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なぜ日本だけ100V?
世界の電圧をネットで調べたところ、日本だけが(交流)100Vでした。 これはどのような理由からでしょうか。 東日本の50Hz、西日本の60Hzは、ドイツ式とアメリカ式発電機の違いということですが、世界で(多分)日本だけ100Vという由来をどなたかご存知の方がいらしたら教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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電気の最初の需要は電灯でした、日本にも明治時代から多くの電灯会社が設立されていき さらには工場などでは自家発電電力で設備を稼働させるなど、その多くが個々の民間企業によるのもです。 今のように電力会社どうしてネットワークを組んで電力の融通などは有りません、 全て個別の会社とその会社の規格にあった電灯を取り付けていました。 電力会社・電球メーカー双方が現在普及している電圧で送電、あるいは電球の製造をした方がメリットが多いので 右にならえ的に100Vを採用が増えていったのだと思います。 電圧が高いと絶縁など器機の製作が難しく(高価)、始まりは低い電圧からでした、ヨーロッパなどは途中で200Vに替えたようですが、 日本は民間主導だったので一斉切換などは出来なかったようです。 他の多くの国は日本より遅れて技術導入をしているので200Vが規格になったいるようです。 その後無秩序なままでは困るので政府が規格を統一するに当たり、すでに100Vの電球が普及していて、これを替えることが出来無い。 それで実情に合わせて100Vを規定した、と言うことのようです。 「電気の歴史―日本の電気事業と社会」、直接は関係ないですが。 http://www.fepc.or.jp/edu/history/meiji.html
お礼
U-Seven様 貴重な情報を頂いて感謝いたします。 >電圧が高いと絶縁など器機の製作が難しく(高価)、始まりは低い電圧からでした、ヨーロッパなどは途中で200Vに替えたようですが、 そのような事情があったのですか。納得しました。 ありがとうございました。