アメリカのストリートファッションと日本のそれでは同じ土俵では比べられな
アメリカのストリートファッションと日本のそれでは同じ土俵では比べられない?
具体例 1
最近、私はバスのハーフサドルペニーローファー(ウィージャンズ)を
IVYスタイルで履いておりますが、
バスのウィージャンズはアメリカ人からしたら、
日本でいうハルタみたいなもんでしょうから、
憧れのおしゃれ靴でもなんでもないでしょう。
しかし、ローファーについて言えば、
オールデン(高価すぎる・・)のなんかが日本では圧倒的におしゃれな靴として人気とはいえ、
未だに全国展開しているようなセレクトショップ(例えば、SHIPS)にも
バスのローファーは置いてますよね。
つまり、一応、日本で過去に流行った程ではないが、
おしゃれな靴として認識されていると言うことではないでしょうか?
要するにアメリカでは「ハルタ」、日本では「おしゃれな靴」。
具体例 2
近頃、オルテガのチマヨベストが数年前からセレクトショップに置いていたり、
着用しているおしゃれなショップ店員さんがいたり、
雑誌で見かけたりしておりますが、
本国アメリカでは土産物的な扱いだったりします。
そもそも作っている人がストリートファッション、おしゃれとは無縁な感じであります。
つまり、アメリカでは「土産もん、民芸品?」日本では「おしゃれなベスト」
具体例 3
ラッセルモカシンは日本人心をくすぐる「職人」「手作り」「匠の技」であって、
日本のストリートファッションに定着したおしゃれなブーツですが、
本国アメリカでは「今から山にこもってきます」と言わんばかりの靴であります。
つまり、アメリカでは「野外で履く実用的なブーツ」
日本では「おしゃれなワークブーツ」。
3点程例を挙げさせて頂きましたが、
どうも日本のストリートファッション・・、
例えばアメカジとアメリカのアメカジでは全く別もんであって、
同じ土俵では比べられないのではないでしょうか?
あえて、言ううなら日本のアメカジは「アメカジ経由のジャパカジ」
日本のアメトラは「アメトラ経由のジャパトラ」ではないでしょうか?