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結局は自己保身的な犯罪予防ポスター
今日のネットのニュースを見ていて思いました。 JRが年末の酔っ払い客の暴力防止のためのポスターを 作成したニュースです。コピーは、 「酔って暴れない。大切なものがあるから。」だそうです。 そのニュースによれば、「手帳に入った家族の写真や社員証などを 掲載し、社会的な立場や責任を促している」ということ なのだそうですが、暴力行為をしてはいけないのは 倫理的には、相手を傷つけてはいけないからだ、という ことに尽きると個人的には思うのですが、このコピーを見ると、 加害者自身の家族や名誉や社会的地位が害されるから、という ことになります。 百歩譲って、このポスターは、JRが自社の職員を守るため、 だから、暴力行為を行おうとしている人自身の社会的地位の自覚を 促すとしてもしょうがない、と考えたとします。 しかし、私がよく利用するJRの駅には、痴漢防止ポスターに 同じようなコピーが書かれています。痴漢を行ったら あなたの社会的地位や家族がめちゃくちゃになる、的な 言葉です。これだって、痴漢行為の相手方の被害を考えたら そんなことをしたらいけない、ということに尽きると思って いたのですが、なんだか、これも、被害者の人権とかそういう ことよりも、加害者になってしまいそうな人の自分の立場を 大事に、ということをうったえているようで、釈然としません。 なぜ、このようなコピーになってしまうのでしょうか? 結局、相手の傷つく気持ちや体を考えろ、という言葉より、 自分の立場を考えろ、というような言葉のほうが響くし、 効果的だ、ということなのでしょうか? このようなコピーの当否、についてのご意見ではなく、 このようなコピーになってしまうことについて、 何か理由が思い当たる方、ご意見をいただければ幸いです。
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お礼
回答者様がおっしゃるくらいの 理性を持った人間が多ければいいですよね、 このようなコピーも効き目があるということに なりますので。 ありがとうございました。参考になりました。