これも同様です。
中にはマスコミや写真家でも、個人的性癖のために女性や子供を撮影していたという事件もあり、マスコミだから写真家だからという理由は成り立ちません。また、プロならよく、素人はダメという論理も成り立ちません。
風景の一コマとしての写真であれば、問題になることは難しいでしょう。でも、望遠で個人を集中して撮り過ぎているとか、表情や全体像ではなく、身体の一部だけを集中している物が多い場合は、盗撮とみなされる可能性が高いでしょう。
最近では被写体側も過敏になり過ぎているとは思いますが、社会通念上、説明できる心構えが必要でしょう。特に300mmで撮るという事は、説明できるかどうか難しいと思います。
自分の経験ではせいぜい105~200程度でも相手に意識させずに撮影する事に十分でした。
顔をはっきり撮れるようなら、事後でも良いので名刺を渡し、公開してよいかどうか、ネガなどを送付するかなど確認する慎重さが必要でしょう。デジタルでNGなら、その場で消去する覚悟もいると思います。