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何故愚かな「似非エコロジー」を修正できないのですか?

お世話になります。 以前より「ペットボトル再生は大きな視点で見ればむしろ資源の浪費で、愚の骨頂の発想だ」という意見を聞いたことがあります。 また、山林の管理から生じる間伐材の割り箸を敬遠したり、ガスよりもはるかに多くのCO2を発生させるIHコンロを導入したり、一見エコロジーっぽい印象の事でも、実はむしろ地球にダメージを与えている行為が散見されます。 これは何故広く世間の誤解を解き、修正に動かないのでしょうか? 愚かな市民をたぶらかして利益を得ている企業の仕業なのでしょうか? 地球によかれと思って行っている行為が、地球に負担をかけている事実を何故伝えようとしないのでしょうか?

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回答No.4

>>ペットボトル再生は大きな視点で見ればむしろ資源の浪費で、愚の骨頂の発想だ ペッドボトルリサイクルは制度上&技術上まだまだ問題がありますが リサイクルにかかるエネルギー総量を比べただけで単純に燃やした方が得とするのは可笑しな話です プリウスや太陽電池もそうですが、開発コストと製造コストを考えたら 所詮はエネルギーの前借でしかありません しかし大衆がそういった商品を支持すれば、メーカーはその製品を主力として、もっと低コストで作れてもっと高効率にする技術開発へお金を使えます どうにも環境問題というのは関わっているジャンルが広すぎて生粋の専門家が存在せず (今の環境系の有名な教授は大抵、動植物学や医学、化学出身) ダイオキシンのような人間に毒性があるんだか、ないんだか分からないものは(とりあえず)キケンとしているのをメディアがブームのように扱った結果 まだ制度も対処法も確立される前に先走った情報が広まってしまい 今更「あれはウソでしたゴメンナサイ」と言えない状況になっているような印象を私は感じます 大学時代日本の海水面上昇一つ調べるだけでも、途方も無い量のデータが必要でしたから 回答をするなら「まだまだ発展途中で分からない事だらけだから」といった所でしょうね

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  • mojitto
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回答No.3

あなたはそのような意見を真に受けておしまいですか? それでは愚かな市民となんら変わりませんよ。 確かに現状でのペットボトルリサイクルは新品を作るよりも割高です。リサイクルに使うエネルギーも石油エネルギーが大部分を占めますから、効率のいいものとは言えないでしょう。 ただ、この問題はリサイクルに使うエネルギーが石油エネルギーだからです。技術や利権の関係上、すぐにシフトすることは不可能でしょう。しかし来る日にペットボトルリサイクル技術は有効な環境対策となるでしょう。 今はいっそのこと燃料としてサーマルリサイクルした方が効率的かもしれませんけどね。 (もちろんマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルだって将来は環境に優しい技術になりえます) 間伐材に関しても、理論上で言えば使わないで、燃やしもしないことが炭素の固定化としては一番いい方法でしょう。(間伐したまま放置が一番いいでしょうね) 間伐材だからって環境を気にしないで割り箸を使っていいものではありません。 焼却させればせっかく固定化した炭素も、空気中に戻ってしまいます。 IHも同様です。 IHが問題なのではなく、その電力が石油エネルギーだというのもが問題なのです。(とはいえ、現状でIHが環境にいいと推進するのは、確かに問題はあると思います) 結局のところ、「愚の骨頂だ」と批判する人も、今しか見えていないのです。 環境問題を考える人なら、現状の有効なエコを推進しつつ、次に代替エネルギーのシフトを呼びかけるべきですね。

回答No.2

一番問題なのは、○○はだめ、△△はいい、と、十把一絡げに決め付けてしまう一般国民ではないでしょうか。 環境負荷というのは、種々の条件を仮定しないと出てこないので、必ず算定条件というものがあります。ですが、いつのまにかこの条件が抜けてしまって、計算結果だけが一人歩きしてしまうのです。その結果、どのような場合にでもそのような結果になるのだと思い込む人が少なくなく、それがあなたの感じるような「誤解」になるのでしょう。 ですが、これは種々の技術に対する批判についてもいえます。IHなども条件次第で確かに環境負荷を低減できるので、あなたのように「はるかに多くのCO2」などという決め付けた表現をしてしまうようでは、彼らのことをとやかくはいえません。(ガスコンロやガスレンジ自体にもいろいろと問題があるので、必ずしもそうとはいえないのですよ。) 実際、そういう客観的なデータを持ってきて議論するということが、世界中でなかなかできていません。その原因は、企業の側にもあるでしょうが、一部の偏ったデータばかりを喧伝する一部の環境保護団体等、何よりも、条件や計算よりも結果しか見ようとしない、消費者自身に一番の原因があるのではないでしょうか。 今の環境関係の世論は、はっきり言えば「言ったもん勝ち」です。かなり恣意的で適当な仮定をして計算しても、その「結果」さえ出し、それを「スローガン」にして、最終的にはマスコミを味方にしてしまえば、国政までも動かすことができるのです。それは企業ばかりではなく、一部の環境保護団体などにもそういう傾向があります。(実際、世論の誘導を正当化するような発言もしています。) あなた自身、そういう「スローガン」にだまされていはいないでしょうか。なぜかというと、私自身、「だまされるな」と声高に言っている人たちのほうが、実はだまされているという、そういう例を山のように見てきているので。 とにかく、客観的なデータを、自分なりに考えて咀嚼しないと、それこそ彼らの思う壺にはまります。まずは、自分がだまされないようにすること、そこから始めるべきと思います。

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回答No.1

現状難しい案件でも科学の進歩によって解決する可能性があるので嘘と言い切れないこと、そして環境問題は高度で複雑な要素が絡むので、判断が難しいこと、等が原因でしょうね。 もっとも、自分でデータを比較して判断することなく、誰かが言った情報を鵜呑みにしてしまう人が多いので結局伝えてもイタチごっこになってしまいます。 確かにペットボトル再生なんか良い例ですね。 昨年も「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」という本で、PETボトルリサイクル推進協議会より引用とされていたデータが著者に改ざんされており、実際のデータと著しく異なる(リサイクル率が大幅に下げられていた)ということでPETボトルリサイクル推進協議会が抗議を行って話題になりましたが、一般の読者は筆者が自身ありげに書きさえすれば信じてしまいます。 ただリサイクルはコストがかかるからエネルギーを余計に使っているなんて無茶な理屈は誰かが伝えなくても自分で嘘と見抜いて欲しいとは思いますね…。