ファンヒーターの暖房では暖気は部屋の上部に滞留し、部屋の中、下層部はあまり温まりません。
ファンヒーターの感温部はファンヒーターの裏側にあり、部屋中で最も温度の低いところにあります。
従ってファンヒーターの設定温度を16度に設定しても、部屋の上層部は相当な高温になっていて、大変むだなことをしているわけです。
私はファンヒータを運転するとき必ず部屋の天井付近に設置してあるエアコンを送風(だけ)運転します。 風向きは下方にして天井付近の高温の空気を床面に吹き付けます。
これにより部屋の温度はかなり均一になります。
約21畳のLDKで部屋の端に置いたファンヒーターの温度設定19
度に対し部屋の中央1.5m高の寒暖計は約20℃になります。
ちなみに、この状態でエアコンの送風を切ると(ファンヒーターの感温部の温度が下がるので)エアコンが激しく燃焼をし始めます。
省エネのコツは部屋の上部を温めることをやめ、人の居る中層部より下側を暖めることにあると思います。
同じことはエアコンでなくても天井に設置した扇風機でもできます。
ただエアコンのいいところは、上記効果のほかにエアコンのフィルターにより、部屋の空気の清浄効果がある点です。
お礼
ご丁寧な回答、ありがとうございました。 ファンヒーターの性質を まったくわかっておりませんでした。 こういう構造になっていたんですね。 勉強になりました!! 残念ながらエアコンを持っておらず 教えてくださった通りには行きませんが 天井部分に扇風機を付けてみることを 検討したいと思います!