- ベストアンサー
慰安婦問題、ふたたび
日本の同盟国、アメリカに次いで、カナダ、オランダ、EUと従軍慰安婦をめぐって対日非難決議が採択されたようです。 これは、拘束力はなくても、先進国総ての民意と解釈する事が出来ますが、 これに対して日本政府は、どのように対応すれば一番国益にかなうでしょうか? 1)各国が求めている公式謝罪をする 2)あらゆる手段を使って慰安不問題は捏造であると主張し理解を求める 3)拘束力がないので無視する この他にも日本の国益にかなうものがありますか? 尚、慰安婦問題があった、なかったはここでは質問しておりません。
- みんなの回答 (28)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No.6の方も書いておられるように、オランダ相手に無視をすれば、相当まずいことになると思いますね。 福田首相になってから、慰安婦問題で大きなコメントはしていないはずですから、河野談話の継承をはっきり明言するのが良いでしょう。 尚、河野談話についてはその内容から離れて、右と左の論争が華やかですが、どちらにも巻き込まれないように注意してください。 政治的発言というものは「意図的に、いくつかの解釈が出来るように作られている」ことや「わざと、ぼかした言い方」をすることが多く、「河野談話」もその範疇に入るでしょう。 左の人は「河野談話」を、日本軍の強制徴用を認めたものと断定して引用し、右の人はその後の河野氏の国会答弁の「強制徴用を認めたものではない」との言を根拠に、河野談話そのものを否定しようとしています。 河野談話とその後の国会答弁でも明らかな、「戦地での慰安婦維持に日本軍の関与が認められる」との本来の趣旨を無視して、右の人も左の人も論争しており、問題解決に有効な論となっていません。
その他の回答 (27)
- gaisei
- ベストアンサー率7% (8/102)
こんにちは。 >1)各国が求めている公式謝罪をする 第一次大戦後に日本は、国際連盟の常任理事国になり、9ヶ国条約が結ばれ中国に対して主権尊重と機会尊重を定めたもで、これによって列強各国が中国の干渉を控え始めたのに、日本だけは軍部の圧力によって、中国に次第に深みにはまったことがありました。そして、国際連盟を脱退にしました。これも世界の情勢を読めなかった理由です。 もし、2)3)だったらアジアからこれからも無視され、その上に世界からも相談されない国になるかも知れません。そして、以前にも話題になった国連の常任理事国を目指すのなら各国の協調が優先されるべきではないでしょうか。
お礼
こんにちは おっしゃること、大変良く分ります。 どうして、日本の政治家は世界の空気や流れを読めないのでしょう? 来年の2月、NYフィルが平壌で公演をし、その後北朝鮮の若者達に教授するそうです。 このNYフィルを使っての外交は過去、歴史の節目に、ソ連、中国など、国交を回復するために使われて来たそうです。 このように、確実に動いている世界情勢を知ってか、知らずか、日本政府は未だに「日本は孤立していない、孤立しているのは北朝鮮だ]と言っているようですが、、、 さしずめ、今の若者であればKYができないというのでしょうか? 御回答ありがとうございました。
#10 >ドイツのブラント首相も就任演説でナチス時代の歴史を断罪し、現在の国民はその責任を引き受けるべきと述べられました。 「謝罪する」「責任を取る」ということは即ち罪を認め賠償するということです。 補償問題については、「戦争というのは国家間の問題であり、賠償金は敗戦国が戦勝国に国家単位で支払う」という国際法上の考え方に基づき、国家間の講和(平和)条約や賠償協定によって決着済となっています。 中国に関しては、多くの戦勝国と同様日本への賠償請求を放棄したのは事実ですが、日中国交回復以降、日本は莫大な「経済援助」という名の戦後補償をつづけていますし、また、中国に残してきた個人資産を含む巨額の日本側資産がすべて没収されたという事実も忘れてはなりません。(中国政府は国民にこの情報を伏せているようです。) 韓国に関しては、当時朝鮮半島は日本国であり、朝鮮半島に住んでいた人は日本国民となっていましたが、これも日韓基本条約により既に決着済となっています。 