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「貧しい」と自己申告する人が太っているのはなぜ?

ここのところ「格差社会」ということで、何度かTVでこの話題を特集しているのをみかけました。 そのとき、「仕事がない」「生活費が足りない」という人達がインタビューを受けていたのですが、なぜか私が見かけた人は皆、太っているんです。 そして全員、髪の毛を染めていました。 ちなみに私の家族はいまでこそ人並みの生活をしていますが、昔はとても貧乏でした。 そのため、ひたすら家族全員で節約節約の毎日でした。 三食以外のおやつは贅沢でしたし、髪の毛は自宅で切っていました。 お風呂ももったいないので2日に1度で、4人の家族が順番に入るので一番最後になるとお湯も少なく汚くて辛かった… 髪を伸ばしたかったけれど、なんせお風呂が2日に1度だし、シャンプーリンス代も多くかかるということで許されない贅沢でした。 (ただ、そういう「節約」を何十年も続けてきたからこそ、今現在、余裕のある暮らしができるようになったんです。チリも積もれば山となる、ですね) なので、「仕事がない」「生活費が足りない」というのは、昔の私のような生活なんだろうなあ、と思うのですが、そうするとどうして太れるのか、髪を染めたりパーマをかける余裕があるのかがわかりません。 というわけで「仕事がなくて生活費が足りないのに太っている」「生活に困っているけれど髪を染める」のはどうしてだと思いますか? それともあれは単なるTV番組のやらせでしょうか? もしくはインタビューを受けた人はそこそこの収入がある人達ばかりで、「必死の節約」をしていないから生活費が足りなくなっているだけなんでしょうか?

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  • usokoku
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回答No.18

>トータルでバランスをとる、ということは不可能でしょうか? ある程度余裕がないと、無理でしょう。 というのは、欲求の多階層 http://kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/paradigm/masulou.htm http://www.mapscom.co.jp/wordMaslowstheory.html の問題があるからです。正確な内容は心理学の教科書(大学教養部以上で学ぶ内容。Howto本は不可)で見てください。 貧困は、強いストレスかにあります。「安全・安定・依存・保護・秩序」なんて満たされいません。すると、ストレス解消の手段が、「食物・睡眠・庇護・性」あたりになるわけです。 簡単に言えば、血中糖濃度を上げることでストレスを解消するとなります。ですから、「野菜だけを取る」という選択ができない欲求水準にあります。栄養額関係ですと、1週間の平均ですから可能です。食品化学関係ですと、食べ物に偏りがあると腸運動がめちゃくちゃになるので均一に食べることが求められています。 他の回答で、ベットを飼っているのは、「庇護」によるストレス解消ですね。 「車」は「持っていないと就職が通勤が不能であるとして拒否される」地区があります。パソコンも同じです。「パソコンを持っていないから、パソコンを使った事務処理能力がないと考えられるから、就職を拒否する」場合です。 ある職業高校で、学校でパソコンを持っていない(教えていない)という理由で採用が拒否されたのです。ところが、入学成績が正当率20-40%しかないより劣った学校はほぼ100%就職が決まりました。こちらは、学校でパソコンを教えていたからです。 「携帯電話」を持っていない場合に就職試験自体を受けられない場合があります(何年か前の日本経済新聞社の記事)。 生活保護から逃げ出すためには、地区にもよりますが、車とか携帯電話とかパソコンを持っている必要があります。

rako11
質問者

お礼

ものすごくわかりやすい説明でした。 ありがとうございます。 私が知りたかったのは、そういうことなんです。 本当によくわかりました。感謝します。

その他の回答 (24)

  • sinjou
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回答No.4

今はモラタメで毛染剤は無料で手に入ります。 ジムに通う金がない人は、貧乏暇なしも手伝って、太る一方だと思います。

rako11
質問者

お礼

「モラタメ」検索してみて初めて知りました。 なるほど、こういうものがあるんですね。

  • 117xg
  • ベストアンサー率29% (141/479)
回答No.3

死ぬか生きるかの瀬戸際に立たされて、ここ数日ろくに物も食ってないとかのような極限状態の人ならともかく、貧しいとはいえとりあえず人間的な生活が送れているようなレベルなら、#1の方の言うように食生活の偏りが原因といえます。また体質もありますから。 髪を染めるのは、美容院でなくてもスーパーで安売りの毛染め剤なら500円ぐらいで売ってるので、貧乏暮らしの中で多少の心の潤いを得るためにそれぐらいの贅沢もあっていいのではないかと。 しかし違う方向から考えると、「食生活や(太っていることで)健康管理もできない自己管理能力の欠如と、しかも髪を染めていて印象が悪い」と、企業の人事担当に先入観を持って見られるのかもしれません。だからなかなか良い会社に入れず、給料もあまり良くない、という結果になってるのかも。

rako11
質問者

お礼

偏った食生活で太っているということは、体調を崩しているということと同じだと思うので、私にはそれがなかなか理解できません。 (それほど生活に困っていない人なら、考え方が甘くて、ついつい…ということはあり得ると思うのですが) ちなみに、私は貧乏症が染み付いていまして、500円の染髪ですら「もったいない」と思ってしまいます。 一度染めたら、染め続けなきゃいけない。2ヶ月に1度500円ということは一年で3000円…3000円あれば、あれもできるしこれもできるなあ、なんて考えちゃうんですよねえ。

