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インド洋の給油活動を 「やっぱりヤメタ」 となったら、日本の立場は悪くなりますか?
インド洋の給油を再開するかどうか、年明けの国会で攻防があるようです。 この問題なんですが、もし日本が 「よく考えたけど、やっぱりヤメル事にした」 と決定した場合、日本の国際的立場はどうなると考えられますか? やはり自民党が強調するように、世界中の国々、特にアメリカから批判や非難の声が続出し、国際的に孤立しますか? 日米関係に修復不可能な大きな亀裂が生じるでしょうか? それとも逆に、「給油活動なんて所詮は国際貢献のシンボルになっていただけの事で、別に給油活動をヤメタとか、国際貢献をしなくなったからと言っても実際には何の影響もない。 そんな事で日本を追い込むようなバカな事をする国もない」 という事になりますか? 実際のところ、どうなんでしょう?
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米国のいうところの「有志連合」は、すでに破綻しています。 スペインはイラクから撤退しました。 オーストラリアでは右派のハワードが選挙で負けました。 米国では、次の選挙で共和党が負け、民主党に政権が変わることが確実です。 この状況で、ブッシュ政権を支え続けるのは、逆に日本の立場を危うくすることだと思います。 ハワードなんか、日米の台湾帰属問題に関する警戒心(つまり、中国が本当に武力で台湾を乗っ取ってしまうのではないかという不安)を無視して、中国にリップサービスで「ひとつの中国政策を支持する」とか言ってましたが、それでも米国はオーストラリアを非難することはしませんでした。外交上、多少の矛盾や衝突があっても、それが理由で日本の国益がそこなわれるわけではありません。また、ブッシュは、イラク戦争を始めた時、「今のイラク政府は正当なものとは認められないから、イラク大使館員を国外追放処分にしろ」という無茶を同盟国に対して言っていたのですが、日本政府はイラク大使を海外追放にしていません。それでも、米国から日本が非難を浴びたという話は、聞いたことがありません。
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- q888p
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難しい事はよくわかりませんが、与党の方々が言う程に影響はないと思います。 無料で給油してたら文句言う国もないのは当たり前、 復活してほしいと言う声が出るのも当たり前と違いますか? 無料がダメとかじゃなく、最近の防衛庁スキャンダルの数々を見ても、あまりにも不透明、常識では考えられない部分が多すぎるように思います。 そんな中、以上なまでの給油活動復活へのこだわりを見せられると、 何か国際貢献を盾に我々の血税を食い潰そうとしている人が日米に居るのでは?と疑いたくなります。 国際貢献は大事だと思いますが、もう少し国民目線で自国も見回してもらいたいものです。まとまりのない文章を長々と書いてすいません。
お礼
有難うございました。 そうなんですよね、どこまで効果があるのか分からない、無料の給油活動をするくらいなら、原油高で悲鳴を上げている日本国民に還元してほしいものですよね。
- sinjitsuha
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クリントン議員が大統領になると、 戦争体制は解除され、 日本が給油しなくても気まずくならない・・のでは・・?? ただ・・クリントンを押さえつけるユダヤ勢力・ゴア氏のような官房がいなかったらですが・・ クリントンさんが当選し、 プーチンさんとで、 アヘン戦争由来の麻薬マフィアの金融機関・HSBC資本が今、米ロックフェラー資本を侵食しているという自体も抵抗でき、 クリントン&プーチン&麻生・小沢のタックルで巻き返しできればいいですが・・・・ 独、仏、英国民も目を覚まs手くれればいいですが・・ 中国や韓国は、洗脳期間が長いだけに、 目先の物質文化に目を奪われ勝ち?!?
お礼
有難うございました。 そう考えれば、共和党ではなく民主党の大統領が誕生した方が日本にとって良いかも知れないですね。
- popesyu
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根本から勘違いされている人がいますが、インド洋の給油活動は対イラクではなく、対アフガニスタン(=タリバン)のものです。だから対イラクに転用されたとして問題になったわけで。 こちらの事情はイラクとは全く異なり、NATOも積極的に協力しています。 外交に与える影響については、一つの政策で全てが破綻するということはないでしょう。一つ一つの積み重ねでしかないわけですから。ここで協力しないなら、何かもっと別のところでさらに大きな協力をすれば帳消しになります。ただそれはもっとコストのかかることになるかもしれません。 それすらも一切しないまま孤立路線を歩むとするなら、これは今後、例えば北朝鮮のトラブルやあるいは中・台問題のときに、建前的にも日本のために何とかしておかなりととか日本がいないと困るというような名文が成り立たなくなります。別に追い込まれるのではなく、役に立たない無能力者はどっか別のところにいっといてくださいとして相手にされなくなるだけです。
お礼
有難うございました。 今ある特定の目的のための協力ではなく、将来あり得るであろうと予想される事態のための協力なんですね。 たしかに相手にされなくなるのも困りますね。
インド洋上の給油活動は、イラクに自衛隊を派遣したのと理由は同じで、 軍事的に「北」から日本を可能な限り守るためです。 >日米関係に修復不可能な大きな亀裂が生じるでしょうか? 給油活動を再開しなかった場合、 万一、日本が「北」に攻め込まれても、 米軍が直ぐには駆け着けて来ない、だろう。 米朝が接近しているだけに、 給油活動再開には、今後の日本の命運がかかっています。 国会が揉めると、「北」につけ込むスキを与える事になる。 拉致事件は「北」の逆鱗に触れるのです。 先の6カ国協議で決定した・ 日本割当量の原油20万トンの取り扱い方次第では、 孤立無援、且つ、一騎討ちの日朝戦争が勃発しかねない。
お礼
有難うございました。 アフガンやイラクに虎の子の自衛隊を出したのは、北朝鮮との交渉でアメリカに対して、日本が有利になるように、言って見れば「恩」を売ったわけだと思います。 そうだとすると、今のヒル国務次官補の動きは何だか日本の貢献を無視したような印象が私にはあります。 ブッシュ大統領も「アメリカは拉致事件を忘れる事は無い」と言っただけですよね。 言葉どおり単に「キチンと記憶にはあるよ」と開き直る事がなければいいのですが ・・
- cse_ri2
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ウィキペディア『自衛隊インド洋派遣』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B4%8B%E6%B4%BE%E9%81%A3 上記の資料によると、補給相手はアメリカが多いですが、その他にパキスタンやフランス・カナダなど、計11国にも及んでいます。 原油高騰のこの時期、無償で給油してくれる日本の存在は、けっこう大きかったのではないかと思います。 ただ、海上給油活動が最終的にポシャッてしまった場合、上記の国々は失望感を表明するでしょうが、非難続出とまではいかないと思います。 ただ、ドイツのメルケル首相が訪日した際、まっさきに民主党の小沢代表に面会して自衛隊の海上給油活動への支持を要請したように、諸外国は民主党がこの問題で足を引っ張ったことを、きちんと認識しています。 将来、民主党が政権をとった際に、中国など一部の国を除けば、民主党政権に対する諸外国の目は、厳しいものとならざるをえないでしょう。
お礼
有難うございました。 なるほど、難しい問題ですねえ。 もし来年この法案が通らなければ、民主党が批判の矢面に立たされる可能性もあるわけですね。 民主党の力の見せ所とも言えるのかなとも思います。
お礼
有難うございました。 アメリカにかなり近い立場を取っているカナダも、必ずしもアメリカ・ベッタリの関係にはなっていないと聞きます。 そう考えると、やはり日本はアメリカ盲従と批判されても仕方ないかも知れませんね。