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LDプレイヤーの外部Y/C分離方法
今更ですがアニメLDソフトの再生のためLDプレイヤーの購入を考えています。 そこで、色々と調べているといくらかの機種のレビューで外部Y/C分離をするとより高い画質を得られるとあります。 ところが専門的なことは皆目わからないので外部Y/C分離というものがどうやってするのかがわかりません。 見てると、DVDレコーダーやVHSデッキを通すといった記述があるのですが... どなたか外部Y/C分離の方法、それに必要な機材、また出来ればアニメ再生に向いたLDプレイヤーも教えて下さると幸いです。
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さほど難しく考えることはありません。 テレビとコンポジットで接続して頂くだけで結構です。 LDというのはテレビに接続するアナログ映像機器として、Y/C混合という珍しい記録方式を採用しています。 従って、映像としてテレビに映し出すには、どこかでY/C分離を行わなくてはなりません。 しかしLDプレイヤーに内蔵されているY/C分離は2ライン型の櫛形など、当時としては比較的優秀なものが 使われているケースが多かったのですが、近代では遙かに高精度な三次元のY/C分離が平気で行われていたり する現実があります。まぁ、いわゆる技術の進歩というヤツですね。 つまるところ、LDプレイヤーに内蔵されているY/C分離を使わず、近年のテレビやビデオに内蔵されている Y/C分離を使ってやろうというのが外部Y/C分離の考えです。 では、具体的にどうするのか。 LDプレイヤーからY/Cを分離しない形で出力するだけのことです。 出力した先でY/C分離を行ってやろうということです。 コンポジットケーブルはY/Cを混合した形で伝送し、S端子ケーブルはY/Cを分離した形で伝送します。 要はコンポジット端子でテレビに接続してやれば良いのです。 するとテレビに内蔵されているY/C分離回路が使われます。 ではなぜ、DVDレコーダーやVHSデッキのお話が出てくるのか。 DVDレコーダーもVHSもベータも8mmも内部でいったん信号をY/C分離した上で、記録されています。 つまり内部にY/C分離回路を持っているんです。 このレコーダーやデッキに内蔵されているY/C分離回路を使うことも可能です。 接続は簡単で、LDプレイヤーからコンポジット端子で各デッキに接続し、そのデッキからテレビにS端子出力 してあげるのです。するとデッキ内部のY/C分離回路が使われると言うことになります。 Y/C分離というのは画質に大きく影響を与える回路です。 問題はLDプレイヤーに内蔵されているY/C分離回路とDVDレコーダやVHSデッキデッキ、テレビに内蔵 されているY/C分離回路では、どちらが優秀かということだけなんです。 現実として、設計の古いLDプレイヤーのY/C分離が、近代のY/C分離の性能に勝ることはまずありません。 テレビに内蔵されるY/C分離回路の性能が一番良ければテレビにコンポジット端子で、DVDレコーダに内蔵 されるY/C分離回路の性能が一番良ければ、DVDレコーダにコンポジット端子を接続しその出力をS端子と する必要があります。 ビデオデッキもテレビも遙かに旧世代の古いものを使用されているなら、LDプレイヤーのY/C分離がもっと も性能的に優れるというケースも可能性的にはあり得ます。 どれが優れるかは実際にさまざまな組み合わせで接続して、ご自身の目で確認する必要があろうかと思います。 もしテレビが比較的新しいのであれば、難しく考えずにテレビとコンポジットで接続されることをお薦めします。 ここで注意して頂きたいのは、コンポジットで接続して画質的に優れるのはLDプレイヤーの持つY/C混合と いう特異な記録方式によるものです。VHSデッキなどでは既にY/Cが分離された形で記録されているために 確実にS端子の方が画質的に優れるという点に注意してください。
お礼
詳しくまたわかりやすい回答ありがとうございます。 テレビに繋ぐだけでも可能とは、意外と簡単にできるものなのですね、 自分はすごく複雑な調整などが必要だと思っていました。