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3色ケーブル、S端子、D端子の画質の違いについて
テレビの画質について質問です。 ただの3色ケーブルを接続しただけの状態と、S端子、D端子を接続した状態では、画質はどれくらい違うのでしょうか? (もちろん、プラズマやブラウン管などテレビの種類によっても異なるでしょうが・・) ご回答宜しくお願いします。
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3色のケーブルですが赤白黄のもののことでしたら「コンポジットケーブル」と言います。 映像は一般的につなげばコンポジットケーブルの中の黄色の「ビデオコード」と言うもので送られています。 赤青緑のケーブルでしたら「コンポーネントケーブル」と言います。 画質の差ですがケーブルが送れる画質もありますが劣化も考慮しましょう。 以下にそれぞれのケーブルについて画質の違いを説明します。 ・コンポジット(ビデオコード、RCA端子) 輝度信号と色差信号を合成して送り、受信側でこれを分離して表示するため、分離の過程で信号が変化し、画質が劣化しやすい。 画質はSD画質と呼ばれる横縦の比が4:3の720x480の解像度の信号を送ることができます。 ・Sビデオ(S端子) ビデオコードでは受信側が分離していたがSビデオでは送信側が分離して送るため画質の劣化が少ない。 画質はSD。 ・コンポーネント 輝度信号と色差信号をそれぞれのケーブルで別々に送る。 別々に送るため、まとめたらい分離の作業が必要なく分離からの劣化がない。 HD画質16:9解像度1920x1080の映像を送ることができる。 ・D端子 1~5の規格があります。ここでは最大のD5について説明。 コンポーネントを1本にまとめた感じ。 誤解されやすいがD端子もアナログなので同様に劣化は起こる。 HD画質。 まとめると画質の差は、 ビデオ<Sビデオ<<コンポーネント=D端子 となります。 ビデオ、SビデオはSD画質でコンポーネントとD端子はHD画質を送ることができます。 その差は解像度で言えばSDよりHDの方が約4倍細かいということになります。 地上デジタル放送はHD画質ですが毛穴や細かいしわが見えるほど細かいです。 自分には芸能人が別人のように見えるようになりました。
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- E-Dec
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既に技術的な詳しいお話が出ていますので、簡単に…。 画質的な違いですが、もっとも大きく感じるのはやはり細部の描写力です。 テレビや映像ソースのクオリティが高ければ高いほどその差はよりはっきりしてきます。 テレビゲームの例で恐縮ですが、以下のサイトには実際に各ケーブルで接続した画質を比較した記事があります。 # http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20061218/ggl.htm 特にコンポジットからS端子に変更すると一枚ベールを脱いだようなクリアな描写を体感できます。 S端子とD端子は元ソースがNTSCならそれほど大きな変化ではありませんでしたが、それでも十分体感はできます。 また同じくテレビゲームの例ですが、以下にも各種説明と画像がありますので、参考にしてみて下さい。 # http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050224/ggl.htm
お礼
ご回答ありがとうございました。 同じ画像で比較すると、画質の差がはっきり体感できますね。 今までコンポジットで満足していた自分は何なんなのでしょう・・。 尚、この場を借りて、この質問にご回答いただいた皆様に改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
既に説明がありますが、念のため補足等をします。 まず映像の信号は明暗を伝える輝度信号と、色を伝える色信号で構成されます。色は赤・青・緑の3色ありますが、実際のテレビでは赤色信号と青色信号だけを送信し、緑色信号は送信されてきた赤色信号と青色信号をもとに造成されます。 ・黄色ビデオ 輝度信号・赤色信号・青色信号の3つを1つにまとめて送ります。 信号の分離は受信側でするために画質劣化は生じやすいですが、その分ストが抑えられるため、対応機種は多いです。 ・Sビデオ 輝度信号と色信号を分離して送信しますので、黄色ビデオよりは画質の劣化は少ないですが、黄色ビデオと見比べても画質向上が確認できない場合も多いようです。 あと、S1・S2もあります。これは端子に電気信号を送ることで、画面サイズの切り替えができます。 ・コンポーネントビデオ 輝度信号・赤色信号・青色信号を完全に分離して送信します。 Sビデオよりさらに画質劣化が抑えられるほか、黄色ビデオやSビデオでは送信できなかったHD信号の送信も可能です。 ただし、機種によってはSD信号に対応していない場合があります。 ・Dビデオ コンポーネントビデオを1まとめした感じで、メカ自体はコンポーネントとほぼ同じです。ただし、画質はコンポーネントよりわずかに低下します。 あと、画面サイズの切り替えも自動でできます。 ・HDMI HD映像信号と音声信号を1ケーブルで送信が可能なほか、デジタルで送信ができるので今までのアナログ端子と違い劣化がほとんどありません。 また、機器制御にも使えます。 こんな感じですね。 あと、昔はRF信号もありました。これは信号をテレビの放送のないチャンネルに変換して送信するものです。 黄色ビデオ信号よりも画質劣化は大きいですが、外部入力端子がなくてもOKという点から、20~30年前はよく用いられていました。 現在の家庭用テレビは最低でも黄色ビデオ入力は備えていますが、1989年頃まではビデオ入力端子自体ないことも多かったようです。 またビデオデッキやゲーム機も、1988年位まではビデオ出力がないケースもあり、そのような機器(初代FCなど)は最新の地デジ対応テレビでもアンテナ経由で接続となります。
お礼
ご回答ありがとうございました。 HDMIという映像端子も登場していたのですね。 ずっとコンポジットを使用していた自分は、時代に取り残されているような感じですね・・。
- ume06
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おおむね先の方のご意見のとおりです。 すこし補足すればD端子はD1からD4(D5もありますが通常はD4まで)あり、HD(ハイビジョン)はD3以上の端子で通信可能です。 最近の機器はこれに変わるHDMIというデジタル接続の端子も増えてます。 (ただし見た目の画像はいうほどDやコンポーネントと大差ありません) ハイビジョンでないこれまでと同じ(SD)映像ならコンポジット(赤、白、黄)とSは若干違いますが、SとDやコンポーネントはこれも大差ないです。 ただしこれとて元映像の種類により一概にはいえませんが。 以上はあくまで同じ機器で(私の経験上の)見た目の結果です。
お礼
ご回答ありがとうございました。 自分はあんまり画質には拘らないほうですので、自分もSとDやコンポーネントの画質は大差ないように感じるかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 種類別に丁寧に解説していただき、画質の差について理解することができました。 自宅のテレビは全てアナログですので、HD画質は見たことがほとんどありませんが、人の顔の細かい部分まで鮮明に写るとはすごいですね・・。