私の長々とした回答を読んでくださってありがとうございます。私は思っていることを全部言わないと気が済まない性格なので、ついつい長文になってしまい大変失礼しました。
私もうつ状態がひどいときは「会社には行きたくない、けれども会社を辞めたらどうなってしまうんだろう」と思い悩みました。会社を辞めた後もしばらくは虚しさと共に「ただでさえ中高年のリストラが増えているこの時代に、この歳で再就職は難しいのではないだろうか」「もし再就職先が見つかって働き始めてもまたうつ状態に戻るのではないか」と将来のことで悩み苦しみました。
しかし、家にいる状態に慣れてくると好きで始めた英会話を3ヵ月半ぶりに再開したり、今まで時間がなくてあまりできなかったパソコンをいじってインターネットの情報を集めたり、洗濯をしたり、料理の手伝いや後片付けをしたりと、やることが多いのに気が付き、カウンセラーにも「今は仕事や会社のことは考えないで好きなことだけやっていた方があなたのためです。」とアドバイスされたことでだんだんと仕事に対する執着心が薄れていって、今では「どうせ一度の永い人生だ。1年ぐらい遊んだっていいじゃないか。皆が仕事をしている間に英語のスキルアップができるじゃないか。」という考えに変わってきています。
先週の水曜日に父方の伯母が92歳で大往生したのですが、私は香典だけを父に渡し、通夜にも告別式にも列席しませんでした。というよりできませんでした。まだ大勢の親戚や知人の集まる所へは行けないのです。行くことを考えただけで恐怖感を感じるのです。ですから大勢のバイク仲間とも1年近く会っていません。父から訃報を聞いたときも一度は行くと言ったのですが、電話をしながらも恐怖感が襲って来るのがわかりました。結局、私の口からは「行けない」ということが言えず、家内に父へ連絡してもらいました。
昨日(2月19日)心療内科に行って来ました。葬式に出れなかったことを言い、最近夜型になって徹夜でパソコンをいじることが多くなってきたことを伝えると、先生は「やはりね~」と言って「昼夜が逆転したことで何か支障はありますか?」と言うので「特にないです。」と答えると寝る前に飲む薬を処方から外してくれました。
その心療内科に置いてあった「こころの疲れを癒す-うつ病をなおすために-」という無料のパンフレットをもらってきたので、中身を抜粋してみます。また長くなりますが、お許し下さい。
[うつ病の実態]…ヨーロッパでの大規模なうつ病の調査結果によると、一般市民のうち17%がうつ病・うつ状態とみなされました。日本でも同様の傾向があると考えられます。
ベルギー、フランス、ドイツ、オランダ、スペイン、イギリスでの調査。調査対象:78,463名
[うつ病になりやすいタイプ] 仕事熱心、きまじめ、几帳面、責任感が強い、凝り性、頑固で融通がきかない
[うつ病でみられやすい症状] 気分の低下(もの悲しい、落ち着かない、不安感やイライラが出る、絶望的になる、ゆううつ、気分が沈む、劣等感に悩む、悲観的になる、自殺したくなる);意欲の低下(何事にも意欲がわかない、考えがまとまらない、決断力に乏しくなる、うちに閉じこもる);生命力に低下(睡眠障害、食欲不振、疲れやすい、体重減少)
[うつ病の治療] うつ病は適切な治療を続ければ克服できる病気です。しかし、治ったと思って自己判断で治療をやめると、再燃、再発するおそれがあります。医師の指示に従い、根気よく治療を続けましょう。治療は「薬物療法」と「精神療法」が中心となります。また、十分な「休養」も大切です。
薬物療法:SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という新しいタイプの薬が登場しました。従来の抗うつ薬に比べ、効果は同等で不快な副作用が少ないのが特徴です。また、依存性はありません。
服用上の留意点:
・状態によって異なりますが、症状が良くなってからも少なくとも3ヶ月間は服用し続けることが大切です。
・気になることは、主治医に相談しましょう。
・勝手に服用をやめたり、まとめて飲んだりしてはいけません。
[うつ病患者の家族の心構え]
・自殺をしないかよく注意していること。
・気晴らしに誘ったり、励ましたりしない。
・怠けているのではなく、心の病気であることを認識する。
・必ず治るので、焦らないこと。
・服用したかどうかチェックする。
・負担を取り除きできるだけ協力する。
・必要なときは、ためらわず入院させる。
他にも予防や自己チェックという項目もありましたが、割愛させていただきました。参考になればと思います。
私はうつ病になる以前にうつ病患者の女性と付き合っていたことがあるので、上述した内容のことについてだいたいは予備知識として持っていました。ですからまさか自分がうつ病になるとは夢にも思いませんでした。
私の性格は、うつ病になりやすいタイプのほとんどに当てはまっており、仕事が技術職(機械関係の設計)で派遣社員(人によっては気楽であるが、私は対人関係に人一倍気を遣う)であるという二重のストレスがかかる職場にいたので、うつ病になっては治り、また再発するということを繰り返して8年もの間、自分に向いていない業務形態の会社に我慢しながら在籍していたことから、うつ状態が悪化したのです。
あなたはまだ19歳です。私より25年~30年は永く残りの人生があるのです。今のうちにきちんと医師と協力して治していきましょう。少し時間はかかると思いますが、必ず治ると信じて無理をしない毎日を過ごして下さい。
あなたが御家族への感謝の気持ちを持たれていることは、あなたの心にまだ余裕がある証拠です。だからアルバイトのことで悩むのです。御家族のことを詳しく知らないで勝手なことを言うようですが、お父様がどうしても理解してくれないなら、あなたの方もお父様に対して気を遣うことはないですよ。むしろ無視して自分のことだけを一番に考えて治療に専念する方が気持ちが少しでも楽になると思います。
あなたが猫を可愛がっているように自分も可愛がってあげましょう。自分を大切に、自分にやさしく、疲れた心をしばらく休ませてあげましょう。良くなってくれば自然とアルバイトをしたいという意欲が湧いてくるはずですから、それまであまり考えないようにして下さい。
あなたの置かれた状況に対して真に的を得たアドバイスができないことを申し訳なく思っています。
お礼
くだらないなんてそんなそんな!私の悩みを真剣に聞いてくれて有り難うを 言いたいぐらいです。今のバイト、ファミレス風の居酒屋の仕込みやってて 人間関係とかメッチャ辛いです。仕事もしんどいし・・。 でも自分に負けたくないから続けるつもりです。