日本は朝鮮半島併合後に多額のインフラ整備を行いましたが、個人資産を含むこれらの資産も中国同様全て無償譲与されましたし、 個人補償に関しては、日本は条約締結交渉の過程で、韓国人への個人補償を日本政府が行うことを提案していましたが、韓国側がこれを拒否し、一括で経済協力金を受け取り、韓国政府が個人補償を行うという形で合意がなされました。 しかしながら実際には、個人補償は非常に小さい規模でしか行われず、経済協力金の大半は道路等のインフラ整備に使ってしまいました。(最近まで韓国政府はこの事実を国民に公表していませんでした) ドイツと比較されていますが、ドイツは、戦争責任をすべてナチスの犯罪行為とし、ナチス被害者への個人補償という形で戦後補償を行っています。 つまり、ドイツ国家自らの責任については一切認めていないのです。 よって、どの国とも講和条約を結んでいませんし、国家賠償も一切行っていません。
お礼
大変詳しいご説明ありがとうございます。 ここでは、中国は関係ないと思いますし、朝鮮半島問題に付いてもあまり立ち入った問題には触れないつもりで居りましたが、二つだけ 日韓間の保障問題に付きましては、国家間で解決済みというのが事実ではあるようですが、ご回答者のいわれるように、条約締結交渉の過程で日本政府が韓国人への個人補償を行う提案をしたのなら、なぜそれをあくまで遂行しなかったのか?何故相手政府の言いなりになって曖昧な政治決着を図ったのかが問われるのではないでしょうか? トップで金の受け渡しをしたから後は知らんというのは国際問題では通用しないから今諸外国から抗議の決議文が出されているのではありませんか? ドイツの問題に付いても、少し私とは見解の相違があるように思えます。 <ドイツはナチスの犯罪行為とし、>とありますが、ナチスはドイツという国の政党であり、ドイツ国民の大半がこれを後押ししたという歴史があります。あたかもドイツとナチスが別物のような言い方ですが、、、 以前読んだニュースだったか本だったか忘れましたが、 旅行客で混雑するアウシュビッツ記念館で、突然ドイツ人女性がパニックに襲われ、「ひどい!こんなことがあったなんて、でも皆さん分ってください、私はこれには関わっていないんです]と叫んだそうです。 しかし、観光客の一人から冷ややかに「いいえ、この出来事に関係ないとあなたがいうことは出来ません]と拒絶されたそうです。 ドイツと日本とでは行為の質が違うという人がいますが、第三者から見れば違いはないということに私たちは気付くべきではないでしょうか? いずれにしろ、今日本は当事国以外からも非難されているわけで、私としてはこれ以上、この問題が大きく波及して行かないようにするための選択肢を皆さんがどう考えているのか知りたくての質問でした。 これ以上の議論はこの場では不毛と思いますのでご質問者の考えは謝罪の必要なしということと受け取らせていただきます。 重ねてのご意見ありがとうございました。
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
3)が一番です。 たとえばEUに関しての昨日の朝日新聞の記事によると、 > 議会の定数は785だが、決議案への投票数は57で、賛成54、棄権3だった。決議に拘束力はない。 とのことです。あまりに出席者が少ないと思いませんか? つまり「どうでも良いこと」であり、一部の議員が趣味か信条かロビー活動の成果かで行った「議決」です。 それでも結局、7%程度の出席率(おそらく推進派とそのシンパ)での議決ですが、それですら全会一致ではなく棄権3を出している訳です。この棄権3がEUの良心なのかどうなのかは知りませんが。 前向きな改善要求であれば、つまり現在従軍慰安婦制度があってそれを廃止すべきだ、という意見であればまだ考えようもありますが、50年も前のことを改善することもできませんから、こういった後ろ向きの要求は、結局は「金(または政治的譲歩)」にしか行き着きません。 ゆすり・たかりの類です。放っておくのが一番よろしい。
お礼
こんにちは 本当にどうでも良いこととお考えでしょうか? 確かに決議の票数は御回答の通りだったようですが、これは数だけの問題ではないようですが。 甘く見てはいけない問題と私は見ていましたので、質問させていただきました。 ご回答ありがとうございました。
- rin00003
