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この雑音は何ですか?
たった今、ツィメルマンのショパン、バラード4番や1番を聞いてて気づいたのですが、所々スゥ~ス~といった音(雑音)?が聞こえるのですが、この音の正体は何でしょうか?服が擦れる音なのか、ペダルの音なのか、鼻息の音とか?めちゃくちゃ気になって、集中して聞けません!!
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ツィメルマンの演奏で確認したわけではないですが、息の音ですね。呼吸の音といってもいいかも。 管楽器ならばブレス(息継ぎ)の音がよく聞こえますが、実際には弦楽器や鍵盤楽器でもブレスをしながら演奏します。曲想に合わせて息を出したり吸ったりするわけです。録音によってはその音がよく聞こえたりする場合があるのです。 でも、まだ「スースー」ぐらいならかわいいものです。 グレン・グールドなんかは、息というより、鼻歌?うなり声?みたいなものが聞こえてきますよ。コバケンさんは指揮者ですが、「ニーニー」言っています。 そいったものも含めて、その音楽家の個性と言えるでしょうね。
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- piano_akik
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あっ、わかりますそれ! ツィメルマンのラフマニノフの協奏曲2番を聞いていたときも、 うなるような歌声が小さーくピアノの音に混じってます。 それから、同じラフマニノフの冒頭では、鐘の音を渾身の力で弾くのに、 テニスのスマッシュを打つ瞬間のような声も混じっています。 ご質問の中のショパンでも、鼻歌というのか、ツィメルマンの体の中ではものすごい熱い歌声が ごうごうと鳴っているんだと思います。それが少しだけ息になって外にも 漏れてる感じです。 端正で美しいピアノを弾くピアニストでも、リサイタルの最前列くらいで きいていると、こういう音が聴こえることがあって、内面で感じてる音楽のパワーはものすごい力なんだなぁ、と感じ入ります。 ピアニストは顔のパーツどこか一カ所に力を集中させてる人が多いんじゃないかな?と感じるのですが、どうでしょうか。 ツィメルマンは鼻、のどあたり、アルゲリッチはアヒルみたいに口に出たり、ランランは目に力が入ったり… その人の癖みたいなものなんでしょうね。
お礼
>テニスのスマッシュを打つ瞬間のような声も混じっています。 (笑)すごいですね!協奏曲となると、相当体力が要るのでしょうね。 全身を使って音楽を奏でるわけだから、少々の雑音は仕方ないのかもしれませんね。そういう意味では、この雑音も音楽の一部なのかも(笑) 回答ありがとうございました。
- ZUMIN
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スースーと聞こえるのは明らかに息遣い、より正確には「鼻息」の音ですね。なるほど結構きこえるのですね。今までまったく気にならなかったのですが・・・。 よく耳を澄ませてみると、彼が鼻歌のように歌っているのも聞こえてきますね。もちろんグレン・グールドのような派手なやつではありませんが。
お礼
やはり鼻息だったのですね・・・ショパン以外にも、ドビュッシーのプレリュードを聞いていた時も、同じようにスースー聞こえました。 このスースーという音以外に『変な音』が聞こえたので、自分の耳がおかしいのかな?と思っていたのですが、その音の正体は『鼻歌』だったのですね。。鼻歌といえばグールドだけだと思っていたので、驚きました。もちろん意図的ではなく、つい歌ってしまうのでしょうね。 回答ありがとうございました
お礼
>実際には弦楽器や鍵盤楽器でもブレスをしながら演奏します。曲想に合わせて息を出したり吸ったりするわけです。 そうなんですか。コンサートに足を運んだ時は、そのブレスを意識して聞いてみようと思います。 >そいったものも含めて、その音楽家の個性と言えるでしょうね。 そうですね。グールドのは・・アレはアレで音楽として成立しているような気がしますし。 回答ありがとうございました。