  • hunaskin
  • ベストアンサー率30% (1854/6060)
回答No.2

「必死の節約」こそしていなくてもそこそこ貧乏なひとが割合的に多くなり、収入の高いひととの差が広がりすぎてリトライも望めないような状態だからこそ「格差社会」として社会問題になるわけです。 普通の貧乏人がインタビューに答えているのは当然のことだと思います。 そして、貧しさにも色々な程度があります。 おやつどころか三食たべるのにも事欠き、シャンプーリンスどころか風呂にもろくに入れないひとだっています。住む家の無いひともたくさんいます。 けれど、ホームレスのような人々にインタビューしたところでそれは格差社会のモデルケースとはなりえません。 また、質問者様が持つ貧しさのイメージからかけはなれたひとの姿の記憶だけが強烈に残っているので >なぜか私が見かけた人は皆、太っているんです。 ということになったのかもしれません。 少なくとも、わたしはそのような印象は持っていないので、そう推測します。 もうひとつ、自分の経験から言いますと 若い頃の貧乏は痩せますが成長期を終えてからのちょい貧乏は太ります。栄養のバランスや品質・味などより腹がふくれるかどうかで食べるもの選ぶようになるからです。 国民の平均年収の半分ほどの収入しかない頃にわたしはかなり太りました。 ついでに、染髪なんて自分でやれば700円程度でできますよ。プロの出来栄えとは雲泥の差ですが。

rako11
質問者

お礼

説明不足で申し訳ありません。 私が例にあげたのはニュース番組で「生活費が足りなくて困っている。だから国や地方自治体に何とかして欲しい」と訴えている人達です。 >また、質問者様が持つ貧しさのイメージからかけはなれた >ひとの姿の記憶だけが強烈に残っているので >>なぜか私が見かけた人は皆、太っているんです。 >ということになったのかもしれません。 これは、確かにそうかもしれません。 最初に見た番組で「え?どうして?」と思い、それから興味を持って見るようになったのですが、「自分の見たいものしか見ていない」可能性はありますね。 「銭形金太郎」のような貧乏自慢のバラエティでは太っている人を見た記憶があまりないのに、なぜか「国や地方自治体のあり方を考える」ニュース番組で太っている人が目についたので、印象が強すぎたのかもしれません。 それから、我が家はとても貧乏でしたが、それでも国や地方自治体にどうにかしてもらわなければならないほどではありませんでした。 ただ、それは「自分でやれば700円でできる染髪すら我慢」していたからなんです。 なのでそれを我慢しない人達が、国や地方自治体に頼っているのだろか?と疑問に思った次第です。

  • n-jun
  • ベストアンサー率33% (959/2873)
回答No.1

「生活費が足りない」と言うところでは、質問者さんの仰るような 『本当に生活に困っている』のか、『今の生活に満足していない』のかで、 変わってくるのではないかと思います。 収入に対して「生活費」がどの程度の割合なのかもあるでしょうし、 「それ以外」を求めてしまうため「生活費が足りない」という結果も あるのかも知れません。 「太っている」と言うのは食生活において「食べ過ぎてる」のではなく、 偏った食事によるものとも言えないでしょうか。 材料を購入し調理をするより、即席に済ませてしまう事でガス・水道等の 節約につなげているとか。 髪の毛を染めてると言うのも、或いはそんな関係者がいて安くしてもらってるとか、 身だしなみは重要視しているといったところでは。

rako11
質問者

お礼

私が例にあげたのは、ニュース番組で「生活費が足りなくて困っている」「だから国や地方自治体になんとかして欲しい」と訴えている人達です。 なので「収入はあるのに、今の生活に満足していない」という人はいないと思いたいです。 それから、太ると衣服代がかかります。 私はここ数年で20kgも太ってしまい、余裕のMサイズからLLサイズになってしまいました。(原因は単なる怠慢ですが) でも、そうして初めて気づいたことが、LLサイズだと定価でしか服が買えない、ということです。 スーパーの隅っこで売っている500円のジャージはMサイズばかりで、Lサイズを見つけることすらマレだったりします。 100円ショップの下着などもLサイズまでです。 季節の終わりに売っていた3枚1000円の婦人物セーターも、やっぱりMサイズがほとんどでした。 それに、そんな食生活だと病気になる可能性が大きいですよね。 偏った食事にして水道光熱費を節約し、太って衣服代にお金をかけたり病気になって医療費を払ったりするのは、なんだかおかしな気がします。 (これは数年単位で計算しています。私が例にあげた「生活に困っている人」というのは、「今週だけ生活費が足りない人」ではないので) どうして「昨日、即席のジャンクフードで安く済ませたなら、今日はキャベツの千切りで安く済ませる」と考えないのかがわからないんです。 髪の毛を染めるのは、確かに関係者が無料でしてくれてる可能性はありますね。