- ベストアンサー率13% (55/394)
今後の状況に応じて、かわってくるかもわかりませんが、(3)で良いのではないでしょうか。 (2)は事実確認をして、そのような事実がないとすれば、それは間違えている。と主張するということですね? 状況に応じて当然それも考えられることですが、現時点では(3)でしょうか。 (1)は相手国が要求すれば、なんでも良いから頭を下げて、事実確認もせずに公式謝罪する。という意味であれば私は反対ですが、事実確認をして間違いなく軍の強制があったとすれば、国の立場としては公式謝罪をしなくてはいけないかもしれません。
お礼
こんにちは 不思議なことの一つは、他の御回答者も言っておられますが、何故60年も経った今、遠い無関係の国までが日本を非難し出したのかということなんですが、日本政府には賢明な対応をしてもらいたいと思っています。 今までと同じように欧米の国々を無視で操る訳には行かないような気がしますが。 ありがとうございました。
- tyr134
- ベストアンサー率51% (851/1656)
相手国によって多少の対応は変えた方が良いですが、個人的意見では(3)で良いと思います。 フィリピンだったかマレーシアだったか忘れましたが、昔、日本の首相(村山さんだったかな?)が行った時に、「日本側は昔の謝罪ばかりする。謝罪は一度で良い。私たちは未来について話し合いたいのだ。」と批難していましたね。 今回も似たようなモノだと思います。 米国の時のように過剰に反応して、(2)の行動を取ると、逆に反発されかねず、思わぬ所に飛び火しかねません。 といって、逆に(1)を取れば、この問題を最大限利用してやろうという人をつけあがらせるだけですね。 よって、(3)の無視で良いと思います。 ただし、代わりとして世界の人権問題に最大限貢献できる政策を打ち出していくべきです。 「慰安婦問題」は、世界では「日本による重大な人権侵害の例」という位置付けです。 「慰安婦問題」が可決された背景には、「日本は人権問題に疎い国」という国際的な評価・レッテルがあります。 例えば、難民受け入れには消極的ですし、在日外国人に対しても言語,宗教,生活習慣等の違いから,外国人に対する就労差別やアパートやマンションへの入居拒否、店への入店拒否、公衆浴場での入浴拒否など様々な人権問題が起きています。 外国人に対して冷たい国・人権問題に無関心な国・閉鎖的な国etc... といったイメージから、日本と大して利害関係のない人が「慰安婦問題」を聞けば批難するのは当たり前と言えます。 この根本にあるイメージを変える事をしなければ、今後も繰り返されるでしょうね。 在日難民支援グループのブログより http://nicenanminwest.seesaa.net/category/1337267-1.html ひろげよう人権より http://www.jinken-net.com/old/tisiki/kiso/gai/ti_0009.html 国際団体の声を伝える毎日新聞のキャッシュ http://72.14.235.104/search?q=cache:BygiHqvgaDcJ:mainichi.jp/select/world/news/20071116k0000m030056000c.html+%E9%9B%A3%E6%B0%91%E5%8F%97%E3%81%91%E5%85%A5%E3%82%8C%E5%95%8F%E9%A1%8C&hl=ja&ct=clnk&cd=3&gl=jp
お礼
こんにちは 国益として考えると非常に難しい問題だと思います。 政治と経済は切れない関係にあることを考えると、非難決議を出している国々を、今までと同じ、<無視>であしらえるのかどうか、ですね。 ご回答ありがとうございました。
- maxmixmax
- ベストアンサー率10% (91/908)
まぁ、まず本当に日本軍から慰安を強要された「被害者」がいたかどうかっていう話でしょ。 いないのに謝る必要ないし。 名誉や誇りも立派な国益だと思います。 日本人はとりあえず謝っておけばどうにかなると思いがちですが、 海外でそれは通用しません。 とりあえず謝った結果が今現在です。
