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寒冷地でのガスボンベ
イワタニのCB-8という カセットボンベ仕様のストーブを使っています。 この時期はまだ良いのですが厳寒期に入ると 途端に火力がダウンしたり、残量を使いきれなかったり・・・ そこで、ネットを調べてみると 「センショー」という会社から 「マイナス10度寒冷地仕様」というカセットボンベを見つけました。 そこには、以下の文句が書かれています。 「寒さに強いイソブタンを95パーセントの高純度で充填された カセットボンベです。最後まで火力を維持し 火力低下による無駄なガスの消費を軽減します」 これは効果あるとみて良いのでしょうか? 御使用になられた方やメカニズムに詳しい方から アドバイスを頂ければと思います。 よろしくお願いします。
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効果はあると思います。ただ安全性はどうだろう・・と一抹の疑問は抱きますが。 簡単に解説すると、ガスバーナーはガスを気化して着火する仕組みになっています。これはガスに限らずガソリンや灯油を使うものでも同じです。 そのガスの気化温度は、ノーマルのボンベに使われているブタンガスは0℃、イソブタンは-10℃、プロパンは-40℃となっています。 なのでイソブタン95%以上、というボンベなら、確かに-10℃くらいまでは安定して使えることになります。実際はガスが気化するときに気化熱を奪っていくので、ボンベの温度は周囲の気温より低くなるので、-10℃の気温で使うとおそらくうまくいかないでしょうけど。 なので理屈では寒冷地でもちゃんと使えそう、となるのですが、バーナーにメーカー純正以外のボンベを使うことはリスクを伴います。 ボンベは-10℃が気化温度(つまり沸点ということですが)のガスを液体状態で保持していますが、それはボンベに凄まじい内圧がかかっているから可能なのです。 ボンベ単体ではそれでちゃんと爆発もせずに保管できることは検証できていても、それがバーナー等の燃焼器具と接続されたときにどうなるかは、少なくともバーナー側のメーカーとしては保証外ということになります。 まあ、ボンベメーカー側で主なバーナーメーカーとの接続検証はしているでしょうから、それほど神経質にはならなくても良いのかもしれませんが、私ならこのボンベは使わず、寒冷地用のボンベが使用できるバーナーを揃えます。数千円のことですから・・・ プリムスのボンベの仕様は参考URLをご覧ください。 ノーマルと寒冷地用(Tタイプ)と寒冷地専用(Uタイプ)の3種類のボンベがあるのですが、Tタイプはノーマル(記載はありませんがブタンガスだと思います)にプロパンを混合したもの、寒冷地専用のUタイプはイソブタン70%、プロパン30%というガスを使用しています。 このUタイプは「0℃以上の環境下では使用するな」という但し書きがついているほどのモノなので、やはり気化温度が低いガスは低温下での燃焼は良好ですが、使用にあたっては注意が必要、ということでしょう。 というわけで、ノーマルガスなら社外品もあまり気にせず使えても、この手の寒冷地仕様となると、ましてカセットコンロ程度の代物に使用するのはちょっと躊躇します。 使用にあたっては、自己責任でということになるでしょうね。 参考になれば幸いです。
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- zorro
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寒冷地仕様にものは、気化温度が低いガスを使用しています。 http://www.bnet.gr.jp/kitchen/search/xx_shousai.php?type=other/konro&no=50b63f51fe0c212159ff2bcc6aea0007
お礼
参考になりました。 ありがとうございます。
お礼
非常に明快な解答でした。 よく理解できました。 ネットを調べてみると 寒冷地用で「イソブタン95%配合」という カセットボンベが売られていました。 またそのボンベは、私が使っているストーブ(CB-8)とセット売りもされていたので 互換性の問題はクリアされたかな?と思い 自己責任の下に購入しました。 しかし、プリムスの説明を鑑みて 寒冷地用ボンベは冬にしか使わないことにします。 ありがとうございました。