通信制大学の社会人学生です。
教養を身に付けるにも、それが具体的にどのような学問(専攻)で、
時間やお金をかけてでもやりたいという意欲がどれだけあるかが
問われます。つまり、そういった目的意識を明確にしないと、
時間やお金をとられるつらさばかりです。同じ大学に、
やはり教養を身に付けたいとか、大卒の資格(学士)がほしい
という理由で入学する方が多いのですが、そのような目的で
卒業できるのは、定年後の方や主婦など比較的時間にゆとりが
持てる方々ばかりですね。
大学に行く価値とおっしゃっていますが、自分の付加価値を
どのように、どれだけ高めたいかを考えてみてください。
そちらのほうが大事です。自分のどんなところを伸ばしたり
補いたいのかを具体的に考えたら、その手段は大学の勉強しかないか、
代替できるものがあるかが、見えてくるはずです。
漠然と「教養を身に付けたい」くらいにしか思えないなら、
いきなり正科生(学士取得できる正規のプログラム)ではなく、
選科等履修生という、本当に好きな科目のみを好きなだけ選んで
学ぶコースもあります。通学生・通信制それぞれにそういうコースが
ありますから、興味のある大学や学部で調べてみてください。