1)ですね。 強制に軍が関与していたか、いや日本軍の管理する業者が勝手にやっただの内輪の責任転嫁の応酬を海外に発信しても、それは被害者には関係のないことで日本人のイメージを悪くするだけです。 ここまで大問題になってしまうとそんな小手先の言葉遊び、責任回避になっていない責任回避発言でごまかせるとはとても思えません。 この問題で延々何十年も海外と揉め、国民の時間と金を使わせることのほうがよほど国益に反しています。 「すでに滅んだ帝国のすでに滅んだ軍隊の名誉」を「今のそして未来の日本人の利益と信頼」と引き換えにしていいわけがない。
お礼
こんにちは そうなんですね、私も今は「あった、なかった]と言っている段階は過ぎたのではないかと思うんですが。 ついこの前、アメリカ議会でされた決議が欧州まで飛び火しています。 世界は動いているんですよね。 冷静に考えてみればいろいろな問題で日本だけが立ち往生しているような気がしてなりません。 ご回答ありがとうございました。
- maxmixmax
- ベストアンサー率10% (91/908)
>しかし、「歓迎しなかった」人のほうが多かった、というのが事実じゃないでしょうか。 生憎そのような事実は存じません。 歓迎した人の方が多いという事実も知りませんが。 日本もアメリカに占領されましたが、 すぐにアメリカ人の占領政策を歓迎し始めた人の方が多くなったとおもいますし。 それと同じ事もありうるのでは? >日本がアメリカに占領されて、それで世界強国の一員になった、と諸手を挙げて歓迎しますか? 事実だから認めざるを得ないでしょう。 それとも日本からの莫大な賠償金で成し得た韓国の「自力」での復興のように 日本の復興もまた日本人だけの力で成し遂げたとお思いですか? >こういった行為は明らかに犯罪であり、日本は過去こういった犯罪を行ったのだと正しく認識し、子どもたちに教えていくべきだと思います。 当時の常識において犯罪だったかどうかは知りませんが、 現在の価値観で考えれば過ちではあると思いますし、 事実ならば教えていく必要があると思います。 しかし日本だけがしていた過ちではありませんし、 事実かどうかも疑わしい部分がありすぎます。
この種の問題は、我々の祖先の名誉に関わることですから、事実関係もはっきりしていないのに認めてしまうことはできません。 日本人の感覚では、罪を認めるということは、切腹することを意味します。 先祖の起こしたことは、他人事ではないのです。あなたも日本民族なら、あなた自身の名誉にも関わることなのですよ。 「あったなかった」を議論する前に、そもそもなぜ戦後60年以上もたってこのような決議がなされてしまうのかを考えなければなりません。
お礼
こんにちは 私は「あったなかった]はここでは質問しておりません。 ご指摘のように先祖の起こしたことは他人事ではありません。 ドイツのブラント首相も就任演説でナチス時代の歴史を断罪し、現在の国民はその責任を引き受けるべきと述べられました。 生意気を申しましたが、これからの国際社会で日本がどのような位置に於かれるか気がかりになりましたので、このような質問となりました。 ご回答ありがとうございました。
- ee950657
- ベストアンサー率38% (8/21)
#8 >相手方とは誰でしょうか。 >日本軍が歓迎された事実がある事もご存知でしょうか。 勿論、歓迎した人もいたでしょう…しかし、「歓迎しなかった」人のほうが多かった、というのが事実じゃないでしょうか。 あなたが今、日本がアメリカに占領されて、それで世界強国の一員になった、と諸手を挙げて歓迎しますか? >日本軍が歓迎された事実がある そのことを話の種にして過去の戦争を賛美する右派の人の気持ちが知れません。 実際、旧日本軍が韓国・朝鮮の方を強引に日本に連れてきて強制的に炭鉱で働かせたという事実は否定できないでしょう? こういった行為は明らかに犯罪であり、日本は過去こういった犯罪を行ったのだと正しく認識し、子どもたちに教えていくべきだと思います。 だからといって、政府がなんでもかんでも謝罪すればいいというわけではないと思いますが…
お礼
こんにちは 今となっては、どの方法をとっても、そう簡単ではなさそうですね。 目先に捕われた政治決着を図ると、後々の禍根を残すという教訓でしょうか? ドイツはユダヤ人に対する賠償をすっかり終えたとのことですが、どうしてこのような違いができたのでしょうね。 回答、忠告ありがとうございました。